CZW:Hotter than Hellの分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
1枚組み約1時間5分です。
00年〜02年ぐらいの初期CZWを対象にベスト版が発売されています。
このDVDは火炎シーンがコンセプト。
まずは幾多の火炎シーンが次々と再生されます。
中には伝説のピラミッド・オブ・ヘルの1シーンも。
@アイアン・マン王座戦:ワイフ・ビーター(ch)vs.ネイト・ヘイトリッドvs.LOBOvs.ロード・エヴェレット・デヴォアvs.マッド・マン・ポンド(Crushing the Competition 2/10/01)
時間差で入場し4人が揃った後
最後にミステリー・オポーネントとされていたポンドが登場。
ここから一気にデス・マッチ化。
妻殴りへのホッチキス連発から始まり
好調かと思いきやアクシデントが。
妻殴りがLOBOをLOBOを2メートル程の高所から
2段火炎テーブルにミリタリー・プレスを決めるのですが
火が消えずLOBOは10秒弱火に包まれることに。
LOBOの体の方が心配だとゴングが鳴らされるのですが
なぜかLOBOが新王者だとアナウンスされて・・・。
元々はそういう筋書きだったんでしょうけど、
勝利の理由がそういう予定だったから、って無理ありすぎ。
普通に次回大会でもう1回やれば良いのに。
珍事過ぎる。
Aネイト・ヘイトリッドvs.マッド・マン・ポンドvs.ワイフビーター(War at Station 44 3/10/01)
最初形だけのレスリングに走ったので
駄目かなと思いきや途中から良い感じのデス・マッチに。
背中を血まみれにしながらも場外で投げられたり
ポンドとヘイトリッドをホッチキスでTシャツにつないだり。
最後も迫力満点の火炎テーブル葬でした。
平均的な良試合ながら1つ不満があって、
それは会場にいれてたトラックからの落下が行われなかった事。
あったら期待してしまいますよ。
Bスクエアド・サークル・オブ・フィアー:ザンディグvs.LOBO(This Time It's Personal 2/9/02)
元々バーブド・ワイヤー・マッチだったのですが
ザンディグ親分が生ぬるいとリング・マットを剥がしてしまいます(Holy Shit!)。
ということで世界初?、木の板むき出しで試合をすることに。
ならばとLOBOも対抗しピラミッド・オブ・ヘル
(3脚+2脚+1脚の3段火炎テーブル)
(Somebody call 911!)を復元。
試合としてはネイト・ヘイトリッドが変に介入したり、
ピラミッド・オブ・ヘルの使い方(それ自体は無論大迫力)が微妙で
ぐだぐだな内容。
なので名場面ではあっても名勝負には程遠いですね。
まあまあ良い試合。
Cアイアン・マン王座戦:LOBO(ch)vs.ニック・ゲイジ(A Living Hell 5/6/00)
試合としては微妙で平均レベルながら
多々出てくる椅子攻撃は強烈ですし
この試合にも出てくる火炎スポットが素晴らしい。
途中から野外に飛び出るのですがそこは真っ暗闇。
何も見えない状態が続く中で
突然ぽあっ、と巨大な火が灯されるんですね。
ちょっとしたキャンプ・ファイヤー状態で幻想的な名シーンですよ。
これは良かった。
総評。
この頃は2大会セットで売られている事が多いですからね。
たった4試合だったら直接大会のDVDを手に入れた方がお得です。
よっぽど気になるコンセプトじゃない限りいらないんじゃないですか。
只アメプロ初心者にとってAmazonに流通しているという事は結構大きいかもしれませんね。
DVD Rating:★☆☆☆☆
注目試合の詳細
Bスクエアド・サークル・オブ・フィアー:ザンディグvs.LOBOザンディグは只のバーブド・ワイヤー・マッチじゃ生ぬるいと言って
キャンバスを剥がさせる。
Holy Shit!
LOBOも対抗してピラミッド・オブ・ヘルを入場口に設置させる。
気を取られたザンディグにヘイトリッドが襲い掛かる。
その間にLOBOは立てた椅子に蛍光灯付き松葉杖を橋渡しにする。
そこへのフラップジャック。
ロー・ブローにバック・ドロップを決めカバー。カウント2。
椅子攻撃を狙う。
ザンディグは防ぐとローリング椅子攻撃。
ヘイトリッドに介入されるも先に起き上がり有刺鉄線をLOBOに押し当てる。
スーパープレックスにファルコン・アローを決める。カウントは2。
ローリング・ラリアットを狙う。
逃れられるもスパイン・バスターを決める。
ザンディグはロープを下げ突進してきたLOBOをヘイトリッドの上に落とす。
LOBOに椅子攻撃を決めリングに戻す。
フォア・アームズを叩き込んでいく。
LOBOが避けてベリー・トゥー・ベリー。
LOBOがバック・ステージに消える。
ザンディグが起き上がり出て来いと叫ぶ。
LOBOは入場セットの上に現れる。
ザンディグもそれを見て追う。
上がってきたザンディグを殴りつけ蛍光灯を叩きつける。
そして持ち上げようとする。
下ではテーブル(3脚+2脚+1脚)に火がつけられピラミッド・オブ・ヘルが完成!
ザンディグは逃れるとLOBOを持ち上げピラミッド・オブ・ヘルへのマザー・ファッキン・ボム!!
Somebody call 911!
ザンディグは起き上がるとLOBOをリングに戻しカバーするもカウント2。
ローリング・ラリアットを決める。
エプロンに上がってきたアダムにラリアットを狙うもレフェリーに誤爆。
ザンディグが場外有刺鉄線付きテーブルへのショルダー・スルーを狙う。
LOBOがエプロンに着地し抱え上げる。
そして場外有刺鉄線テーブルへのデス・バレー・ドライバー!
レフェリー服を着たカシュミアが出てきて高速カウントで1,2,3!
認められないと抗議するレフェリーを追い出しLOBO軍はシャンパンで勝利を祝う。
試合結果
@アイアン・マン王座戦:ワイフ・ビーター(ch)vs.ネイト・ヘイトリッドvs.LOBO(新チャンピオン!)vs.ロード・エヴェレット・デヴォアvs.マッド・マン・ポンド(Crushing the Competition 2/10/01)Aネイト・ヘイトリッドvs.マッド・マン・ポンドvs.ワイフビーター(War at Station 44 3/10/01)
Bスクエアド・サークル・オブ・フィアー:ザンディグvs.LOBO(This Time It's Personal 2/9/02)
Cアイアン・マン王座戦:LOBO(ch)vs.ニック・ゲイジ(A Living Hell 5/6/00)