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Evolve:Evolve 111 8/12/18の分析


名勝負 なし
好勝負 ウォルターvs.アンソニー・ヘンリー

マット・リドルvs.JDドレイク

Evolve王座戦:シェイン・ストリックランド(ch)vs.DJZ

@サイーヴ・アル・サバーvs.ジャカ
Aダービー・アレンvs.ブライアン・アイドル
Bジョシュ・ブリッグスvs.ジョン・デイヴィス

Cウォルターvs.アンソニー・ヘンリー
 アンソニーが軽量級の動きで翻弄し
 ロー・キックで倒そうとする正攻法で挑みます。
 トペも受け止められても
 希望は脚攻め、と初志貫徹したスタイル。
 変則で誤魔化さずひたすらに正攻法で
 自分にできることを行い続けた好感の持てる内容。
 12分なのでウォルターの全開まではいかないものの
 完成された体格差マッチでした。
 ぎりぎり好勝負。
 
Dマット・リドルvs.JDドレイク
 インディーのトップ・スターであるリドル相手に
 JDはチョップ合戦を挑むと、
 ラリアットで先にダウンを取り、
 その後もリドルの抵抗を撥ね退け続けます。
 思わぬこの序盤の掴みは成功していて
 JDを魅力的な敵にスケール・アップしています。
 リドルも打撃と投げを使いますが、ここ一番の技は温存。
 JDが気合受けから盛り上げてきた所に
 リドルが温存していた気合受けをやり返しエスカレート。
 真っ向からのぶつかり合いを解禁し、予想以上の盛り上がりを見せました。
 攻防ではJDの体重が邪魔になるかと思われましたが、
 ツームストンを決めたリドルの怪力は圧巻。
 JDの隠し技スタイルズ・クラッシュも利いていて面白かった。
 ぎりぎり好勝負。

EEvolve王座戦:シェイン・ストリックランド(ch)vs.DJZ
 ストリックランドがいなそうとするもDJZが勢い緩めず
 緊密な一進一退を繰り広げます。
 最近のDJZのパフォーマンスは良いですね。
 場外椅子に座らせたストリックランドへのクロス・ボディで一盛り上がり。
 その後ストリックランドのターンに翻りますが、
 今のストリックランドはキャラを上手く使いこなして魅せてくる。
 DJZが反撃すると終盤は立体的な攻防。
 それでいて表面的な交錯に留まらず
 ピュアな技術のぶつけ合いもあるので見応えがありました。
 ぎりぎり好勝負。

FWWN王座戦:ジョーイ・ジャネラ(ch)vs.ARフォックスvs.ダービー・アレンvs.オースチン・セオリー
 トペ3連発からスタートすると
 場外へのダイビング技も2連発。
 ここで完全に整理されるので、
 数珠のニア・フォール合戦へと自然な流れで移行しましたね。
 最後は女子マネを絡めて盛り上げました。
 ただ10分未満なのでスポットで押し切った感は否めない。
 好勝負に少し届かず。

Gアイ・クイット・ハンディキャップ・マッチ:トレイシー・ウィリアムスvs.クリス・ディキンソン、ストークリー・ハサウェイ
(ウィリアムスのキャリアとハサウェイのキャリアが賭けられている)


 (執筆日:8/?/18)
DVD Rating:★★★☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@サイーヴ・アル・サバーvs.ジャカ
Aダービー・アレンvs.ブライアン・アイドル
Bジョシュ・ブリッグスvs.ジョン・デイヴィス(ダブルDQ)
Cウォルターvs.アンソニー・ヘンリー
Dマット・リドルvs.JDドレイク
EEvolve王座戦:シェイン・ストリックランド(ch)vs.DJZ
FWWN王座戦:ジョーイ・ジャネラ(ch)vs.ARフォックス(新チャンピオン!)
vs.ダービー・アレンvs.オースチン・セオリー
Gアイ・クイット・ハンディキャップ・マッチ:トレイシー・ウィリアムスvs.クリス・ディキンソン、ストークリー・ハサウェイ