TOPアメリカン・プロレスECWECW 1998年 →ECW:5/21/98

ECW:5/21/98の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

ビデオです。約2時間50分。

@FBIvs.アクセル・ロッテン、ボールズ・マホニー
 15日と同じくノヴァ、ミーニーがFBIの凶器攻撃でやられて変更され内容も同じ。
 細かい攻防を手抜きしていますが本質に差しさわりは無く
 オープニングとしては良質です。
 悪くない試合。

Aタズvs.クリス・チェッティー
 タズがサブミッション、投げと技を幾つか見せて終わり。

Bアル・スノウvs.マイク・ルザンスキー
 アルはマイクと試合ができると信じず技で盛り上げる内容。
 必殺技を返されたマイクはやる事なく腰振り。
 アルはそこから股間攻めを見せてフィニッシュ。
 悪い試合です。

Cジョン・クローナスvs.アルフ・ハーマン
 クローナスが奇襲からマネージャー含め畳み掛けるも乱入者のパンチ一発から3カウントを許す。
 ハーマンは一発も技を出していない・・・。
 
Dタッグ王座戦:クリス・キャンディード、ランス・ストーム(ch)vs.PG-13
 キャンディードがトリプル・スレートに入っている事で
 キャンディードとストームの仲はこじれている様子で
 試合もPG-13を相手にした内容ではありません。
 ストームがカバーするとキャンディードがストームにパイル・ドライバーをかけ横取りカウント3。
 遂に手を出した事で完全な仲間割れに。
 ダグラス、フランシーンも現れ急遽試合でぶつかる事になります。
 
Eクリス・キャンディードvs.ランス・ストーム
 互角の流れからキャンディードがヒールで手綱を握り詰めていきます。
 流れは良いがその先が無くて思ったよりかは充実せず。
 平均レベル。

FTV王座戦:ロブ・ヴァン・ダム(ch)vs.ジェリー・リン
 #3。
 3連戦とあって序盤の切り返しあいなど前準備をしてきた事が伺えますね。
 良い攻防が幾つもありますよ。
 只客席の照明を落としているのが心理的に働いたか場外の挟み方が歪です。
 ハードコア・スポットもテーブル上からトペコンが無くなって椅子を叩きつける、が増えている等
 自身のスタイルを活かす方向性からずれています。
 悪くない試合。

Gサブーvs.マイキー・ウィップレック
 サブーはミス・ムーブが多いとはいえそれをわざとやられるのは冷めますね。
 直後にリアルなミスを起こすし。
 全体的に粗い内容で悪い試合。

Hダッドリーズvs.サンドマン、トミー・ドリーマー、スパイク・ダッドリー
 試合後のニュー・ジャック登場も含め
 15日の内容と同じながら場外戦でテーブルに落としたり、
 ビューラと対面したガードーナーが無意味にシャツを脱いだりとほんのちょっと力が入っています。
 悪い試合。

総評
 RVDvs.リンは3連戦で意識は変化しているが低クオリティ。
 どさ回り興行だと普通に上位版が存在するんだよねぇ。
 (執筆日:9/22/09)

DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@FBIvs.アクセル・ロッテン、ボールズ・マホニー
Aタズvs.クリス・チェッティー
Bアル・スノウvs.マイク・ルザンスキー
Cジョン・クローナスvs.アルフ・ハーマン
Dタッグ王座戦:クリス・キャンディード、ランス・ストーム(ch)vs.PG-13
Eクリス・キャンディードvs.ランス・ストーム
FTV王座戦:ロブ・ヴァン・ダム(ch)vs.ジェリー・リン
Gサブーvs.マイキー・ウィップレック
Hダッドリーズvs.サンドマン、トミー・ドリーマー、スパイク・ダッドリー