TOPアメリカン・プロレスCZWCZW 2008年 →CZW:Decision 10/11/08

CZW:Decision 10/11/08の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

2枚組み約3時間5分です。

@ジョー・ゲイシー、アレックス・コロン、EMOvs.LJクルーズ、アダム・コロン、HDTV
Aジョン・ダマーvs.テディー・スティグマ
Bドリュー・ブラッドvs.ライアン・マクブライド
 何もいう必要のない凡試合群。
 悪い試合。

 Aの後にヤンガーがリングでマイク・アピール。
 メインで勝利しキングストンと戦いたいと言っているとハリウッド軍が登場。
 ザンディグがネクロのビデオを流しこれがお前の新の姿だ、ネクロに戻らないのならCZWから出て行けと言う。
 またファン投票で最もハードに働いていると認められた選手にはボーナスを出すと発表。

Cタッグ王座戦:チーム・アンドリュー(ch)vs.2ガールズ1カップ
 王者のアンドリューが落ち着いた試合運びを見せます。
 退屈な部分もありましたが要所では2G1Cがコミカルなスポットで沸かせていますし
 女子マネのカウントで勘違いさせてからのフィニッシュというのも面白い。
 平均レベル。
 新チャンプになった2G1CにBLK OUTが襲いかかると
 何故か試合しかも王座戦として認められます。
  
Dタッグ王座戦:2ガールズ1カップ(ch)vs.セイビアン、ラッカス
 BLK OUTがスカッシュして新チャンプに。
 これにH8クラブが襲いかかると
 また何故か試合しかも王座戦となります。

Eタッグ王座戦:セイビアン、ラッカス(ch)vs.H8クラブ
 そんなこんなで前回大会のメインより良いカードがここに実現した訳です。
 しかしクオリティはというと同じく微妙すぎる。
 CZW一の実力を誇るBLK OUTを明らかな格下と見なしながらも
 スカッシュせずにだらだらと試合を続けた結果、両者の魅力がどちらも出ず。
 あぁH8クラブもロートルになったんだな、と。
 この流れで王座移動しなかったのは驚きでしたが
 どちらにせよ今後のタッグ王座戦線に影を落とした、
 ひどい試合でしたね。

FB-Boy vs.デヴォン・ムーア
 B-Boyはキャッシュ興行のみの復活と思いきや
 普通に復帰しているようですね・・・。
 試合は多少粗があるものの
 小憎たらしいムーアにB-Boyのハード・ヒッティングが炸裂するという
 キャラにはまった構図が中々で合格点の出来栄え。
 平均より少し上。
 試合後ドリュー・ブロッドが加わりB-Boyをリンチ。

Gルフィスト、ジェシー・マッケイ、ピンキー・サンチェスvs.ライアン・イーグルス、サミ・カリハン
 DJハイド欠場とテイラーの離脱(ジュニア級王座は空位に)でハンデ戦になったみたい。
 試合はサイコなヒールが女性のマッケイ、ルフィストを嬲るパートと、
 皆大好き(らしい)ピンキーとルフィストが攻めで沸かせるパートとで構成。
 セミという馬鹿げた位置づけがぐだぐだにしていますが
 ファン・マッチとしてはまだ評価できる物がある。
 少し悪い試合。

HCZW、アイアン・マン、UVU王座戦、ファンズ・ブリング・ザ・ウェポンズ:ダニー・ハボックvs.ドレイク・ヤンガー(CZW,UVU ch)vs.ブレイン・ダメージ(Iron ch)
 豪華なカードであり
 試合では各自ビデオ攻撃を受けたり
 とんでもない量の塩をかぶったりするビッグ・スポットが見られます。
 しかしこの試合は良い所より文句ばかり書かなければなりません。
 まずは3ウェイでシングルより散逸した事から始まりまして・・・
 サマーズが入場して参加すると思いきや消えた事で
 今回もまた最悪のエンディングを迎える事が予期でき移入しづらくなったのが大きなマイナス。
 またそのエンディングも、もはや煽りを通り越して
 ストレス以外の何物でもなくなっています。
 ついでに試合後の王座移譲も意味不明。
 ランクを大いに落としまあまあ良い試合。

