TOPアメリカン・プロレスCZWCZW 2008年 →CZW:New Year's Resolution 1/12/08

CZW:New Year's Resolution 1/12/08の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

2枚組み約3時間です。

@LJクルーズvs.アレット・コロン
 新人の3分程の短い試合から幕開け。

Aジョー・ゲイシーvs.ニッキー・ベンズ
 試合前に時代錯誤的歌謡ショーを開くベンズは
 意外に味があって良いものの
 ゲイシーが駄目。
 技をミスして、それで相手のカツラを外してしまった上に
 事後処理をまったくせず。
 悪い試合。

Bビーフ・ウェリントン、グレッグ・エクセレントvs.スーパー・スマッシュ・ブラザーズ
 波動拳から始まったこの試合。
 幾つかお笑いスポットを絡めながらそつなく試合を構成。
 平均より少し上。

Cライアン・マクブライドvs.ジャヴィ・エアvs.バンディードJr. vs.ピンキー・サンチェス
 最初こそピンキー、バンディードvs.エア、マクブライドという
 構図が見られたものの、その仲間割れを適当に演じた所からは
 まったく見所が無いままエンド。
 少し悪い試合。

DWHACKSvs.DJハイド
 観客席、その裏での乱闘から始まり
 WHACKSがまたも高所セントーンを披露。
 これで終わったら良かったのだけれど
 普通の試合形式のためリングに戻る必要があり
 その後はもう後は落ちるしかない。
 少し悪い試合。
 
Eミッキー・ナックルズvs.ルフィスト
 余りに早く実現した再戦。
 QOTDMでも凶器使用は少なかったですが
 今回は通常形式という建前もあって更に少ない。
 となるとルフィストの動きの鈍さが目立ってしまう。
 そのため最初は微妙でしたが
 場外でフォア・アームズを打ち合った辺りから一変。
 場外での投げ技(鉄階段へのブレーン・バスターまで)も出るし
 リングに戻ってからもハードな打ち合いで魅了してくれました。 
 QOTDM程にはなりませんでしたが
 (なっていたらなっていたで低調だったQOTDMが
 完全に形骸化してしまうので困るのだけれど)
 中々良い試合でした。
 どうでもいいことを2つばかし。
 Queen of the Deathmathes 2007でデス・マッチ・ファイターとして
 ちょっとだけ覚醒したぶりっ子コットンが
 なぜかレフェリーになっていますが
 うるさいと2人に殴られるだけの役で意味はなかったような・・・。
 髪をピンクに染めてメイド服を着て、とルフィストはアニメおたくを前面に押し出すようになってますね。
  
Fタッグ王座戦:ジョン・ダマー、ダニー・デマント(ch)vs.チーム・アンドリュー
 体格差がある割に王者組は小さいプロレスをするのでつまらない。
 アンドリュー側はこのレスリング・スタイルならもう少し体格が欲しいな。
 少し悪い試合。

Gジュニア王座戦:セイビアン(ch)vs.アズリエル
 この手のレスラーの中では
 活躍の場を多く与えられているのだけれども
 アズリエルはあまり成長が見られない。
 この試合も完全にセイビアンがキャリー。
 最後はレフェリーの目の前で本来反則であるBLKの合体技を
 披露させているのだからアズリエルは情けない。
 平均レベル。

Hアイアンマン、UVU王座戦:ブレイン・ダメージ(UVU ch)vs.ジョーカー(Iron ch)
 余りにもスポット間の間が空きすぎで繋ぎができていませんが
 そのスポット自体、打撃の打ち合いや強烈な画鋲バットの一撃、
 ステージからのエクスプロイダー等は見事な物。
 後は時間切れが迫っていることを告げるべきだった。
 あれで白けてしまった。
 平均的な良試合。

ICZW王座戦:ニック・ゲイジ(ch)vs.ダニー・ハボック
 ラッカス、ヤンガーが乱入して加わったと思ったら
 サプライズ乱入(只個人的にはこの両選手好きではない)が加わり
 計6人によるスポット・フェストを。
 6人で1つの物を作るという意識は希薄で
 それぞれスポットを連発して埋めるという事が焦点になっています。
 (最後にネクロのインタビューが挿入されていますが
 どういうネタ振りなのかは良く分からず)
 平均的な良試合。
 
