CZW:Ariel Assault 3/10/12の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
@ダニー・ハヴォックvs.アレクサンダー・ジェームス
Aタッグ王座戦:アズリエル、バンディードJr.(ch)vs.BLK OUT vs.ランナウェイズ
BMASADA vs.アダム・コール
試合後トレモントがハイドに自分と戦えと要求。ハイドはトレモントを叩きのめした後、ならばBotBで戦ってやると宣言。
Cジェイク・クリスト、チャック・テイラー、ARフォックスvs.デイブ・クリスト、フィリーズ・モースト・ウォンテッド
DTLCマッチ:ミア・イムvs.グレッグ・エクセレント
いきなりイムがコーナー椅子へのパワー・ボム、キャノン・ボールを食らうスタート。
イムの攻撃はまったく利かずグレッグによる攻めが続きます。
アルバート並みに体毛の濃いグレッグにテープを張って剥がすなんて緩いシーンに一時陥りますが
グレッグを流血させ、蹴ったラダーを頭部にぶつけるなど激しい戦いに。
序盤はある種ファン・マッチ的な試合運びでしたが
過激且つアイディアのあるスポットを連発する中で
その過酷さが自然と試合の進行をフィットするものにしている。
グレッグも体を張りましたね。
コーナー上から橋渡しにしたラダー上に落ちたり、場外テーブルの上に落ちたりしています。
一度グレッグがバック・ステージに運ばれかけるも戻ってきてキスしたのは
いかにも様式的ではありますがそれはこの試合に限っては上手く作用している。
最後は絵になるラダー上からテーブルへのサンセット・フリップ・パワー・ボムでフィニッシュ。
試合後2人がハグしたのも納得のやりきった内容です。
好勝負に届かずも中々良い試合。
試合後ハイドが現れイムにチョーク・スラム。
Eキット・オズボーンvs.AJエヴァーズ
FJrヘビー級王座戦:サミ・キャリハン(ch)vs.ドレイク・ヤンガー
サミがビッグ・ブーツを打てばヤンガーもラリアット。
序盤から一歩も譲らない張り合いになっています。
その延長でヤンガーがエプロンでのパイル・ドライバーを決めた所でようやく主導権を握ります。
テンポにのせてキャリハンを追い込んで行きます。
技の一つ一つが重いですね。
同時に転換点として差別化が難しい訳ですが
場外へのブレーン・バスターと先ほどと同じように
環境を利用した技をキーに置いているので分かりやすい。
これを防いだサミがトペを決めて反撃開始。
張り合いという攻防もそうですがそれぞれの技の勢いが異常なハード・ヒッティングで
この試合、特別なカードにかける意気込みが伝わってきますね。
サミがヤンガーの脚に狙いをつけながらも攻め合い続行。
ちょっと相手の攻めを台無しにしているところがあり、
また最初からテンション高くやっていたことで終盤は息切れした感はありますね。
最後はヤンガーのロープ・ブレイクが見逃される形で決着。
中々良い試合でした。
試合後キャリハンがヤンガーにBotBで戦おうと提案する。
GCZW王座戦:スコッティ・ヴォルテックス(ch)vs.MASADAvs.デヴォン・ムーアvs.DJハイド
ハイドがMASADAを急遽参戦させ、MASADAが王座奪取。
Hエアリアル・アサルト・マッチ:ウーハー・ネイションvs.tHURTeen vs.ラティン・ドラゴンvs.ナイルズ・ヤングvs.サムライ・デル・ソルvs.シェイン・ストリックランドvs.ライアン・マクブライドvs.ローリー・モンド
総評
3種3様の過激な試合が揃っており、セミも内容はどうでも良いが、ようやくまともな選手にCZW王座が移動しました。
悪くない大会。
DVD Rating:★☆☆☆☆
(執筆日:5/2/12)
注目試合の詳細
なし試合結果
@ダニー・ハヴォックvs.アレクサンダー・ジェームスAタッグ王座戦:アズリエル、バンディードJr.(ch)vs.BLK OUT vs.ランナウェイズ
BMASADA vs.アダム・コール
Cジェイク・クリスト、チャック・テイラー、ARフォックスvs.デイブ・クリスト、フィリーズ・モースト・ウォンテッド
DTLCマッチ:ミア・イムvs.グレッグ・エクセレント
Eキット・オズボーンvs.AJエヴァーズ
FJrヘビー級王座戦:サミ・キャリハン(ch)vs.ドレイク・ヤンガー
GCZW王座戦:スコッティ・ヴォルテックス(ch)vs.MASADA(新チャンピオン!)vs.デヴォン・ムーアvs.DJハイド
Hエアリアル・アサルト・マッチ:ウーハー・ネイションvs.tHURTeen vs.ラティン・ドラゴンvs.ナイルズ・ヤングvs.サムライ・デル・ソルvs.シェイン・ストリックランドvs.ライアン・マクブライドvs.ローリー・モンド