TOPアメリカン・プロレスECWECW 1998年 →ECW:Heatwave 8/2/98

ECW:Heatwave 8/2/98の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@ジャスティン・クレディブルvs.ジェリー・リン
Aクリス・キャンディードvs.ランス・ストーム

Bマイク・オーサムvs.田中将斗
 #5。
 試合開始するなりオーサムが爆発。
 通常技全て大技級のインパクトで
 それを繋げて大きな流れを生み出しています。
 田中はぎりぎりジョバーにならずに済んでいる、
 そう思うほどの勢いでしたね。
 田中はある程度ECWファンから支持されていることを利用して
 上手く場面を作り自分の価値をオーサムに引き寄せていきました。
 しかしオーサムも簡単には追いつかせない。
 まさかの観客席へのスプリングボード式ダイブを披露。
 田中を追い込みにかかります。
 これは前の試合と同じ展開ですが、
 これを返すなら凶器を追加してやる、と理が通っていて
 田中の根性が際立つ流れになっています。
 最後田中が勝利しますが、連続して技を叩き込んでいるので
 前回に比べ説得力も上がっている。
 日本人には出来ない盛り上がりが
 2人のクレイジーさを引き出しました。
 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:2/20/12)

Cタッグ王座戦:ロブ・ヴァン・ダム、サブー(ch)vs.ハヤブサ、新崎人生
 序盤ハヤブサは何をするつもりなのか意図がない。
 RVDが初絡みなのでしょうが、まったく噛み合わない。
 RVDもカード的位置づけを理解してハヤブサのアピールを気にかけるべきです。
 人生が上手く試合の展開として繋いだりするものの救いきれず。
 基本的に技を入れるタイミングがひどいです。
 後半はそれでもカットを使ってやたらスポットを詰め込むので
 ファンではあるけれども所詮スポット・フェスト。
 悪くない試合。

DFTW王座戦、フォールズ・カウント・エニウェア:タズ(ch)vs.バン・バン・ビガロ
 タズはいきなりパワー・ボムをノー・セル。
 肉弾戦に持ち込むならまだしもビガロって
 気を使って立ち回るタイプですからね。
 場外乱闘も面白いもののそれは只場外でこんな技を打つのか、という面白みだったりする。
 リングに戻ってからは最初のノー・セルと食い違う攻防となり
 ビガロも消耗して重戦車スタイルに求められている硬さはありません。
 やや雑な所を誤魔化し気味の乱戦だが、
 最後に花道に穴が開くというネタと格好良いフィニッシュを用意されては
 誤魔化されても良いかという気分になる。
 まあまあ良い試合。
 (執筆日:4/6/11)

Eストリート・ファイト:トミー・ドリーマー、サンドマン、スパイク・ダッドリーvs.ババ・レイ・ダッドリー、ディーボン・ダッドリー、ビッグ・ディック・ダッドリー

 (執筆日:8/?/14)
DVD Rating:★☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@ジャスティン・クレディブルvs.ジェリー・リン
Aクリス・キャンディードvs.ランス・ストーム
Bマイク・オーサムvs.田中将斗
Cタッグ王座戦:ロブ・ヴァン・ダム、サブー(ch)vs.ハヤブサ、新崎人生
DFTW王座戦、フォールズ・カウント・エニウェア:タズ(ch)vs.バン・バン・ビガロ
Eストリート・ファイト:トミー・ドリーマー、サンドマン、スパイク・ダッドリーvs.ババ・レイ・ダッドリー、ディーボン・ダッドリー、ビッグ・ディック・ダッドリー