TOPアメリカン・プロレスCZWCZW 2012年 →CZW:An Excellent Adventure 1/14/12

CZW:An Excellent Adventure 1/14/12の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

◆元ECWアリーナの権利を移譲した元オーナーRoger Artigianiが挨拶。

◆ハイドに勝利し3つの願いを叶えてもらえることになったエクセレントは1つ目の願いとしてCZWから解雇されない契約にし、残る2つの願いでハイドにはめられたレスラー、ドリュー・ブラッドとWHACKSを復帰させる。

@(レフェリー:ドリュー・ブラッド):WHACKS vs.DJハイド
 早速試合。ブラッドが仕返しとしてハイドをはめます。

Aライアン・マクブライドvs.デレク・フレイジャー
 フレイジャーはブラッドを下がらせ特別レフェリーとしてロッキン・レベルを呼び込む。
 終盤フレイジャーが膝の固定具で攻撃しようとするもレベルに誤爆。
 それまで公平に裁いていたレベルが何をするんだとフレイジャーにDVD。
 ブラッドが戻ってきてカウントしカウント3です。
 
BARフォックスvs.ウーハー・ネイション
 いくら動けるとはいえいきなりウーハーのようなレスラーが
 丸め込み合戦にドロップ・キックを打つのは違和感がある。
 やはりパワー・ファイターなのに動ける驚きが彼の魅力ですからね。
 自分の立ち位置を語る前にこういう攻防を行なう程
 2人の間で数え歌としての認識が出来ているのでしょうが最低限の原点は保持するべきです。
 しかし前回よりも激しい攻防で見応えがあり
 今後もウーハーに参戦して欲しいと思わせるには十分。
 まあまあ良い試合。

Cタッグ王座戦:アズリエル、バンディードJr.(ch)vs.BLK OUT
 ランナウェイズ乱入によりノー・コンテスト。

DJrヘビー級王座戦:サミ・キャリハン(ch)vs.リッチ・スワン
 サミがハード・ヒッティングを叩き込み早々にストレッチ・マッファーを狙う。
 スワンがひるまず凌ぎながら真っ向から反撃を試みるという内容です。
 サミは乱戦スタイル時の歩き、派手な受けを
 今の王者として構成の一要素に取り込んでいて大きな成長を感じさせます。
 予想もつかない技で転換点を作るのも上手い。
 一方のスワン。
 こちらも経験を積んでそこいらの軽量級とは比べられないほどの知名度を得て
 動きもしっかりしたものになってきました。
 しかしいかんせん体の小ささ、細さが目をつく。
 それ故にアンダードッグとして扱われないでの攻防にどうも入り込めないところがある。
 中々良い試合でしたがサミの貢献ばかりが目立ちました。

Eグレッグ・エクセレントvs.ミア・イム

◆ハヴォックが元ECWアリーナで活躍したレジェンドの名前を挙げているとドリュー・グラックが登場。グラックがそんな奴らたいしたことない、と非難。ハヴォックの奥さんについて言及したところでハヴォックの怒りも限界に達しハヴォックが殴りかかる。

Fドリュー・グラックvs.マット・トレモント
 試合後ハヴォックがリトル・モンドを連れて登場。モンドとトレモントがTODに参加するとアナウンス。トレモントとCoDのリマッチを行なうことも付け加える。

Gストリート・ファイト:エディ・キングストンvs.ジョーカー
 試合後エディが俺はこのアリーナで生まれたと言う。

HCZW王座戦:デヴォン・ムーア(ch)vs.アダム・コール

Iアシラム・アリーナ・ファイナル・マッチ、4コーナーズ・オブ・グラス:DJハイドvs.ジョン・ザンディグ
 ザンディグは相変わらず腹が出ていてコンディション悪し。
 しかし生意気なハイドに張り手を食らわせて
 そのまま場外で制裁する展開にしたのは上手い。
 これならぼろが出ません。
 ガラス・スポットも4枚中1枚しか受けませんが
 最初の1回を担当し、最後は丸め込みの一発逆転なので構成としてはばっちり。
 オーナー対決及び旧ECWアリーナのラスト・マッチとして見れば
 出来ることだけをしましたというのは何とも物足りない所ではありますが
 これ以上のことに手を出していれば間違いなく評価は下がったでしょう。 平均より少し上。

総評
 試合内容に期待できるカードが複数あり、
 どれも外さなかったので悪くない大会に。
 メインは予想よりは楽しめる程度のものですけれどね。
DVD Rating:★☆☆☆☆
 (執筆日:3/4/11)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@(レフェリー:ドリュー・ブラッド):WHACKS vs.DJハイド
Aライアン・マクブライドvs.デレク・フレイジャー
BARフォックスvs.ウーハー・ネイション
Cタッグ王座戦:アズリエル、バンディードJr.(ch)vs.BLK OUT(ノー・コンテスト)
DJrヘビー級王座戦:サミ・キャリハン(ch)vs.リッチ・スワン
Eグレッグ・エクセレントvs.ミア・イム
Fドリュー・グラックvs.マット・トレモント
Gストリート・ファイト:エディ・キングストンvs.ジョーカー
HCZW王座戦:デヴォン・ムーア(ch)vs.アダム・コール
Iアシラム・アリーナ・ファイナル・マッチ、4コーナーズ・オブ・グラス:DJハイドvs.ジョン・ザンディグ