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Evolve:Evolve 110 8/11/18の分析


名勝負 なし
好勝負 マット・リドルvs.ダービー・アレン

@Zero One USA Xディビジョン王座戦:ジェイク・パーネル(ch)vs.ゲイリー・ジェイ
Aフリーランス王座戦:アイザイアス・ヴェラケス(ch)vs.マット・ニックス
Bアンソニー・ヘンリーvs.ジョン・デイヴィスvs.ジョシュ・ブリッグス
CDJZ vs.ARフォックス

Dウォルターvs.JDドレイク
 ドレイクが時の人ウォルターを前にして求めたのは基本論。
 レスリングで動きを封じ込めつつ
 体重をのせた攻めで勝利を狙います。
 ウォルターは丁寧に相手のアクションを拾い続け、
 スリーパーから中盤移行、
 鉄柱誤爆からのトペで終盤移行、と構築も万全。
 均衡したビッグ・マンのスーパーファイトになっています。
 かなり良い試合ではありますが、
 ドレイクがスターとは程遠い絵面で
 技もそこまでパワフルではないのが後一歩の要素。
 容姿はどうにもならないとしても
 せめて技にインパクトがあればと思いますね。
 好勝負に少し届かず。

Eジャカvs.トレイシー・ウィリアムス
Fザ・スカルクvs.クリス・ディキンソン、ドミニク・ギャリーニ、ストークリー・ハサウェイ
Gシェイン・ストリックランド、オースチン・セオリーvs.ジョーイ・ジャネラ、サイーヴ・アル・サバー

Hマット・リドルvs.ダービー・アレン
 エースで体重でも負けているリドルに対し、
 アレンはなにか対抗しうる武器を見せないといけないところですが
 実際ここ一番のキレを見せる。
 本人も大一番と見てコンディションをあげてきましたね。
 アレンがエプロンへの背面ダイビング・エルボーを自爆したところから
 リドルが主導権をつかみストレートな攻め。
 特別なことはしていないものの
 シンプルだからこそアレンの受け表現のすばらしさが際立ちますね。
 アレンは反撃として巧みなサブミッションを披露。
 リドルは常にフル・コンディションを保つことで
 高い壁として立ちふさがり続けます。
 一方では粘るアレンに対しイラつくストーリー・ライン。
 この表現がまた良くて、
 ロープ近くなのに感情的にスリーパーにいってブレイクとか良いですね。
 柵越えトペ・アトミコでクライマックスのもう一伸びもあり、
 見事にアレンのキャリアメイクの試合となりました。
 文句なしに好勝負。

 (執筆日:8/?/18)
DVD Rating:★★★☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@Zero One USA Xディビジョン王座戦:ジェイク・パーネル(ch)vs.ゲイリー・ジェイ
Aフリーランス王座戦:アイザイアス・ヴェラケス(ch)vs.マット・ニックス
Bアンソニー・ヘンリーvs.ジョン・デイヴィスvs.ジョシュ・ブリッグス
CDJZ vs.ARフォックス
Dウォルターvs.JDドレイク
Eジャカvs.トレイシー・ウィリアムス
Fザ・スカルクvs.クリス・ディキンソン、ドミニク・ギャリーニ、ストークリー・ハサウェイ
Gシェイン・ストリックランド、オースチン・セオリーvs.ジョーイ・ジャネラ、サイーヴ・アル・サバー
Hマット・リドルvs.ダービー・アレン