TOPアメリカン・プロレスCZWCZW 2011年 →CZW:Cerebral 10/7/11

CZW:Cerebral 10/7/11の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@ミスター・トフィガvs.キット・オズボーン
Aワイアード王座戦:ジェイク・クリスト(ch)vs.ラティン・ドラゴン
Bアズリエル、バンディードJr. vs.SAT
Cラッカスvs.ライアン・スレーター
Dアレックス・コロンvs.ジョー・ゲイシー
 試合後ランナウェイズがBLK OUTを破壊し去っていく。
 BLK OUT参謀のミレノが雪辱を誓う。

Eデイブ・クリストvs.ダスティン・レイズ
Fグレッグ・エクセレント、サミ・キャリハンvs.DJハイド、アダム・コール

Gフィリーズ・モースト・ウォンテッドvs.デレク・フレイジャー、ライアン・マクブライド
 終盤フレイジャーが裏切りマクブライドを攻撃。
 それまで普通に戦っていただけに驚く前に呆れ果てて物も言えない。
 CZWオフィシャルのドリュー・ブロッドを挑発し去っていく。

HCZW王座戦:デヴォン・ムーア(ch)vs.ARフォックス

Iスウィンギング・フォー・ザ・フェンスズ:ブレイン・ダメージvs.マット・トレモント
 脳挫傷が独特の歩き方で試合を進めます。
 立てた椅子へのバック・ドロップを食らいトレモントが顔右側から流血。
 更に別の切り口も作ります。
 しかしそれよりもやばかったのは脳挫傷。
 ひどい流血でしばらくしても血が止まりません。
 そんな状態で決めたキャメル・クラッチは圧巻でしたね。
 トレモントも良かった。
 シャツに引っかかった有刺鉄線バットを見て、
 前に倒れて股間を売ったりと絵を作るということを意識し始めました。
 また定番の顔への拳の打ち合い。
 これ、数多くのデス・マッチ・ファイターがやってきましたが、
 やはり恐ろしいもので中々思い切って打てない奴を何人も見てきました。 
 しかしトレモントの拳は鋭く、
 流血が未だ止まらないにも関わらずアドレナリンをエンジンに動き続ける
 ターミネーターの脳挫傷と真っ向から打ち合っていました。
 試合後脳挫傷がトレモントをデス・マッチ・ファイターとして認めるシーンに納得感のあるデス・マッチ。
 トレモントがここまでやるとは思っても見なかったし、
 脳挫傷が再びターミネーターとして蘇るとも思っても見なかった。
 好勝負に少し届かず。

 試合後DJハイドはトレモントなんかまだまだ半人前だ、CoDのハヴォック戦が待っているぞ、と言う。

総評
 クリスト兄弟参戦などで徐々に底上げされてきているものの
 有望な選手同士のマッチアップが少なく微妙な内容。
 しかしメインは素晴らしく往年のデス・マッチ・ファンならこれ1試合で買うに値する。
DVD Rating:☆☆☆☆☆ 
(執筆日:1/14/12)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@ミスター・トフィガvs.キット・オズボーン
Aワイアード王座戦:ジェイク・クリスト(ch)vs.ラティン・ドラゴン
Bアズリエル、バンディードJr. vs.SAT
Cラッカスvs.ライアン・スレーター(DQ)
Dアレックス・コロンvs.ジョー・ゲイシー
Eデイブ・クリストvs.ダスティン・レイズ
Fグレッグ・エクセレント、サミ・キャリハンvs.DJハイド、アダム・コール
Gフィリーズ・モースト・ウォンテッドvs.デレク・フレイジャー、ライアン・マクブライド
HCZW王座戦:デヴォン・ムーア(ch)vs.ARフォックス

Iスウィンギング・フォー・ザ・フェンスズ:ブレイン・ダメージvs.マット・トレモント