GCW:Nick Gage Invitational Ultraviolent Tournament 9/15/15の分析
名勝負 | NGI1回戦、ペインズ・オブ・グラス&シンダ―・ブロックス):Masada vs.コーポラル・ロビンソン |
好勝負 | なし |
@NGI1回戦:ネイト・ヘイトリッドvs.ルイス・ラモス
ANGI1回戦:ジェフ・キャノンボールvs.カイル・ザ・ビースト
BNGI1回戦:ダニー・ハヴォックvs.マット・トレモント
CNGI1回戦、ペインズ・オブ・グラス&シンダ―・ブロックス):Masada vs.コーポラル・ロビンソン
聞いたことのないインディーながら
ゲイジが主催しているだけあって観客の客質は悪くないですね。
狂気を使わない前座的攻防も許容している。
まずはコープとMASADAが拳を顔に打ち合い。
デス・マッチ・ファイターである前に
男と男、拳で語り合って見せます。
それをコープがロートルではない、
まだいける、と気概を示した上で行うのだからたまらないですね。
続いて最初のグラス・スポットですが、これが半端ない。
MASADAの背中にグラスをのっけると
ブロックを投げ落として割って見せます。
その後もコープが旧友ローリン・ハードの火炎チョップを放ったり、
火炎ガラス葬が決まったりと強烈なスポットの連発。
相互のリスペクトと共に、
泥臭く叙情の乗った戦いを繰り広げました。
このレベルのIWA-MS流デス・マッチが
再び観られるとは思ってなかった。
ぎりぎり名勝負。
(執筆日:12/?/15)
Dジョーイ・ジャネラvs.アルカディアvs.ドリュー・ブラッドvs.ジョー・ゲイシー
ENGI準決勝:ダニー・ハヴォックvs.ジェフ・キャノンボール
FNGI準決勝:Masada vs.ネイト・ヘイトリッド
1回戦の傷口を活かして早々に流血。
サブミッションによって休みつつではありますが、
大男2人がダラダラと血を流し合う光景は凄まじいものがあります。
ハイトリッドも衰えてきていますが、
時折見せる狂気の表情は魅惑的でした。
場外戦も会場の外までもつれこみ迫力がある一方
試合時間の設定等迫力と反する仕掛けもあり、
少し勿体無かった。
まあまあ良い試合。
GNGI決勝:Masada vs.ダニー・ハヴォック
レスリングでノー・ロープ環境を見せ、
場外戦に移る展開は決勝としての丁寧さかと思いましたが、
全然ハイ・スポットが出てこないところを見ると
ダメージ上苦渋の構成だったか。
最後の有刺鉄線上で固めてフォールを狙い、
ブリッジでカウント3に至るというフィニッシュも
決勝云々の前にデス・マッチとして余りに迫力がなさ過ぎます。
微妙な試合でしたが、
1回戦はデス・マッチ史に残る試合だけに許される。
少し悪い試合。
(執筆日:6/?/17)
DVD Rating:★★★☆☆
注目試合の詳細
なし試合結果
@NGI1回戦:ネイト・ヘイトリッドvs.ルイス・ラモスANGI1回戦:ジェフ・キャノンボールvs.カイル・ザ・ビースト
BNGI1回戦:ダニー・ハヴォックvs.マット・トレモント
CNGI1回戦、ペインズ・オブ・グラス&シンダ―・ブロックス):Masada vs.コーポラル・ロビンソン
Dジョーイ・ジャネラvs.アルカディアvs.ドリュー・ブラッドvs.ジョー・ゲイシー
ENGI準決勝:ダニー・ハヴォックvs.ジェフ・キャノンボール
FNGI準決勝:Masada vs.ネイト・ヘイトリッド
GNGI決勝:Masada(優勝!) vs.ダニー・ハヴォック