総評
 ここまでひどい絵をブッカーが描いたのは見た事が無い。
 最悪。
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

HCZW、アイアン・マン、UVU王座戦、ファンズ・ブリング・ザ・ウェポンズ:ダニー・ハボックvs.ドレイク・ヤンガー(CZW,UVU ch)vs.ブレイン・ダメージ(Iron ch)
  バック・ステージでハリウッド軍がディラン・サマーズに出なくて良いと説得している。
  サマーズは首にされるから出なくてはと言う。
  ベンズらは、それならお前の意思を尊重すると言う。
  選手入場。
  サマーズがネクロというテロップで現れるもバック・ステージに引っ込む。
  ヤンガー、ハボックが脳挫傷に襲いかかる。
  ロープに振ろうとする。
  脳挫傷は防ぐと2人をぶつける。
  ヤンガーにクローズライン。
  ハボックが脳挫傷にスナップ・メアを決めようとするも脳挫傷は動かない。
  ヤンガーが脳挫傷に棒を叩きつける。
  ハボックがラ・ケプラーダ、ヤンガーがフロッグ・スプラッシュを決める。
  どちらがフォールするかで揉める。
  ヤンガーとハボックがフォア・アームズを打ち合う。
  ヤンガーが押し勝つ。
  ハボックが担ぎ上げようとする。
  防がれるもDDTを決めカバー。カウント1。
  脳挫傷が給水ボトル付角材をハボックに叩きつける。
  ヤンガーにも。
  ハボックにスケートを投げつける。
  写真を手に取ると自分の額にぶつけ割り捨てる。
  画鋲付櫂を手にする。
  ハボックが金属板を脳挫傷に叩きつける。
  脳挫傷はびくともせず立っている。
  ハボックにヘッド・バッド。
  ヌンチャクを叩きつける。
  ヤンガーに松葉杖攻撃。
  赤ちゃん用ベッドをコーナーに設置しヤンガーにそこへのパワー・ボムを狙う。
  ヤンガーは股下を潜り抜けるとカボチャを投げつける。
  ハボックが脳挫傷の頭部にビデオを叩きつける。
  ヤンガーがハボックに松葉杖で攻撃。
  ハボックがヤンガーに有刺鉄線椅子へのヒップ・トス。
  カバーするもカウント2。
  脳挫傷がハボックを殴りつける。
  ヤンガーが脳挫傷の頭部に有刺鉄線を巻きハボックが腹にパンチ。
  ヤンガーとハボックは脳挫傷を逆さ吊りにする。
  頭部に椅子をのせるとドロップ・キック。
  ヤンガーがハボックにハーフネルソン・スープレックスを狙う。
  ハボックが後ろに逃れフルネルソン・スープレックス。
  カバーするもカウント2。
  ヤンガーの頭部に画鋲付櫂を押しつける。
  ハボックが脳挫傷の頭部を蹴り飛ばす。
  脳挫傷がハボックの頭部にビデオを叩きつける。
  ヤンガーの頭部にも同じく。
  ヤンガーが脳挫傷に松葉杖でロー・ブロー。
  ハボックが脳挫傷にダブル・ニー・ストライク。
  ヤンガーはハボックを抱えるとコーナーに設置した有刺鉄線付椅子にぶつける。
  脳挫傷がヤンガーに拳を叩き込む。
  ハボックにも。
  ヤンガーにもう1発。
  ハボックにもう1発。
  ヤンガーがパンチを打ち返す。
  脳挫傷はパンチでダウンさせる。
  それぞれにもう1発叩き込むとハボックをカバー。
  ヤンガーがカット。
  ヤンガーに塩を投げかける。
  ハボックにも塩を投げかける。
  レフェリーにも缶を投げつける。
  ハボックの口に有刺鉄線を押し当てる。
  再び塩を振りかける。
  ヤンガーにも。
  ハボックに棒状の物をつき立てる。
  ヤンガーが脳挫傷に生魚を投げつける。
  画鋲付櫂を押しつける。
  ハボックにコーンへのアトミック・ドロップ。
  続けてラリアット。
  カバーするもカウント2。
  脳挫傷は給水ボトル付角材を手にするとハボックに一撃。
