ECW:Summer Sizzler 6/19/93の分析
名勝負 | テキサス・チェイン・マッチ:テリー・ファンクvs.エディ・ギルバート |
好勝負 | なし |
@TV王座戦:ジミー・スヌーカ(ch)vs.JTスミス
Aファースト・ブロッド・マッチ:トミー・ステットソンvs.ラリー・ウィンタース
Bキャット・ファイト・ヒューミリテーション・マッチ:ミス・ピーチズvs.テリブル・ティグラ
CTV王座戦:ジミー・スヌーカ(ch)vs.トミー・カイロ
Dストリート・ファイト:ロッキン・レベルvs.サンドマン
Eディック・マードックvs.ダーク・パトリオット
パトリオットはダグ・ギルバートだそうです。
Fサル・ベレモ、スティービー・ワンダフル、スーパー・デストロイヤー#1vs.スーサイド・ブロンズ、ハンターQロビンソンIII
Gテキサス・チェイン・マッチ:テリー・ファンクvs.エディ・ギルバート
まずは牽制から一瞬の間を持たせ、そこからのチェーン引き。
間合いの見せ方が豊かですね。
テリーはベテラン故のゆったりした受身ですが味があります。
形式上4コーナーにタッチするところは勝敗に直結する部分であり、
ハイ・スポットに属するはずなんですがこの試合では他の部分と融和しています。
醸す拳と受け表現で荒っぽい雰囲気を蔓延させると
エディのチェーンでの首締めで後押しして勝敗に加えて遺恨制裁の要素を膨らませていきます。
そして完全にレスラー主導の乱戦の下、予想もつかせないヒート・アップを生みました。
チェーンで繋がれていることで抑制を受け単調になるのではないか、と心配していましたが
まったくの杞憂に終わり、後半にかけての広げ方はお見事でした。
ラスト・マン・スタンディングにはやや劣るものの必見の試合。
ぎりぎり名勝負。
総評
メイン・オンリーながら過激度を高めていくだけのハードコア・マッチとは違う極上の一戦は必見ですよ。
(執筆日:5/3/12)
DVD Rating:★★☆☆☆
注目試合の詳細
なし試合結果
@TV王座戦:ジミー・スヌーカ(ch)vs.JTスミスAファースト・ブロッド・マッチ:トミー・ステットソンvs.ラリー・ウィンタース
Bキャット・ファイト・ヒューミリテーション・マッチ:ミス・ピーチズvs.テリブル・ティグラ
CTV王座戦:ジミー・スヌーカ(ch)vs.トミー・カイロ
Dストリート・ファイト:ロッキン・レベルvs.サンドマン
Eディック・マードックvs.ダーク・パトリオット
Fサル・ベレモ、スティービー・ワンダフル、スーパー・デストロイヤー#1vs.スーサイド・ブロンズ、ハンターQロビンソンIII
Gテキサス・チェイン・マッチ:テリー・ファンクvs.エディ・ギルバート