TOPアメリカン・プロレスCZWCZW 2009年 →CZW:Blood Pressure Rising 5/9/09

CZW:Blood Pressure Rising 5/9/09 の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

2枚組み約2時間50分です。

@セイビアンvs.リック・スワン
 スワンはスタンディング450°スプラッシュをしたぐらいで
 引っ張るとかそういうレベルの相手ではなかったのだけれども
 しっかりと考えて技のレパートリーを見せたセイビアンは偉い。
 悪い試合。

 何やらメイヴェンが職に復帰したようで
 オープニング・マッチをアナウンスし心を入れ替えると喋ります。

Aドリュー・ブラッドvs.ピンキー・サンチェス
 するとブラッドが登場。
 ボディガードとしてこの男を雇ったと告げると、ハイドが登場。
 ゴングが鳴るなりピンキーにドライバーを決めて即終了。
 そこにザンディグが現れて(なんでここに?)DJに有刺鉄線角材で攻撃。
 ハイドがブラッド側につくなら俺はピンキー側につく、と言い出し再試合を指示します。
 試合は張り合って椅子を使ったハードな攻防を見せているものの
 抗争の賞味期限が切れているのは否めません。
 悪くない試合。
 試合後ザンディグはハイドを雇わないがTODには出てもらうと言う。

Bデヴォン・ムーアvs.コール・キャロウェイ
 羽がついてたりする変人がまたもCZWに現れました。
 Give me a break.
 ひどい試合。
 試合後ゲイジが現れキャロウェイがしばきます。
 そこにTBAが2人がかりで襲撃。
 ヘイトリッドが現れた所で次の試合へ。

Cタッグ王座戦:ザ・ベスト・アラウンド(ch)vs.H8クラブ
 試合といってもねぇ。
 いくら太って使えなくなっているといってもH8クラブは別格。
 TBAを痛めつけるしかできない。
 しかし王座を取らせると困るので
 不自然な形でレフェリーを攻撃(誤爆?)、
 TBAが逃げるという筋書きを選んでいます。
 ひどい試合。

DBOTB予選:カーター・グレイvs.ドリュー・グラック
 両者動きは良いのですけれども
 やってる事の根幹を持っていないので溜息が出るような
 がたがたぐらぐら、独りよがりの内容です。
 悪い試合。 

EBOTB予選:ラッカスvs.グレッグ・エクセレント
 元はラッカスvs.セイビアンが行われる予定でしたが
 ラッカスが俺達が戦う必要は無く、観客も望んでいないと言い出すと
 セイビアンは俺は前回の覇者だから予選の必要はない、
 しかしお前は予選を勝ち抜く必要がある、と言ってエクセレントを呼び出します。
 そんなこんなで行われた試合ですけれど
 ラッカスが本当にROHに出ていたのと思うぐらい
 下手且つ適当な試合運びを見せます。
 やるならやってくれよ、と思っていた
 ラッカスvs.セイビアンだけどこれを見た後では完全にどうでもよくなる。
 ひどい試合。
 まさかの敗北をきっしたラッカスですが素直にエクセレントと握手して退場。

Fジュニア級王座戦:ライアン・マクブライド(ch)vs.イゴティスティコ・ファンタスティコ
 前回は怪我含め駄目駄目だったカードですが
 今回はダイブから初めて掟破りのマント・アタックと掴みは上々。
 その後リングに戻ってからは軽い脚攻めと
 ハードな技を絡めてそれなりの内容になっています。
 平均レベル。
 試合後カリハン、モクスリーが襲撃をかけ王座を盗んで逃走。

GCZW王座戦、チャンピオンズ・チャレンジ:ドレイク・ヤンガー(ch)vs.ディンゴ
 挑戦する他団体の王者はディンゴでした。
 正直IWA王座戦で何度も実現しているカードなんだけど
 ヤンガーがハードコアなCZWスタイル、
 ディンゴが打撃と技の外敵スタイルと
 それぞれが王者として背負うべき物を見せたので
 これまでに見た中では一番面白かったと思います。
 只スタイルを対比させているといっても
 ヤンガーはもう少し体を張るべきでしたね。
 まあまあ良い試合でした。 

 試合後カリハンが現れCZW王座も取って
 ニュー・ホラー王座をトップにして見せると言う。
 そしてお前をCZWで働けるよう助力したじゃないか、という
 ヤンガーにお前は無価値だ、と切り捨てます。
 ヤンガーが怒って襲いかかるもモクスリーが現れ2人でヤンガーを叩きのめします。
 そこに脳挫傷が現れ次の試合へ。

Hジョン・モクスリーvs.ブレイン・ダメージ
 血を流したりとやれる事はやれる事はやったと思います。
 そのやれる事の最大値がもう大きくないのでどうしようもないのだけど。
 少し悪い試合。

 試合後カリハンが加勢に現れます。
 すると会場が暗転。
 
Iニュー・ホラー王座戦:サミ・カリハン(ch)vs.トレント・アシッド
 元に戻るとアシッドがリングに現れておりカリハンにヤクザ・キック。
 カバーすると再び暗転、元に戻ると謎のチェインソウ男が入場口に登場です。
 (この男は直接的には何もせずすぐに消える)
 モクスリーがドロップ・キックをアシッドに決めカリハンに決めるもカウント2。
 脳挫傷がモクスリーを連れてフェード・アウトし1対1になります。
 試合は簡単。
 無駄に椅子を使い無駄にテーブルを使い
 無駄にリフトからダイブした内容でした。
 上半身裸になれないアシッドにどれだけの価値があるのやら。
 悪い試合。
 試合後モクスリーが現れるもヤンガー、脳挫傷が現れるとカリハン、モクスリーは退散していく。
 ザンディグが脳挫傷にTODでまたモクスリーと戦うチャンスをやると言う。
 ヤンガーがカリハン相手にアピール、
 アシッドがファンに感謝して終了です。
  
総評
 いつも通りです・・・。
 (執筆日:6/20/09)
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@セイビアンvs.リック・スワン
Aドリュー・ブラッドvs.ピンキー・サンチェス
Bデヴォン・ムーアvs.コール・キャロウェイ
Cタッグ王座戦:ザ・ベスト・アラウンド(ch)vs.H8クラブ(DQ)
DBOTB予選:カーター・グレイvs.ドリュー・グラック
EBOTB予選:ラッカスvs.グレッグ・エクセレント
Fジュニア級王座戦:ライアン・マクブライド(ch)vs.イゴティスティコ・ファンタスティコ(新チャンピオン!)
GCZW王座戦、チャンピオンズ・チャレンジ:ドレイク・ヤンガー(ch)vs.ディンゴ
Hジョン・モクスリーvs.ブレイン・ダメージ
Iニュー・ホラー王座戦:サミ・カリハン(ch)vs.トレント・アシッド