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ECW:Best of ECW 2000の分析


名勝負 なし
好勝負 メキシカン・デス・マッチ:スーパー・クレイジーvs.ヨシヒロ・タジリ(1/15/00)

ブル・ロープ・マッチ:ダスティ・ローデス、ニュー・ジャック、ザ・サンドマン、トミー・ドリーマーvs.ジャック・ヴィクトリー、ライノ、スティーブ・コリノ、ヨシヒロ・タジリ(4/16/00)

ヨシヒロ・タジリvs.シコシス(Hardcore TV 8/27/00)

タッグ王座戦:ヨシヒロ・タジリ、マイキー・ウィップレック(ch)vs.FBI(グイドー・マリタト、トニー・ママルーク)(TNN 9/8/00)

@メキシカン・デス・マッチ:スーパー・クレイジーvs.ヨシヒロ・タジリ(1/15/00)
 切れのあるムーブに椅子、テーブル、流血とハードコア要素が序盤から盛り込まれるので、
 これは盛り上がらない訳にはいかないですね。
 血の気の多いECWファンなら尚更です。

 観客の予想に収まらない攻防の変転に
 熱量もまったく醒めることのなく試合は進行。

 ハードコア系は盛り上がる一方で
 最後のフィニッシュ・スポットが見えて
 予定調和に収まってしまう側面もありますが、
 この試合は最後2脚テーブルを立てて、
 どっちが勝つのかハラハラさせた見せ方をしていたのが良かったですね。

 最後の攻防の惹きは素晴らしく、更に印象を押し上げました。

 文句なしに好勝負。
 (執筆日:1/?/21)

Aブル・ロープ・マッチ:ダスティ・ローデス、ニュー・ジャック、ザ・サンドマン、トミー・ドリーマーvs.ジャック・ヴィクトリー、ライノ、スティーブ・コリノ、ヨシヒロ・タジリ(4/16/00)
 (放送日は4/21/00)
 元々はドリーマーとコリノの一騎打ち。
 観客の間近で2人が乱戦を繰り広げコリノが流血するので血気盛んなECWファンも盛り上がります。
 
 そこからすぐにそれぞれのチームから乱入してくる事態に。
 抗争の経緯からブル・ロープ・マッチでもありましたが、その要素は皆無(苦笑。
 乱入の度に盛り上がって最高の一体感が生まれていく様は
 ウォー・ゲームスや今でいうならアナーキー・イン・ジ・アリーナという方が
 この試合内容を適切に伝えられているかもしれませんね。

 末期ECWの中でも飛び切りの乱戦でした。

 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:9/?/25)

Bヨシヒロ・タジリvs.シコシス(Hardcore TV 8/27/00)
 (8/20/00収録)
 キレのある演舞とその中に説得力ある物理学。
 見事ですね。 

 特にタジリが素晴らしい。
 見得切りとそこに至るまでの演舞との
 バランス・セットが完璧で熱狂をもたらします。

 このタジリの前ではシコシスのもたつきが目立つ程でしたね。

 シコシスのパワフル・ムーブと椅子の追加で中盤もテンション維持。
 少し完成度が落ちた感がありましたが、
 タジリはオーソドックスな形に落とし込んで矯正するだけでは許さず
 アイディアを提供してリフレッシュなものにし続けました。

 天晴です。
 
 ぎりぎり好勝負。

Cタッグ王座戦:ヨシヒロ・タジリ、マイキー・ウィップレック(ch)vs.FBI(グイドー・マリタト、トニー・ママルーク)(TNN 9/8/00)
 (8/26/00収録)
 序盤のレスリング。
 レスリングだな、と油断していたら
 ロープにぶつけたり、ジャーマンを混ぜたり、と
 意欲的に味付けを加えていきます。

 少し過剰さもありますが、タジリの蹴りにママルークがダウンすると
 タジリ、マイキーが息をつかせず連携技にハードコア・スポット。
 ECWの持ち味でどんどん盛り上げていきました。

 10分ながら圧倒的なリーダービリティは素晴らしく、
 その中でもタジリのパフォーマンスは目を見張りました。

 ぎりぎり好勝負。