TOPアメリカン・プロレスEvolve →Evolve:Evolve 24 9/22/13

Evolve:Evolve 24 9/22/13の分析


名勝負 なし
好勝負 スタイル・バトル決勝:ビフ・ビューシックvs.ドリュー・グラック

@リンセ・ドラドvs.マーク・アンジェロセッティvs.グリーン・アントvs.サイコ・マイク・ロリンズ
Aマット・ジャクソンvs.シェイン・ストリックランド
Bイヴリス・ベレスvs.スー・ヤン
Cアンソニー・ニースvs.ジョシュ・アレキサンダー
Dオープン・チャレンジ:トレント・バレッタvs.マクスウェル・シカゴ
Eトレント・バレッタvs.カレブ・コンレー

Fチャック・テイラー、オレンジ・キャシディーvs.ドス・ベン・デホズvs.ジグソウ、ザ・シャードvs.ブラヴァド・ブラザーズ
 ブラヴァドズが昨夜の試合と合わせて2勝した成果をアピールし、ヤング・バックスの王座に挑戦させろ、と言う。ヤング・バックスと口論に。

Gスタイル・バトル決勝:ビフ・ビューシックvs.ドリュー・グラック
 ヘッド・ロックの締め上げ具合、
 グラップリングの際の回転、
 基本の基本の行動を美しく激しく。
 この2人らしい硬派一直線の幕開けです。
 目の前のレスリングに集中し、
 譲歩して売れ線のテンポ付なんかしません。
 そしてそれを許容するのはEvolveという舞台故か。
 とはいってもずっとレスリングを続ける訳でもなく
 ロープ・ワークを織り込んできますが、
 飛び越えた相手を丸めこんだりと動きも独特。
 ビフがラリアットを叩き込んで主導権をつかみます。
 激しいチョップをゆったりとした間で打ち込み、
 対するグラックはダウン表現で魅せてくる。
 感情の見せ方が上手いですね。
 グラックの反撃はステレオタイプな型ではなく
 その場での反撃、ダイブであり広げるのではなく焦点を絞って絞っていく。
 シンプリシティに落とし込んで最後は
 入り方によって一撃必殺になるサブミッションの色合いを見事に演出したドラゴン・スリーパーで決着。
 期待通りの内容でした。
 ぎりぎり好勝負。

 試合後グラックがデイビスとの再戦を要求。

Hオープン・ザ・フリーダム・ゲート王座戦:ジョニー・ガルガーノ(ch)vs.リッチ・スワン

IEvolve王座戦、エヴォリューションズ・エンド:ARフォックス(ch)vs.リコシェ
 仰々しい形式名になっていますが
 フォールズ・カウント・エニウェアなだけです。
 ハイ・フライヤーとしての自分の売りと
 形式に沿ったハードコアの売りを両立させようとしているが
 ハードコアのベースとなる殴り合いのラフ・ファイトは得意とするところではないし、
 またトップ・ロープが緩んでいるので100%の魅力を発揮できず。
 2階バルコニー通路での竹刀を持っての剣劇はユニークだが、
 演舞としては更に突き詰められる気がしますね。
 場末感にあった一戦ではあると思うし
 熱心さは観客に伝わっていて3時間超にも関わらず観客の盛り上がりは失せていません。
 そういう意味では良くやったと評価できる内容。
 平均的な良試合。

◆試合後フォックスとリコシェはお互いを認め若い。リコシェがフリーダム王座奪取への意欲を見せる。スー・ヤンが現れプレミア・アスリーツ・ブランドへ勧誘。拒絶したリコシェにニースが襲いかかりスパイン・バスター。

(執筆日:10/?/13)
DVD Rating:★★☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@リンセ・ドラドvs.マーク・アンジェロセッティvs.グリーン・アントvs.サイコ・マイク・ロリンズ
Aマット・ジャクソンvs.シェイン・ストリックランド
Bイヴリス・ベレスvs.スー・ヤン
Cアンソニー・ニースvs.ジョシュ・アレキサンダー
Dオープン・チャレンジ:トレント・バレッタvs.マクスウェル・シカゴ
Eトレント・バレッタvs.カレブ・コンレー
Fチャック・テイラー、オレンジ・キャシディーvs.ドス・ベン・デホズvs.ジグソウ、ザ・シャードvs.ブラヴァド・ブラザーズ
Gスタイル・バトル決勝:ビフ・ビューシックvs.ドリュー・グラック(優勝!)
Hオープン・ザ・フリーダム・ゲート王座戦:ジョニー・ガルガーノ(ch)vs.リッチ・スワン
IEvolve王座戦、エヴォリューションズ・エンド:ARフォックス(ch)vs.リコシェ