TOPアメリカン・プロレスCZWCZW 2012年 →CZW:Tangled Web 5 8/11/12

CZW:Tangled Web 5 8/11/12の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@リッチ・スワンvs.シェイン・ストリックランド
 まさかの敗北を喫したスワンは握手を拒否。

・グラック軍団が登場。トイレット・ペーパーが投げ込まれる。

Aドリュー・グラックvs.グレッグ・エクセレント
Bタッグ王座戦:4LOCO(ch)vs.ネイション・オブ・イントキシケーション
 試合後ハヴォックが現れNoIの戴冠を祝う。

・ゲイシーが俺をタングルド・ウェブに参加させろ、と要求。ハイドはこれに対しその価値があることを示せ、と答える。

Cサミ・キャリハンvs.ラッカス
◆ハヴォックが次回大会のアナウンス。

DJrヘビー級王座戦:ARフォックス(ch)vs.アレックス・コロン
 コロンは考えながらJrの演舞をしていますね。
 感情の吐き出しとアクションのバランスも良いですよ。
 フォックスは魅力的且つハードなムーブで盛り上げる。
 中盤はコロンが支配。
 ベースの試合運びにおけるコンビネーションも良いものがあります。
 確かに際立つレベルではないけれど
 本来なら終盤にいかざるをえないところでエプロン技という大きな見せ場を挟んだりと構築力もある。
 コロンがコーナーから突き落とされセキュリティーの上に真っ逆さまに落ちる危険なスポットからクライマックス。
 見応えのあるニア・フォールを繰り広げました。
 コロンが過小評価されていることを示すと共に
 フォックスの王者としての安定感も際立ちました。
 好勝負に届かずも中々良い試合。

 試合後フォックスが次回大会のデイブとのラダー・マッチにJrヘビー級王座を賭け統一王座戦にするとアナウンス。

ECZW王座戦:MASADA(ch)vs.ジョーカー
 ジョーカーがダブル・リングアウトという裁定を下したレフェリーを暴行。

Fタングル・ウェブ:DJハイドvs.マット・トレモント
 (有刺鉄線ネットがコーナーに、金網がエプロン横に設置されている。
 そしてトップ・ロープ上に橋渡しするように金網の足場があり、その横に有刺鉄線が張られ、その下にテーブルが設置されている形式)
 トレモントがキャラ演技を意識しながら試合をするようになっているのは良いですね。
 ハイドもヘタレっぷりといった弱さを出さずに
 悪徳オーナーがやられる爽快感を作り出しているのが良い。
 前半は椅子や有刺鉄線バットなどで有刺鉄線ネットを温存します。
 構築上これは正しいことですが
 この有刺鉄線ネット、飛びぬけて過激ではないんですよね。
 間違った使い方はしていないんだけど許容時間を越えて試合時間が長すぎます。
 有刺鉄線下のテーブルへの落下という最大の見せ場ではトレモントが危険な落ち方をしてしまいます。
 それゆえバック・ステージに運ばれていったのにはリアリティーがありました。
 しかし復活して戻ってくるなら勝利、
 いやそれが駄目でもわずかばかりの二ア・フォールが欲しかった。
 そのまま力尽きるというエンディングは28分の試合の終わり方としては辛い。
 トレモントの成長が感じ取れましたし、試合時間を削って、トレモント勝利で最後をよりドラマチックにすればかなりのものになったでしょう。
 平均的な良試合。

 試合後ゲイシーが加わりトレモントを痛めつける。

@コアvs.ライアン・スレーター
Aミスター・トフィガ、アレクサンダー・ジェームスvs.ローリー・モンド、ラティン・ドラゴン

総評
 セミ、メインのストーリーがまどろっこしく感じるが、悪くない大会です。
DVD Rating:★☆☆☆☆
 (執筆日:9/18/12)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@リッチ・スワンvs.シェイン・ストリックランド
Aドリュー・グラックvs.グレッグ・エクセレント
Bタッグ王座戦:4LOCO(ch)vs.ネイション・オブ・イントキシケーション(新チャンピオン!)
Cサミ・キャリハンvs.ラッカス
DJrヘビー級王座戦:ARフォックス(ch)vs.アレックス・コロン
ECZW王座戦:MASADA(ch)vs.ジョーカー(ダブル・リングアウト)
Fタングル・ウェブ:DJハイドvs.マット・トレモント
@コアvs.ライアン・スレーター
Aミスター・トフィガ、アレクサンダー・ジェームスvs.ローリー・モンド、ラティン・ドラゴン