TOPアメリカン・プロレスECWECW 1998年 →ECW:5/22/98

ECW:5/22/98の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

ビデオです。約3時間15分。

@FBIvs.スーパー・ノヴァ、ブルー・ミーニー
 ミーニーはダンスと最後だけの役割。
 それならしっかり権利にぐらい気を払っていただきたい。
 悪い試合。

Aアル・スノウvs.マイク・ルザンスキー
 もう試合では盛り上げる価値なしと判断したようで
 相手の介入に対しノー・セルで切り上げると観客席でヘッドを振ることに注力。
 ひどい試合。

Bクリス・チェッティーvs.ダニー・ドーリング
 逸って出した観客席へのショルダー・スルーによって
 自らの首を絞めてだらだらの内容にする。
 悪い試合。

Cアルフ・ハーマンvs.ジョン・クローナス
 ハーマンはこの日も技なし。
 レフェリーもハーマン軍の味方で2人目のパンチでクローナスが沈む。
 ひどい試合。
 この日は試合後ニュー・ジャックが登場しハーマン軍を蹴散らす。

Dタッグ王座戦:クリス・キャンディード、ランス・ストーム(ch)vs.アクセル・ロッテン、ボールズ・マホニー
 王者組みの仲の悪さ、ずれの見せ方はより豊かになっていて面白い。
 乱戦をしないアクセル、ボールズは空気でしたけどね。
 少し悪い試合。
 試合後前日と同じように一騎打ちへ。

Eクリス・キャンディードvs.ランス・ストーム
 前日と違い掴みはいまいちながら
 攻防が良く後半から巻き返してくる。
 2つを足して割りたい内容です。
 平均レベル。

FTV王座戦:ロブ・ヴァン・ダム(ch)vs.ジェリー・リン
 #4。
 場外戦前にちゃんと場を広げたり、
 場外戦を長引かせずに切ったりと
 試合の空間的推移が良いですね。
 切り返しも抑えが利いているので試合としての形が良い。
 素晴らしい事です。
 RVDvs.リン、唯一無二のカードとなっていくオリジナルはまさしくこの試合です。 
 観客がハードコアを期待していて余り盛り上がってくれないのは残念でしたけどね。
 また終盤の攻防で汚い物が多かったのは惜しまれる。
 平均的な良試合。

Gサブーvs.マイキー・ウィップレック
 前日とは異なりちゃんと意思疎通が取れていて
 一進一退、そしてハードコアに発展する、という普通に良い内容でした。
 只テーブル葬後は一転見所がなくなり冗長。
 平均レベルです。

Hダッドリーズvs.サンドマン、トミー・ドリーマー、スパイク・ダッドリー
 ビューラが欠場してレフェリー同士の絡みに置き換わっているのを除けば同じ内容で進みます。
 サンドマン、ドリーマーが椅子、竹刀を持ちダッドリーズが背後に忍び寄った所で終わりかと思いきや
 サンドマン、ドリーマーがダッドリーズに気づいて攻撃。
 攻防を1つ2つ加えるだけと思いきや
 ラダーを持ってきてじっくりと、いやだらだらとまでに乱戦です。
 メインならこれぐらいやらないとねぇ。
 というかビューラの姿を拝めるかどうか、はこんなに重かったのか(笑)
 悪くない試合です。

総評
 まだ絶品ではなくても紛れも無くRVDvs.リンの試合があり
 後半は悪い試合がありません。
 検討には値する内容です。
 (執筆日:9/22/09)
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@FBIvs.スーパー・ノヴァ、ブルー・ミーニー
Aアル・スノウvs.マイク・ルザンスキー
Bクリス・チェッティーvs.ダニー・ドーリング
Cアルフ・ハーマンvs.ジョン・クローナス
Dタッグ王座戦:クリス・キャンディード、ランス・ストーム(ch)vs.アクセル・ロッテン、ボールズ・マホニー
Eクリス・キャンディードvs.ランス・ストーム
FTV王座戦:ロブ・ヴァン・ダム(ch)vs.ジェリー・リン
Gサブーvs.マイキー・ウィップレック
Hダッドリーズvs.サンドマン、トミー・ドリーマー、スパイク・ダッドリー