TOPアメリカン・プロレスGCW →GCW:Nick Gage Invitational 2 9/16/17

GCW:Nick Gage Invitational 2 9/16/17の分析


名勝負 なし
好勝負 NGI1回戦、レーザー・ブレード・ボーズ:ニック・ゲイジvs.シクロペ

NGI決勝、GCW王座戦、シンダー・ブロックス・キャンバス&ライト・チューブス:マット・トレモント(ch)vs.ニック・ゲイジ

@NGI1回戦、GCW王座戦、ノー・ロープス・バーブド・ワイヤー:マット・トレモント(ch)vs.SHLAK
ANGI1回戦、シンダー・ブロックス:ミエド・エスクトリーモvs.Gレイヴァー
BNGI1回戦、ライト・チューブ・バンドルズ:正岡大介vs.マーカス・クレイン

CNGI1回戦、レーザー・ブレード・ボーズ:ニック・ゲイジvs.シクロペ
 シクロペが不意打ちトペコンから
 ハイ・テンションでゲイジに熱量を叩きつけます。
 リングに戻ってコーナーのトラップを狙うも
 ゲイジが防いで仕切りなおしに持っていきます。
 ここでシクロペがシャツを脱いで試合再開。
 お題目のレーザー・ボーズに加えて椅子に蛍光灯。
 そして釣竿。
 ある程度気をつけながらとはいえ
 緩いとはとてもいえない動きでシクロペをコーナー上から引っ張り落とします。
 ゲイジならではの八つ当たり的激情、暴力の渦。
 このゲイジに対しシクロペも気合で耐えて国際交流デス・マッチ狂いの陣。
 一気に盛り上げて熱がさめない内に持って行きました。
 両者思い切りましたね。
 文句なしに好勝負。

Dジョーイ・ジャネラvs.テディ・ハート
ENGI準決勝、GCW王座戦、ガセット・プレーツ:マット・トレモント(ch)vs.ミエド・エクストリーモ
FNGI準決勝、ラダー&ライト・チューブ・バンドルズ:ニック・ゲイジvs.正岡大介
Gブランドン・カークvs.ジミー・ロイド

HNGI決勝、GCW王座戦、シンダー・ブロックス・キャンバス&ライト・チューブス:マット・トレモント(ch)vs.ニック・ゲイジ
 世代間対決再び。
 トレモントが自傷アピールして試合開始です。
 お互いダメージもありますし、
 シンダー・ブロックス・キャンバスで制限もあるので
 蛍光灯1、2本を使ったスポットをコンスタントに繋げる形ですが、
 決して弱くない魅せ方でしっかりストーリーを語っていきます。
 こういうスローな決勝は不完全燃焼になるイメージがありますが、
 この試合はまったくの例外ですね。
 それにしても出所後のゲイジは良い。
 時代に取り残された感のある一抹の寂しさと
 時代を経ても色あせない激情。
 この両面が同居して深みを感じさせます。
 トレモントも前回と同じく相当の覚悟を持ってゲイジと相対している。
 シンダー・ブロックス・キャンバスにふさわしい
 プロレスの技が大技として輝く原初的攻防の最後は
 蛍光灯が大量に挟まったワインラックへのパワー・ボムという
 異常なフィニッシュで幕閉じ。
 前回に見劣りしない最高の決勝でした。
 文句なしに好勝負。

 (執筆日:10/?/17)
DVD Rating:★★★★★

注目試合の詳細

なし

試合結果

@NGI1回戦、GCW王座戦、ノー・ロープス・バーブド・ワイヤー:マット・トレモント(ch)vs.SHLAK
ANGI1回戦、シンダー・ブロックス:ミエド・エスクトリーモvs.Gレイヴァー
BNGI1回戦、ライト・チューブ・バンドルズ:正岡大介vs.マーカス・クレイン
CNGI1回戦、レーザー・ブレード・ボーズ:ニック・ゲイジvs.シクロペ
Dジョーイ・ジャネラvs.テディ・ハート
ENGI準決勝、GCW王座戦、ガセット・プレーツ:マット・トレモント(ch)vs.ミエド・エクストリーモ
FNGI準決勝、ラダー&ライト・チューブ・バンドルズ:ニック・ゲイジvs.正岡大介
Gブランドン・カークvs.ジミー・ロイド(ノー・コンテスト)
HNGI決勝、GCW王座戦、シンダー・ブロックス・キャンバス&ライト・チューブス:マット・トレモント(ch)vs.ニック・ゲイジ