TOPアメリカン・プロレスECWECW 1998年 →ECW:11/20/98

ECW:11/20/98の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

ビデオです。約2時間20分。

@FBIvs.ブルー・ミーニー、スーパー・ノヴァ
 リッチの介入で終わりかと思いきや少し長めVer。
 いつも通りFBIが盛り上げたけどもう一押し欲しい。
 悪い試合。

 アクセル、ボールズ、田中がリングに現れダッドリーズを呼び出す。
 ババが現れ気を引くと背後から他のダッドリーズが襲撃しリンチしてから去っていく。

Aクリス・チェッティvs.スカル・ヴォン・クラッシュ
 どうしても地味なのでBoringチャントが起きますが
 努力していて内容として結果を出している。
 少し悪い試合。

Bスパイク・ダッドリーvs.ビッグ・ディック・ダッドリー
 スパイクがロー・ブローからダッドリー・ドッグを決め瞬殺。

CFTW王座戦:タズ(ch)vs.マイキー・ウィップレック
 ストームがタズへの刺客としてマイキーを用意。
 となるとやられてばかりもいられないと
 マイキーから場外戦を挑み別室にまで縺れ込みます。
 後はタズが盛り返し強さを見せつけて幕、という想像通りの内容ながら
 前半のおかげでタズの強さが良い感じににじり出ている。
 少し悪い試合。

DECW王座戦:シェイン・ダグラス(ch)vs.トミー・ロジャース
 普通に体力でトミーに負けている気がするけれど
 シェインはサブミッションを使った攻め込み、
 攻防を多用した攻め込まれ、と王者としてしっかりとした仕事をしました。
 平均レベル。

Eタッグ王座戦:ダッドリーズ(ch)vs.ボールズ・マホニー、田中将斗
 ババとボールズが観客席裏でヒートして乱闘を見せているのに
 田中とディーボンはリングに残ったままだからカメラにまったく映らず。
 面白い方が見れれば良いのだけどタッグなのだからこれはどうかと思うなぁ。
 悪くない試合。

FTV王座戦:ロブ・ヴァン・ダム(ch)vs.ジェリー・リン
 #9。
 前回と同じく安定を求めた物ながらその方向性は実にポジティブ。
 積み重ねる、という意識を持ち、
 経験からこれまでの持ち技を巧みに組み合わせて素材を活かす。
 こうして#6では心理的に依った流れを物理的に生み出し
 着実にクオリティを稼いでいきます。
 それがゆとりを生み、何でもない部分も教科書通りしっかり動けている。
 驚くべき内容ではありませんが
 このカードを組めば確実に良い仕事をしてくれる、
 メインを任せられる、と他人に信じさせる事ができる内容です。
 中々良い試合。

Gトミー・ドリーマーvs.ジャスティン・クレディブル
 ニュー・ジャックにクローナスがついてくる以外は
 基本的に11/15と同じ展開です。
 只だからこそ小さい劣化が気になります。
 乱入前の部分はドリーマーを応援させる流れが弱いし
 スパイクもダッドリー・ドッグを決めるポイントが曲の盛り上がりとずれています。
 少し悪い試合。

総評
 メインにもう一頑張りして欲しいが
 RVDvs.リンもオリジナルから数え歌に格上げされる予兆となる試合で良いし他の試合も見所がある。
 (執筆日:9/23/09)
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@FBIvs.ブルー・ミーニー、スーパー・ノヴァ
Aクリス・チェッティvs.スカル・ヴォン・クラッシュ
Bスパイク・ダッドリーvs.ビッグ・ディック・ダッドリー
CFTW王座戦:タズ(ch)vs.マイキー・ウィップレック
DECW王座戦:シェイン・ダグラス(ch)vs.トミー・ロジャース
Eタッグ王座戦:ダッドリーズ(ch)vs.ボールズ・マホニー、田中将斗
FTV王座戦:ロブ・ヴァン・ダム(ch)vs.ジェリー・リン
Gトミー・ドリーマーvs.ジャスティン・クレディブル