TOPアメリカン・プロレスCZWCZW 2016年 →CZW:Best of CZW 2016

CZW:Best of CZW 2016の分析


名勝負 なし
好勝負 ワイアード王座戦、ラダーマッチ:リオ・ラッシュ(ch)vs.ジョーイ・ジャネラ(9/10/16)

@ワイアード王座戦:リオ・ラッシュ(ch)vs.ARフォックス(7/9/16)
 リオは小さな体を補えるような打撃を意識。
 鏡合わせで張り合う形ですね。
 フォックスがリングアウト寸前に追い込まれたりする展開を経て後半戦へ。
 技の攻防を作るためのシーンが目立ち、
 リオのポテンシャルに賭けきっていない内容は少し物足りないですね。
 クライマックスも少し冗長です。
 まあまあ良い試合程度。

Aワイアード王座戦:リオ・ラッシュ(ch)vs.ジョン・シルヴァー(8/13/16)
 ラッシュはCZWでは唯我独尊ヒール。
 受け身の思い切りが良いので
 ヘタレ要素も組み込んでも良いかもしれませんね。
 そうするとシルヴァーの攻撃性をより活かせることになるはず。
 終盤はそれぞれカナディアン・デストロイヤーを打つなど
 派手な攻防ながら少し完成度が低い部分もありました。
 まあまあ良い試合。

BノーDQ:デイヴィッド・スターvs.デイヴ・クリスト(9/10/16)
 奇襲から始まり混沌とした乱戦に。
 会場中を練り歩き、あえて試合構成に配慮しないことで崩すことで
 その遺恨度を際立たせています。
 後半もボードや串のスポットといった
 CZWらしいハードコア要素も加えています。
 ただ既にRockstar Proで熟成したライバリティを
 過激要素でわざわざあてる必要があるかは疑問。
 良くも悪くもCZW色に無理矢理寄せ過ぎた印象があります。
 中々良い試合。
 (執筆日:6/?/17)

Cワイアード王座戦、ラダーマッチ:リオ・ラッシュ(ch)vs.ジョーイ・ジャネラ(9/10/16)
 昨年末、通常形式でも無茶をした2人。
 ラダー・マッチとなれば更に体を張っていく。
 高い期待値にしっかり応えていきます。

 コーナーに立てかけたラダーへ投げたり
 椅子を裏返しに置いたところに投げたり。

 女子マネら出てきて云々かんぬんするCZWらしい演出。
 技能低い人混ざって純度は一度落ちますが彼らも体を張って熱量は継続。

 その上で特大ラダーから鉄骨にぶら下がってリングサイドに橋渡しにしたラダー目がけエルボー・ドロップ。
 これは騒然の一発でしたね。
 担架で運ばれかける時にCZWならブーイング飛びそうなものだが拍手起きてましたからね。

 その後も何度も体張って盛り上がりました。
 お疲れさまでした。

 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:11/?/23)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@ワイアード王座戦:リオ・ラッシュ(ch)vs.ARフォックス(7/9/16)
Aワイアード王座戦:リオ・ラッシュ(ch)vs.ジョン・シルヴァー(8/13/16)
BノーDQ:デイヴィッド・スターvs.デイヴ・クリスト(9/10/16)
Cワイアード王座戦、ラダーマッチ:リオ・ラッシュ(ch)vs.ジョーイ・ジャネラ(9/10/16)