TOPアメリカン・プロレスCZWCZW 2012年 →CZW:Super Saturday 2/4/12

CZW:Super Saturday 2/4/12の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@ジェロム・フィリップス、トレバー・コート、カイル・マーヴェリック、シェイン・ストリックランドvs.スー・ジャクソン、リミ・ウィルキンス、トリップ・キャシディー、デイル・パトリックス
ABotB予選:アレックス・コロンvs.アーロン・マコミック
Bネヴァvs.キンバー・リー
Cドレイク・ヤンガーvs.グレッグ・エクセレント

DARフォックスvs.サムライ・デル・ソル
 1ムーブでグラウンドの技術があるように見せかけると
 ぼろを出さないよう、すぐに演舞的攻防に移ります。
 フォックスが彼の跳躍力を活かしたムーブを次々と披露。
 出鱈目に出しているのではなく順序立っていて感心しましたね。
 サムライもエプロンなど場所を使ったムーブで盛り上げました。
 どちらも受けで場外に転がり出ることで
 相手の高度なダイブを引き出すなど
 最後まで彼らの魅力がストレートに出る内容としました。
 予想以上の試合。
 中々良い試合でした。

Eサミ・キャリハンvs.トミー・ドリーマー
Fデイブ・クリスト、リッキー・シェイン・ペイジvs.ジェイク・クリスト、BJウィットマー

◆試合前にスコッティが登場。相手のロバート・アンソニーがいないことから俺を王座戦に組み込め、と要求。お前など王座戦に値しない、と拒否するハイドの顔にパンチを叩き込むとハイドは3ウェイ・ダンスにしてやる、と言う。

GCZW王座戦、3ウェイ・ダンス:デヴォン・ムーア(ch)vs.DJハイドvs.スコッティ・ヴォルテックス
 ハイドがラリアットでムーアを下し、スコッティがハイドを丸め込んで王座移動。

Hウルトラヴァイオレント・ルールズ:ダニー・ハヴォックvs.マット・トレモント
 序盤でエプロンから場外へのデッドリー・ドライブを決めると
 ホッチキス、椅子を出してハードコアに。
 舌にホッチキスを打ち付けて場内を沸かせていましたが、
 CoDでハイド乱入によりぶち壊された試合を
 メインで改めて再戦して何があるのかと思っていたら
 特に過激度に目を見張る所はありません。
 剣山を持ち出すもせこせこと見せ場を準備するのに手間取っています。
 ダイビング・ヘッド・バッド自爆でトレモントの額に剣山が刺さりましたが
 もっと盛り上がる形があるでしょうに。
 グダついて最後は何故か椅子トラップでフィニッシュ。
 期待外れの内容で、平均より少し上。

総評
 安定して良い仕事をしているフォックスがMOTNの試合をやってのけました。
 フォックスをトップにJrを任せてキャリハン、コールにはCZW王座を争ってほしいものです。
 そのCZW王座はようやくムーアが陥落しましたが、代わりはというとスコッティ。
 試合面は少しはましになるでしょうが、ストーリー的には特に変化が起こりそうにない。
 ゲストを呼んで王座移動もあれば普通その大会は力が入っているものだが、
 CZWは逆に手抜きだったりということがしばしばある。
 この大会もそう。
DVD Rating:☆☆☆☆☆
 (執筆日:3/4/11)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@ジェロム・フィリップス、トレバー・コート、カイル・マーヴェリック、シェイン・ストリックランドvs.スー・ジャクソン、リミ・ウィルキンス、トリップ・キャシディー、デイル・パトリックス
ABotB予選:アレックス・コロンvs.アーロン・マコミック
Bネヴァvs.キンバー・リー
Cドレイク・ヤンガーvs.グレッグ・エクセレント
DARフォックスvs.サムライ・デル・ソル
Eサミ・キャリハンvs.トミー・ドリーマー
Fデイブ・クリスト、リッキー・シェイン・ペイジvs.ジェイク・クリスト、BJウィットマー
GCZW王座戦:デヴォン・ムーア(ch)vs.DJハイドvs.スコッティ・ヴォルテックス(新チャンピオン!)
Hウルトラヴァイオレント・ルールズ:ダニー・ハヴォックvs.マット・トレモント