TOPアメリカン・プロレスDragon Gate USA →Dragon Gate USA:Uprising 11/3/12

Dragon Gate USA:Uprising 11/3/12の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@ACH vs.EITA
Aチャック・テイラー、ドリュー・グラック、オレンジ・キャシディー(GC)vs.スコット・リード、カレブ・コンレー、ミステリー・パートナー
Bエリック・キャノン、ピンキー・サンチェス(DUF)vs.ジグソウ、ファイヤー・アント
C戸澤陽(MB)vs.サムライ・デル・ソル
Dリコシェ、リッチ・スワン(W1)vs.スーパー・スマッシュ・ブラザーズ

◆デイビスが、ガルガーノを昨夜痛めつけてやったので試合はできない、とアピール。

Eエニシング・ゴーズ:ジョニー・ガルガーノvs.ジョン・デイビス
 ガルガーノが痛みを我慢しながら姿を現すもラッシュをかけられ敗北。
 試合後デイビスがガルガーノを更に痛めつけようとするも
 ガルガーノが寸前で逃れテーブル葬。

F3本勝負:エル・ジェネリコvs.サミ・キャリハン(DUF)
 サミが彼のキャラのイメージ通りに傲慢な挑発を見せます。
 これに対しジェネリコが不意打ちでオッレッ!を叩き込みブレーン・バスターへ。
 しかしサミが丸め込み合戦に持ち込み1本。
 最初に提示した逆の攻防故大きく印象づけることに成功しましたね。

 ジェネリコが打撃に対して良い距離感で受けつつも、
 技術を上手く織り交ぜて攻防を作り出しています。
 シーンに対して固定観念で縛られていないのが良いですね。
 サミが脚狙いを選択し、的確に積み上げていきます。
 場外を使いながら、細かい打撃で刻んでいくとテーブルへのエクスプロイダー。
 両者優れたカウンターで鬩ぎあっていきました。
 ジェネリコが脚の痛みをこらえながら攻める中で
 技を特殊な変化形にしてインパクトを生んでいました。

 3本目。
 サミがストレッチ・マッファーを加え、
 脚狙いを結実させ仕留めにいきます。
 2本目も優れた攻防でしたが
 コーナー上でブレーン・バスターを狙ったりオッレッ!で場外に落としたりと
 高さを加えてスケールの違いを見せています。
 そんなにボリュームはありませんが最後は掟破りからまとめあげました。
 2本目の割合が大きいので1本勝負との差別化はやや弱いですが
 期待通りの素晴らしい試合といえます。
 好勝負に少し届かず。

Gオープン・ザ・ユナイテッド・ゲート王座戦:CIMA(Z)、ARフォックス(ch)vs.堀口元気、斉藤了(J)
 細かいディティールの見せ方からアクション数を加え密度を増しました。
 連携技を延長上で織り交ぜて盛り上げた一方で
 堀口が上手くクール・ダウンさせていきました。
 その堀口をドラスクから脚狙いで孤立させる展開ですが
 何故かゴムパッチンという遊びを入れてしまったのは残念。
 今度はフォックスを孤立させにいく展開ですが
 フェイス/ヒール要素も技術要素もなく無駄に試合が落ち着いていきます。
 終盤は入り乱れての攻防ですが
 思ったより加速感もなければ、区別もされていないので中途半端。
 堀口、斉藤がスムーズなラッシュを見せ、
 これに対しCIMA、フォックスが凄い連携技を見せたと思ったら、
 そのままフィニッシュして終了してしまう。
 思ったよりいまいちなメイン。
 平均的な良試合。

 試合後CIMAが、フォックスが明日王座を取り2冠王になる、とアピール。サミが現れアピール。

総評
 シングル王座戦はデイビスなんかに関わっているために行われず。
 代わりにタッグ王座戦でまとめあげられれば良いのだが締め切れず。
 一応3本勝負が素晴らしい試合で、レア・カードなので1点ものと考えればアリか。
 (執筆日:11/15/12)
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@ACH vs.EITA
Aチャック・テイラー、ドリュー・グラック、オレンジ・キャシディー(GC)vs.スコット・リード、カレブ・コンレー、ミステリー・パートナー
Bエリック・キャノン、ピンキー・サンチェス(DUF)vs.ジグソウ、ファイヤー・アント
C戸澤陽(MB)vs.サムライ・デル・ソル
Dリコシェ、リッチ・スワン(W1)vs.スーパー・スマッシュ・ブラザーズ
Eエニシング・ゴーズ:ジョニー・ガルガーノvs.ジョン・デイビス
F3本勝負:エル・ジェネリコvs.サミ・キャリハン(DUF)(2-1)
Gオープン・ザ・ユナイテッド・ゲート王座戦:CIMA(Z)、ARフォックス(ch)vs.堀口元気、斉藤了(J)