ECW:11/29/98の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | TV王座戦:ロブ・ヴァン・ダム(ch)vs. ジェリー・リン |
ビデオです。約2時間5分。
@スーパー・ノヴァvs.キューバン・アサシン
ノヴァが活躍する内容でアサシンの存在意義は余り無い。
悪い試合。
Aウルフ・ホークフィールドvs.トミー・ロジャース
ウルフは長身からパワフルな技を繰り出すのだけど
それでカウント3を取れずに長引かせる事で損している。
只単に下手っていうのもあるけれどね。
スカッシュ・マッチを組めばよかったのに。
悪い試合。
BFBIvs.アレックス・キーン、クリス・チェッティー
ワン・マン・ギャングの介入によりキーンがKO。
これで試合ができなくなったな、というFBIに対しクリスはドリーマーを連れて来て再開。
最後はジャスティン軍の乱入により幕となります。
盛り上がるのだけどFBIのスキルが活かされた物ではないからなぁ。
悪い試合。
CFTW王座戦:タズ(ch)vs.マイキー・ウィップレック
マイキーはドーリング、ロードキルを連れて試合前に襲いかかるも
返り討ちに合いドーリングはテーブルへの危険なエクスプロイダーで病院送り。
結局試合は行われず。
Dタッグ王座戦:ダッドリーズ(ch)vs.田中将斗、ボールズ・マホニー
ダッドリーズはだらだらとしたファイトで
決定打にならない介入の連打も試合を弛緩さえます。
良い乱闘シーンは幾つかあるのだけどねぇ。
悪い試合。
試合後アクセルとスパイクが現れダッドリーズを叩きのめす。
Eニュー・ジャックvs.ロッド・プライス
入場時にサルに襲われたニュー・ジャックですが
体勢を立て直し入場口上からのテーブル葬を決めて仕留めます。
相手で変わるレスラーではありませんが力不足は否めない。
悪い試合。
FECW王座戦:シェイン・ダグラス(ch)vs.ランス・ストーム
ダグラスが右腕を怪我しているために早々にフランシーン、ビッチがリングに入ってきてキャット・ファイト。
フィニッシュまでフランシーンが担当し1分ほどで終了です。
Gサブーvs.マイク・ルザンスキー
特にミスもなくロードキル介入で盛り上げており、このカードとしてはましな出来。
悪い試合。
HTV王座戦:ロブ・ヴァン・ダム(ch)vs.ジェリー・リン
#10。
遂にメイン・イベントを勝ち取った
記念すべき10試合目はRVDvs.リンのオリジナルと教科書が融合する試合となりました。
基本技を再評価した事で前回確立した幹をより太くします。
これにより自由度が広まり、2人の創造性を活かす可能性が広がりました。
といっても、この試合では可能性を広げただけでまだ十分利用してはいないですけどね。
実際この試合の肝となっているのは
一連の場外ムーブ、RVDのハードコア殺法で早めに持って言った終盤です。
これが実に素晴らしい攻防を繰り広げます。
ヴァン・ダミネーターの攻防も更に押し広げていて
どんどん読み合いが高次へとステップ・アップしていくのが感じ取れる。
メイン・イベントを見事にこなし数え歌の確立です。
ぎりぎり好勝負。
総評
セミまで楽しめるが試合としてはいまいちで頑張れてないカードが続きましたが
メイン1つでひっくり返しました。
(執筆日:9/24/09)
DVD Rating:★☆☆☆☆
注目試合の詳細
HTV王座戦:RVD(ch)vs.ジェリー・リンRVDがバックを取る。
リンがバックを取る。
グラウンドに倒されるもグラウンド・ヘッド・シザース。
RVDがジャックナイフ固めに返す。
カウント2で戻されるも抜け出してヘッド・ロック。
リンが起き上がる。
RVDがフロント・ヘッド・ロックに移行。
リンがハンマー・ロックに返す。
RVDがハンマー・ロックに返す。
リンがファイヤーマンズ・キャリーに返して仕切り直し。
RVDがヘッド・ロック。
リンはロープに振るとリープ・フロッグからロープに走る。
リープ・フロッグにいったRVDを潜り抜けると止まって蹴りつける。
コーナーに振り突進。
RVDはカウンターで蹴りを入れるとムーンサルトへ。
避けられるも着地すると向かってきたリンをコーナーに振りモンキー・フリップへ。
リンが着地する。
仕切り直し。
リンが不意をついて蹴りつけフォア・アームズ。
ヘッド・ロック。
RVDがロープに振り開脚で伏せる。
読んでいたリンはレッグ・ドロップ。
ドロップ・キックにクローズラインで落とす。
そしてダイビング・ボディ・アタックで追撃する。
リングに戻すと起こしてロープに振る。
