TOPアメリカン・プロレスCZWCZW 2013年 →CZW:CZW at Wrestle Con 4/5/13

CZW:CZW at Wrestle Con 4/5/13の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

◆ハイドが登場。マーシスが邪魔してきてロスターに入れてくれるよう要求。ハイドは次回の大会のファンズ・ブリング・ウェポンズに勝てばロスターに入れるだけでなく、ToDにも出場させてやる、と言う。

@エアリアル・アサルト:ARフォックスvs.ラッキー13vs.シェイン・ホリスターvs.シェイン・ストリックランドvs.リッチ・スワンvs.アンドリュー・エヴェレット
Aジョー・ゲイシーvs.マット・トレモント
Bキャンペーン・フォー・ア・ベター・コンバット・ゾーンvs.ザ・フロント
Cタッグ王座戦:カタリスト(ch)vs.BLK OUT
Dグレッグ・エクセレントvs.コルト・カバナ

Eダニー・ハヴォックvs.ドレイク・ヤンガー
 ラッキー13が乱入してきてノー・コンテスト。

FOI4K vs.スメリアン・デス・スクアッド

Gサミ・キャリハンvs.ブライアン・ケンドリック
 鬩ぎ合ってはいるものの
 その些事加減を調節するためにスタイルを際立たせることができていない。
 そういう状態でケンドリックが丸め込みを押し出してても効果は不十分。
 エプロンでのスライス・ブレッド#2など
 ハードな技を詰んできたものの芯がしっかり通っていないので伸び悩み。
 終盤の攻防もサミのストレッチ・マッファーに対抗できる技がケンドリックにあればなぁ、と思う。
 まあまあ良い試合。

 試合後ハイドが現れキャリハンに秘密を共有するよう要求するもキャリハンは怒って去って行く。

HCZW王座戦、グルーサム・ガセット・プレート・デス・マッチ:Masada(ch)vs.葛西純
 最初はじっくりレスリング。
 ロープに振られるのを抵抗したり、
 剃刀にぶつけられるのを防いだりといったBJWらしい立ち上がりです。
 しかしながら未遂ばかりではなく小さなスポットも織り交ぜられており
 BJWが陥りがちな通常プロレスの劣化版みたいにはなっていない。
 視覚的にインパクトが足りないものの両者が流血した後は
 場外乱戦も含めて椅子を強烈に打ち込み合います。
 そして目玉である剃刀スポット。
 初代の剃刀マッチと同じく、葛西がドロップ・トー・ホールドを食らい剃刀に倒れこむと
 大流血で顔面を真っ赤に染め上げます。
 CZWファンの度肝を抜き良いテンションの中、終盤の攻防をやりきりました。
 クリスティーナの前後で、それぞれが一方的に攻める上、
 フィニッシュがすっぽ抜けだったのでクライマックスでもう1ステージ上げれた印象はあるものの
 このカードに求められるラインは満たしたデス・マッチでした。
 好勝負に届かずも中々良い試合。


総評
 WrestleConということで豪華なラインナップ。
 一方で最近のCZWの強みを見せれるカードがなく、
 ヤンガーvs.ハヴォックもノー・コンテストだったのは残念でした。
DVD Rating:★☆☆☆☆
 (執筆日:3/13/13)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@エアリアル・アサルト:ARフォックスvs.ラッキー13vs.シェイン・ホリスターvs.シェイン・ストリックランドvs.リッチ・スワンvs.アンドリュー・エヴェレット
Aジョー・ゲイシーvs.マット・トレモント
Bキャンペーン・フォー・ア・ベター・コンバット・ゾーンvs.ザ・フロント
Cタッグ王座戦:カタリスト(ch)vs.BLK OUT(新チャンピオン!)
Dグレッグ・エクセレントvs.コルト・カバナ
Eダニー・ハヴォックvs.ドレイク・ヤンガー(ノー・コンテスト)
FOI4K vs.スメリアン・デス・スクアッド
Gサミ・キャリハンvs.ブライアン・ケンドリック
HCZW王座戦、グルーサム・ガセット・プレート・デス・マッチ:Masada(ch)vs.葛西純