  ヤンガーにも。
  カバーするもカウント2。
  ハボックをコピー機にぶつける。
  コピー機をリングに入れる。
  ヤンガーは買い物籠をリングに入れる。
  ハボックが脳挫傷にダイビング・サイド・キック。
  給水ボトル付角材を叩きつけるとコピー機へのブレーン・バスターを狙う。
  脳挫傷は防ぐとコピー機へのパワー・ボムを決める。
  カバーするもヤンガーがカボチャを投げつけカット。
  フィッシャーマンズ・スープレックスを狙う。
  脳挫傷は防ぐとパワー・ボムを狙う。
  ヤンガーが逃れる。
  ハボックが脳挫傷にフライパン?攻撃。
  ヤンガーとハボックは2人で脳挫傷を担ぎ上げるとコーナーの赤ちゃん用ベッドへデス・バレー・ドライバー。
  ヤンガーがカバーするもハボックがカット。
  ヤンガーがブレーン・バスターを狙う。
  ハボックは後ろに逃れるとフルネルソン・スープレックスを狙う。
  防がれるやオコーナー・ロールへ。
  ヤンガーがロープを掴んで耐える。
  エルボーを入れて逃れるとコーナーの椅子へのアーム・ロック・デス・バレー・ドライバー。
  カバーするもカウント2。
  ハボックが脳挫傷にハリケーン・ラナ。
  ヤンガーがハボックにコップ・キラーを狙う。
  ハボックは潰して防ぐと買い物籠にスラム。
  カバーするも脳挫傷がカット。
  脳挫傷はハボックをロープの上に落とすと拳を一閃。
  ハボックが場外に落ちる。
  ヤンガーと脳挫傷も場外へ。
  ハボックが脳挫傷にヘッド・バッド。
  脳挫傷はフォア・アームズで打ち返すと柵へのパワー・ボム。
  ハボックをリングに戻す。
  ヤンガーが脳挫傷を柵に押し叩きつける。
  サマーズが現れハボックをカバーすると1,2,3!
  観客からはBullshitコール。
  ヤンガーと脳挫傷はリングに上がるとサマーズに松葉杖を叩きつけていく。
  ハボックも起き上がり3人で椅子を叩きつけていく。
  ヤンガーはネクロの上に椅子をのせるとコーナーから飛び有刺鉄線付椅子を投げつける。
  脳挫傷がパイル・ドライバー。
  サマーズをコーナーに乗せるとハボックが椅子へのデス・バレー・ドライバー。
  バック・ステージでハリウッド軍はベルトを3つも取ったぞと騒いでいる。
  スタッフがこんな事は認めないとベルトを取り上げる。
  リングではネクロへのリンチが続く。
  ザンディグはブッカー?を無理やり引っ張ってくる。
  脳挫傷がブッカーにパンチ。
  ヤンガーがブッカーの尻に椅子をつき立てる。
  頭部にも椅子を叩きつける。
  ヤンガーがハボックにUVU王座を贈呈する。
  ネクロはハリウッド軍でしてきた事を謝る。
  ザンディグがネクロとして戻ってこい、さもなくば家でじっとしてろと言う。

試合結果

@ジョー・ゲイシー、アレックス・コロン、EMOvs.LJクルーズ、アダム・コロン、HDTV
Aジョン・ダマーvs.テディー・スティグマ
Bドリュー・ブロッドvs.ライアン・マクブライド
Cタッグ王座戦:チーム・アンドリュー(ch)vs.2ガールズ1カップ(新チャンピオン!)
Dタッグ王座戦:2ガールズ1カップ(ch)vs.セイビアン、ラッカス(新チャンピオン!)
Eタッグ王座戦:セイビアン、ラッカス(ch)vs.H8クラブ
FB-Boy vs.デヴォン・ムーア
Gルフィスト、ジェシー・マッケイ、ピンキー・サンチェスvs.ライアン・イーグルス、サミ・カリハン
HCZW、アイアン・マン、UVU王座戦、ファンズ・ブリング・ザ・ウェポンズ:ダニー・ハボック(新UVUチャンピオン)vs.ドレイク・ヤンガー(CZW,UVU ch)vs.ブレイン・ダメージ(Iron ch)vs.ディラン・サマーズ