フライング・バック・エルボー。
リンは脚を軽く引きずっている。
RVDを起こすとフォア・アームズ。
ロープに振ろうとする。
RVDは振り返すとリープ・フロッグへ。
リンがカウンターでアトミック・ドロップ。
ロープに走る。
RVDがかわすと同時に延髄切りを決めて落とす。
場外に下りると柵にぶつける。
柵の外に出すと柵にのりクロス・ボディ。
スーパー・キック。
柵にぶつけ干す。
RVDはエプロンに上がるとそこからレッグ・ドロップ。
エプロンに寝かせる。
アルフォンソがリンの顔の上に椅子を差し出す。
RVDがリングからロープ越しに飛びレッグ・ドロップ。
リンはコーナーでぐったり座り込んでいる。
RVDはリングに戻るとリンの頭部にドロップ・キック。
アルフォンソから椅子を受け取る。
椅子越しにドロップ・キックをもう1発。
コーナーに振る。
椅子を中央に設置してモンキー・フリップを狙う。
リンは避けるとサンセット・フリップ・パワー・ボム。カウントは2。
RVDを蹴りつけフォア・アームズ。
雪崩式ハリケーン・ラナ。
カバーするもカウントは2。
コーナーに振ろうとする。
RVDが振り返し突進。
カウンターでショルダー・スルーを食らうもエプロンに着地しフォア・アームズ。
コーナー上へ。
リンがRVDの体勢を崩す。
フォア・アームズを浴びせるとスーパープレックス。
カバーするもカウントは2。
ぐったりするRVDを起こすと胸に張り手。
コーナーに振ろうとする。
振り返されるもコーナーに座りカウンターで蹴り。
トルネードDDTを狙う。
RVDは防ぐとノーザンライト・スープレックスを狙う。
リンが後ろに逃れてリバースDDT。
カバーするもカウントは2。
ショルダー・タックルを入れコーナーに振ろうとする。
RVDが振り返し突進。
リンはコーナーを使って裏に回るとロール・アップ。
RVDはカウントは2で返すとスーパー・キック。
ローリング・サンダーを決めカバー。カウントは2。
リンを起こそうとする。
リンがフォア・アームズを叩き込みヘッド・ロック。
RVDが持ち上げてロープを跨がせる。
アルフォンソがリンの顔の前に椅子を差し出す。
RVDがコーナー上から飛んでヴァン・ダミネーター。
カバーするもリンの脚がロープにかかる。
その脚を抱えてカバーするもカウントは2。
ボディ・スラムを狙う。
後ろに着地されるも即座に払い蹴りで倒す。
コーナーに上がるとファイブ・スター・フロッグ・スプラッシュ。
しかし自分も多大なダメージを受ける。
カバーしに行く。
リンがカウント2で返すと同時にクルーシーフィックス。カウント2。
リンがサンセット・フリップを狙う。
RVDが潰す。
リンがカウント2で返すと同時に体勢を入れ替える。
RVDはカウント2で返すと両脚を取って両肩をつけにいく。
リンがカウント2で返して丸め込み。
RVDがカウント2で返してクローズラインへ。
リンが避けてジャーマン。カウントは2。
これでも決まらずリンの動きが止まる。
エプロンに上がってきたアルフォンソに詰め寄る。
RVDが背後から椅子を投げつける。
リンは避けRVDにフォア・アームズ。
椅子をキャッチしたアルフォンソがリンに叩きつけようとする。
リンは受け止めるとアルフォンソを蹴り飛ばす。
RVDがヴァン・ダミネーターを狙う。
リンはスウェーして避けると椅子を投げつけてぶつける。
もう1回ぶつけようと椅子を構える。
RVDがヴァン・ダミネーターを狙ってくる。
避けられるも続けざまに払い蹴りへ。
読んでいたリンは置いた椅子に激突させるレッグ・ドロップをカウンターで決める。
カバーするもカウントは2。
リンがクローズラインへ。
RVDは避けるとレッグ・ラリアット。
RVDは起き上がるとリンを殴りつけコーナーに振る。
クローズラインへ。
避けたリンにアルフォンソが椅子を投げつける。
キャッチしたリンにセカンド・ロープから飛んだRVDがヴァン・ダミネーター。
カバーし1,2,3!
RVDの防衛!
試合結果
@スーパー・ノヴァvs.キューバン・アサシンAウルフ・ホークフィールドvs.トミー・ロジャース
BFBIvs.アレックス・キーン、クリス・チェッティー
CFTW王座戦:タズ(ch)vs.マイキー・ウィップレック
Dタッグ王座戦:ダッドリーズ(ch)vs.田中将斗、ボールズ・マホニー
Eニュー・ジャックvs.ロッド・プライス
FECW王座戦:シェイン・ダグラス(ch)vs.ランス・ストーム
Gサブーvs.マイク・ルザンスキー
HTV王座戦:ロブ・ヴァン・ダム(ch)vs.ジェリー・リン