TOPアメリカン・プロレスCZWCZW 1999年、2000年、その他 →CZW:Pyramid of Hell 8/21/99

CZW:Pyramid of Hell 8/21/99の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

1枚組み約1時間45分です。

@センセーショナル・ワンvs.バー
 しばらくするとゲイジ、ザンディグが乱入し2人を叩きのめします。
 ザンディグ、ゲイジは敬意を払え、とアピール。

Aジョニー・カシュミアvs.ニック・バーク
 バークが軽く客をのせていたものの
 それ以外は特になんともな内容。
 最後はレフェリー気絶からカシュミアに援護が入って幕です。
 悪い試合。

Bミッドナイトvs.ジョン・ダマー
 才能も個性も洗練されていない2人による戦いは当然悪い試合。

Cワイフビーターvs.トレント・アシッド
 アシッドがちょこまか動いて体格差のある攻防を見せていきます。
 只最後に妻殴りが椅子に手を出す必要はないし
 アシッドも尻丸出しにしている必要があったらムーンサルトの精度を高めて欲しいですね。
 ザンディグ乱入から妻殴りがまさかの敗北。
 悪くない試合。

Dアイアン・マン王座戦、3本勝負:ジャスティス・ペイン(ch)vs.ホワイト・ロータス
 凶器を持ってくるのに使った手押し車で会場の外に繰り出すと
 じっくりとした攻防で車の上にものります。
 1スポットだけで移動が主な物が多いだけにこれは面白かったですね。
 リングに戻ってからは当然見劣りしますが
 再び出て場外戦になると実況席からテーブルへのダイブも見られます。
 まあまあ良い試合。

Eピラミッド・オブ・ヘル:LOBO、リック・ブレードvs.ザンディグ、ニック・ゲイジ
 女子マネのヘッド・シザースからダイブと鉄板のスタート。
 実況席からのムーンサルトも飛び出します。
 ここまでFightのLittle Crazyがかかっていて中々のシーンでしたね。
 曲が終わると共に落ち着き普通のタッグ・マッチを始めます。
 当然落ちますけれども
 早い段階から大技を解禁して
 ブレードのハイ・フライングがテンポになっているのでそこそこの内容になっています。
 そしてフィニッシャーの時間がきました。
 再びLittle Crazyが鳴り出すと
 場外に3X2X1のテーブルを設置、
 一番上にLOBOをのせ、1、2段目に火をつけます。
 火をつけたゲイジがコーナー上からダイブするかと思ったのですがさにあらず。
 天井に開いた穴から画鋲が振ってきます。
 そしていつの間にか消えていたブレードがそこにぶら下がり真下のLOBO目がけレッグ・ドロップです。
 試合後LOBOが心臓マッサージを受けていた程で
 初期CZWを代表する危険なスポットですね。
 個人的にはサプライズより裏切り表現と覚悟を優先して欲しかったですけれど。
 まあまあ良い試合。

総評。
 初期CZWが好きならセミ、メインは楽しめるんじゃないでしょうか。
 (執筆日:6/17/09)
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@センセーショナル・ワンvs.バー(ノー・コンテスト)
Aジョニー・カシュミアvs.ニック・バーク
Bミッドナイトvs.ジョン・ダマー
Cワイフビーターvs.トレント・アシッド
Dアイアン・マン王座戦、3本勝負:ジャスティス・ペイン(ch)vs.ホワイト・ロータス(2−1)
Eピラミッド・オブ・ヘル:LOBO、リック・ブレードvs.ザンディグ、ニック・ゲイジ