特典として前回大会CoDのハイライト・ビデオを収録。

総評。
 ルフィストvs.ミッキーのカードを見て
 衝動的に手に入れましたが
 良く見ると、ちょっとカードが弱いですね。
 ルフィストvs.ミッキーに興味がなければスルーしてもいいかと。
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

Eミッキー・ナックルズvs.ルフィスト
  攻撃を避けカバーし合う。カウント1。
  腕を取り合いルフィストがショルダー・タックルを決めるも倒れない。
  ミッキーがカウンターでクローズラインを狙うも避けられる。
  フォア・アームズの打ち合い。
  ルフィストがSTOを決め攻めていく。
  後頭部にビッグ・ブーツ。
  ミッキーがチョップを連発しバック・ドロップ。
  ドロップ・キックからパワー・ボム。カウント2。
  ムタ・ロックを決める。
  ルフィストがロープを掴む。
  ミッキーは小うるさいレフェリーにヘッド・バッド。
  ルフィストはヘッド・シザースを決めると投げ落とす。
  ルフィストが後を追おうとするとレフェリーが止めに入る。
  ルフィストもまたうるさいとレフェリーにミチノク・ドライバー。
  場外でフォア・アームズの打ち合い。
  ヘッド・バッドに張り手の打ち合い。
  ルフィストがミッキーを腕から鉄柱にぶつけ腕を攻める。
  鉄階段へのブレーン・バスターを狙う。
  防がれ振り飛ばそうとする。
  ミッキーが振り返してルフィストを鉄階段にぶつける。
  ランプでのジャーマンを狙う。
  ルフィストは逃れるとノーザンライト。
  ミッキーが場外でのブレーン・バスターを決めカバー。
  レフェリーは恐る恐る場外だから無効と説明。
  ミッキーが鉄階段へのブレーン・バスターを狙う。
  ルフィストが体勢を入れ替え鉄階段へのブレーン・バスター。
  ヘッド・バッドを入れる。
  ミッキーも打ち返しリングに戻る。
  ミッキーがチョップを打っていく。
  ルフィストが体勢を入れ替えチョップとパンチのコンボ。
  コーナーに振りニー・ストライクにフェイス・リフト。
  椅子を顔面に立てかけキャノン・ボール。
  もう1発ニー・ストライクを狙う。
  ミッキーは避けると同時にルフィストをコーナーにぶつける。
  ここから反撃かと思いきやルフィストがバック・ドロップを決める。
  両者ダウン。
  張り手の打ち合い。
  打ち勝ったミッキーはルフィストをセカンド・ロープ上に
  橋渡しにするとダイビング・ダブル・ニー・ストンプ。
  ルフィストがジャーマンを決めるもカウント2。
  リング中央に椅子を立てると
  座って殴り合い。
  両者同時にヒットしダブルKO。
  先に起き上がったミッキーがフェイス・リフト。
  シャイニング・ウィザードを決めカバーするもルフィストの足がロープにかかる。
  椅子トラップをつくり裏拳を狙う。
  ルフィストが避け逆に裏拳。
  ミッキーを抱え上げトラップへのインバートFUで1,2,3!
  ルフィストが2戦目も勝利。
  ルフィストはミッキーを抱え起こし握手。
  ハッピー・エンドねと喜ぶレフェリーを2人で殴りつけると去っていく。

試合結果

@LJクルーズvs.アレット・コロン
Aジョー・ゲイシーvs.ニッキー・ベンズ
Bビーフ・ウェリントン、グレッグ・エクセレントvs.スーパー・スマッシュ・ブラザーズ
Cライアン・マクブライドvs.ジャヴィ・エアvs.バンディードJr. vs.ピンキー・サンチェス
DWHACKS vs.DJハイド
Eミッキー・ナックルズvs.ルフィスト
Fタッグ王座戦:ジョン・ダマー、ダニー・デマント(ch)vs.チーム・アンドリュー
Gジュニア王座戦:セイビアン(ch)vs.アズリエル
Hアイアンマン、UVU王座戦:ブレイン・ダメージ(UVU ch)vs.ジョーカー(Iron ch)(20分時間切れ→再開)
ICZW 王座戦:ニック・ゲイジ(ch)vs.ダニー・ハボックvs.ラッカスvs.ドレイク・ヤンガーvs.デヴォン・ムーアvs.エディ・キングストン