TOPアメリカン・プロレスCZWCZW 2012年 →CZW:13th Anniversary Show 2/11/12

CZW:13th Anniversary Show 2/11/12の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@グレッグ・エクセレントvs.ナイルズ・ヤング
 試合後ミア・イムが現れエクセレントにTLCマッチでの再戦を申し込みエクセレントが受諾。

Aアレックス・コロンvs.キンバー・リー
 ランナウェイズの介入からコロンの勝利。
 試合後ランナウェイズはコロンに狙いを移し叩きのめす。

Bタッグ王座戦:アズリエル、バンディードJr.(ch)vs.ランナウェイズ

Cドレイク・ヤンガーvs.アダム・コール
 ヤンガーが試合開始直後に仕掛け、
 場外で鉄階段に叩きつけたりと激しい攻め。
 ヤンガーは通常レスラーとしては
 コンディションが悪く技の実体があるとは言い難いものがありますが
 コールとの関係性から言えばこの展開はベスト。
 介入からコールが逆転。
 ヤンガーが面白い反撃を見せますが
 コールは適当にあわせているだけで中盤はテンプレートで流し目です。
 終盤はコールが緩急を発揮して素晴らしいニア・フォール合戦を見せ満足させました。
 しかし11分で4試合目なんて位置には納得いかない。
 メインに据えても良いカードだと思います。
 平均的な良試合。

Dサミ・キャリハンvs.DJハイド
 サミが入場してきたDJにトペを決めると
 その後もダッシュしてのチョップや
 突進してバリケードにぶつけたりと
 疾走感を与える行動を意図的に盛り込んだ乱戦。
 ハイドも要所で場外ブレーン・バスターなどの大技で盛り返します。
 リングに戻ってからは一発一発の打撃を表現的に使ってストーリーに引き込んでいきます。
 この大技が決まるかどうかに上手く注目を集めていましたね。
 終盤はハイドが勝敗から離れ煽りにシフト。
 一流の面々と比べると見よう見まね感が否めず
 やや冗長でしたが良くやりました。
 波に乗るエースvs.悪のオーナーというカードにふさわしい完璧な内容。
 何故これをメインでやらなかった。
 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:5/1/12)

 試合後トレモントが現れTODに参加することに対してハイドと話す。

Eデス・マッチ・トライアル:ダニー・ハヴォックvs.ローリー・モンド
 使われた凶器はカーペット・ストラップと椅子、画鋲です。

Fデイブ・クリスト、ミスター・トフィガ、?vs.ジェイク・クリスト、ARフォックス、ラッキーtHURTeen
 サプライズ・パートナーとしてチャック・テイラーが参加。

Gストリート・ファイト:セイビアンvs.ホミサイド
H#1コンテンダーズ・マッチ:MASADA vs.デヴォン・ムーアvs.ロバート・アンソニー
 アンソニーがムーアにバック・ドロップ・ホールドを決めるもアンソニーの肩もついていたとしてドローに。2人共王座に挑戦することに。

ICZW王座戦:スコッティ・ヴォルテックス(ch)vs.ドリュー・グラック

総評
 何故お祝いの大会でグラックの王座挑戦なんかメインに置くのでしょうね。
 また試合として微妙でもキャリハンvs.ハイドもミッド・カードに中途半端に実現するようなカードでもない気がするし、
 ハヴォックvs.モンドのデス・マッチもやる気なし。
 スルー推奨です。
 ・・・がハイドvs.サミが素晴らしかったのでサミ・ファンは手に入れてもOK。
DVD Rating:★☆☆☆☆
 (執筆日:3/9/11)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@グレッグ・エクセレントvs.ナイルズ・ヤング
Aアレックス・コロンvs.キンバー・リー
Bタッグ王座戦:アズリエル、バンディードJr.(ch)vs.ランナウェイズ
Cドレイク・ヤンガーvs.アダム・コール
Dサミ・キャリハンvs.DJハイド
Eデス・マッチ・トライアル:ダニー・ハヴォックvs.ローリー・モンド
Fデイブ・クリスト、ミスター・トフィガ、チャック・テイラーvs.ジェイク・クリスト、ARフォックス、ラッキーtHURTeen
Gストリート・ファイト:セイビアンvs.ホミサイド
H#1コンテンダーズ・マッチ:MASADA vs.デヴォン・ムーアvs.ロバート・アンソニー(ダブル・フォール)
ICZW王座戦:スコッティ・ヴォルテックス(ch)vs.ドリュー・グラック