TOPアメリカン・プロレスECWECW 2000年 →ECW:After Valentines Massacre 2/19/00

ECW:After Valentines Massacre 2/19/00 の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

1枚、約2時間25分です。

@デンジャー・アライアンスvs.ノヴァ、クリス・チェッティ
 細かい所では粗はありますが
 全体的にはやっている事は正しく盛り上がっている。
 終盤はカットを使ってちょっと激しくなっていましたね。
 平均レベル。

 エリック・ワッツとコリノが現れマイク合戦。
 試合するのかと思いきや地元を侮辱されて横槍を入れてきたレフェリーを2人でぼこります。
 ダスティ・ローデスとのブル・ロープ戦に向けて言いたい放題いって終了。

Aダニー・ドーリング、ロードキルvs.ダップ・ブラザーズ
 ダップ兄弟が不意打ちを仕掛けるもすぐにスカッシュされます。
 ロードキル人気はデンプシーとつながる物があるのかな、と思ったり。

サイラスが権力を行使し、RVD負傷で空位になったTV王座をライノに授与しようと言い出します。
苦い顔をしたポーリーが登場。
挑発にのって手を出してしまった結果ライノとサイラスにリンチされます。
そこにEnter Sandman!

Bサンドマンvs.ライノ
 ラダーとテーブルが出てくるけど
 サンドマンは適当で(特に背中から倒れるアイリッシュ・ウィップは絶句)、ライノは乱戦でも塩。
 適当に暴れた後反則を取って終了。
 クレイジーが助けに現れ乾杯です。
 ひどい試合ではあるが観客が見たい定番ではある。

 TNNA放送用にジョーイ・スタイルズが挨拶。 

Cジャズvs.プロディジー
 異性対決ではあるがジャズという事で強さをベクトルにしたレスリングを。
 早い段階でサイモンが登場。
 3分以内に勝てなかったら尻にキスしてやる、と言う。

Dサイモン・ダイアモンドvs.ジャズ
 見応えという点では先ほどの試合に劣りますね。
 試合後サイモンが約束を破ってジャズに襲い掛かり逆に自分の尻にキスさせるという暴挙を。
 悪い試合。

E田中将斗vs.エンジェル
 初手のパンチに倒れる受けをしてしまった所でレベルの低さが見えたエンジェルが相手ですが
 田中が動くし、飛ぶし、凶器も混ぜる、で気持ちの良い暴れっぷりを見せています。
 悪くない試合。
 試合後デヴィトーとエンジェルが田中に襲いかかりますが、そこにニュー・ジャック登場。
 田中と2人を叩きのめします。

F3ウェイ・ダンス:スペル・クレイジーvs.タジリvs.リトル・グイドー
 Jr級にしてはゆったり構える場面もあり
 やや展開を狙いすぎな感じもします。
 介入もしてないのでサルのスポットはいらないし、
 心理戦の前振りも必要が無い印象です。
 上質な基本ベースに面白い切り返しを幾つか見せていますね。
 シングルになってからはライバル対決を意識しすぎている部分もある。
 平均的な良試合。
 試合時間は9分でした。

Gインパクト・プレイヤーズvs.トミー・ドリーマー、レイヴェン
 ドリーマーvs.ジャスティンのはずでしたが
 試合開始するなりストームも加わって2対1の状況。
 そこにレイヴェンが加わってトルネード式のタッグへ。
 片割れだけ乱闘して消えたりと散逸な内容。
 シニスターの助言に従ったレイヴェンのパウダー攻撃が誤爆。
 ドリーマーが誤ってフランシーンにDDTを決め、レイヴェンはフランシーンを抱えてバック・ステージに消えた、というストーリーだけが特筆すべき点です。
 少し悪い試合。

 アルフォンソがRVDは必ず戻ってくる、とアピールしているとオーサムが邪魔してECWの主役は俺だとアピール。
 スパイクが現れメイン・イベントへ。

HECW王座戦:マイク・オーサム(ch)vs.スパイク・ダッドリー
 最初に椅子を連続打ちしたのは一長一短。
 盛り上がりはしますが、それですぐに反撃した結果
 その後の勝ちの可能性が消えてしまいました。
 テーブルを含めスパイクが潔い受けっぷりを見せるので
 単なるスカッシュ・マッチではないけれどそれを超える程の内容でもない。
 平均レベル。
 
総評
 00年のECWという事でクオリティは低め。
 それでも盛り上がりは良いけどね。
 (執筆日:2/21/10)
DVD Rating:★☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@デンジャー・アライアンスvs.ノヴァ、クリス・チェッティ
Aダニー・ドーリング、ロードキルvs.ダップ・ブラザーズ
Bサンドマンvs.ライノ(DQ)
Cジャズvs.プロディジー
Dサイモン・ダイアモンドvs.ジャズ
E田中将斗vs.エンジェル
F3ウェイ・ダンス:スペル・クレイジーvs.タジリvs.リトル・グイドー
Gインパクト・プレイヤーズvs.トミー・ドリーマー、レイヴェン
HECW王座戦:マイク・オーサム(ch)vs.スパイク・ダッドリー