CZW:Tournament of Death 17 6/9/18の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
@ToD1回戦、シンダー・ブロックス・ベースボール・バッツ・バンドル:カサノヴァ・ヴァレンタインvs.Gレイヴァーvs.ジミー・ロイドvs.ストッケイド
同時に競い合うような乱闘ではなく、
第3者我関せずでスポットライトが当たったものが暴れる形ながら
この面子なだけあって冒頭からインパクトある場面が多いですね。
また、イリミネーション・ルールということで
誰が勝ち抜くのかという興味とデス・マッチとしての没頭が
違和感なく両立される内容にもなっています。
シンダー・ブロック・タワーへのパワー・ボムを皮切りに
終盤に向けてのスポット・ラッシュは見応えありました。
中々良い試合。
(執筆日:11/?/23)
AToD1回戦、4コーナーズ・オブ・ペイン:デイル・パトリックスvs.ジョシュ・クレインvs.メンス・ワーナー
BToD1回戦:ロスタ・ライトチューブス:ドリュー・パーカーvs.リッキー・シェイン・ペイジ
パーカーのトペコンをかわすと蛍光灯で一撃。
その後も淡々とパーカーを追い込んで生きます。
ペイジが実質シードのような内容かと思いきや
パーカーが反撃すると想像以上に厳しい攻めで
ペイジも体を張っていきます。
トペコンの配置を活かした構成、フィニッシャーのチョイスも適切。
1回戦としては十分な内容。
過激さ、構築共に○の平均的な良試合。
CToD1回戦、バーブド・ワイヤー・マッドネス、4コーナーズ・オブ・ペイン:ブランドン・カークvs.コーナー・クラクストンvs.ダン・オヘアvs.キット・オズボーン
オズボーンが他3人に目をつけられてスタートすると
クラクストンvs.オズボーン、オヘアvs.カークになり、
場所も分かれて、と適切な4ウェイの進め方。
ただ観客席に入ったかと思いきや、
なんと高所からスパイダー・ネットへのファルコン・アロー。
これは間違いなくこのトーナメントで一番のスポットですね。
そして有刺鉄線の構造物が運ばれ、
そこへのスピアーというフィニッシュも
二番目といっていい程の迫力です。
そういう意味では要チェック。
ただいくらなんでもフィニッシュに至るまでの
流れにかける時間が短すぎて重みがないし、
スパイダー・ネットへのファルコン・アローを決めた
クラクストン自身が試合続行不可能で脱落する展開は興醒めでしょう。
トーナメントで何試合も行う関係もあるのでしょうが、
非常に勿体無い印象です。
試合としては余り評価できないでしょう。
平均より少し上。
DToD準決勝、SAWデス・マッチ:ジミー・ロイドvs.メンス・ワーナー
メンスは試合運びをしっかりした上で
凶器を交えているのは良いですね。
気迫も感じるし良いファイトで
もっさりロイドより全然上に上げてほしいレスラーです。
SAWを冠するだけあって凶器の過激度の平均値は高め。
ただチェインソウとか異常なのはないですね。
それでも蛍光灯束へのツームストンというフィニッシュは
迫力があって良かった。
平均的な良試合。
EToD準決勝:ブランドン・カークvs.リッキー・シェイン・ペイジ
Fファンズ・ブリング・ザ・ウェポンズ:ジェフ・キャノンボールvs.マット・トレモントvs.トビー・クライン
GToD決勝、バーブド・ワイヤー・ノー・ロープス・ライトチューブス:ジミー・ロイドvs.リッキー・シェイン・ペイジ
ロイドは準決勝までに出来た傷口もり、
早々に顔面を真っ赤に染めながら
ノー・ロープ部分に配置した
ガラスや蛍光灯をペイジと共に被弾していきます。
ただロイドという新しいスターを作ろうとする団体の意図に対し、
ロイドにそこまでのカリスマ性があるかというと否。
最近盛り返してきたIWA-MSに対し、
CZWはちょっと人材が不足してきましたかね。
最後のスカフォードからのDVDは余りに投げ方が危険で
壮絶なフィニッシュでしたが、
それもスカフォードに登るまでの過程がなく、
試合開始直後にスカフォードに登るのとある意味同じというのは駄目。
まあまあよい試合程度でしょう。
スポットだけで言うと迫力あるものが幾つも見られましたが、
試合内容としては物足りない結果に。
ロイドも立場が人を作ることもあるとはいえ、
そうなるかは正直怪しい・・・。
(執筆日:6/?/17)
注目試合の詳細
なし試合結果
@ToD1回戦、シンダー・ブロックス・ベースボール・バッツ・バンドル:カサノヴァ・ヴァレンタインvs.Gレイヴァーvs.ジミー・ロイドvs.ストッケイドAToD1回戦、4コーナーズ・オブ・ペイン:デイル・パトリックスvs.ジョシュ・クレインvs.メンス・ワーナー
BToD1回戦:ロスタ・ライトチューブス:ドリュー・パーカーvs.リッキー・シェイン・ペイジ
CToD1回戦、バーブド・ワイヤー・マッドネス、4コーナーズ・オブ・ペイン:
ブランドン・カークvs.コーナー・クラクストンvs.ダン・オヘアvs.キット・オズボーン
DToD準決勝、SAWデス・マッチ:ジミー・ロイドvs.メンス・ワーナー
EToD準決勝:ブランドン・カークvs.リッキー・シェイン・ペイジ
Fファンズ・ブリング・ザ・ウェポンズ:ジェフ・キャノンボールvs.マット・トレモントvs.トビー・クライン
GToD決勝、バーブド・ワイヤー・ノー・ロープス・ライトチューブス:ジミー・ロイド(優勝!)vs.リッキー・シェイン・ペイジ