CZW:Out with the Old...In with the New 4/7/07の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | ルーザー・リーブスCZW:クリス・ヒーローvs.エディ・キングストン |
@ダニー・デマントvs.グリム・リーファー
試合後ネイト・ヘイトリッドが現れデマントを破壊し、ロッカールームにメッセージへのメッセージ。
AJCライダー、ライアン・マクブライドvs.チーム・アンドリュー
Bジャヴィ・エアーvs.CJオードイル
◆メイヴェン・ベントリーが次の試合を王座戦に変更。
CJrヘビー級王座戦:ジグソウ(ch)vs.スコッティ・ヴォルテックス
王座移動。
Dアイアン・マン王座戦:DJハイド(ch)vs.トビー・クライン
Eダニー・ハヴォックvs.?
スタッフに無理やりリングに押し込まれたグレッグ・エクセレントと試合に。
その後しばらくしてブレイン・ダメージが乱入。
エクセレントをヘッド・バッドで一蹴すると脳挫傷vs.ハヴォックに。
ハヴォックはまだまだジョバーといった感じで
試合が長々と続く理由、注目し続ける理由に欠ける印象はあるものの
脳挫傷の顔を打ち抜く拳を受け続け、
舌へのホッチキス攻撃も受けたことで
観客からデス・マッチ・ファイターとしての敬意を勝ち取ることに成功しています。
ハヴォックが10発以上の椅子を叩き込み、
両膝を突いてヘッド・バッド合戦するという終盤まで試合を発展させてもいる。
平均的な良試合。
◆試合後メイヴェンがハヴォックを負け犬呼ばわり。
ハヴォックは気にせず、脳挫傷にまた試合しよう、次は倒してやる、とアピール。
Fタッグ王座戦:BLK OUT(ch)vs.デレク・フレイジャー、ナイルズ・ヤング
Gルーザー・リーブスCZW:クリス・ヒーローvs.エディ・キングストン
入場時に大勢のスタッフが間に壁となって立ちふさがり、
ゴングが鳴るまで2人が接触できないようにしています。
抗争のぎすぎすした雰囲気が視覚的に表された中、試合開始。
打撃、打撃、打撃。
それは単調な打撃ですが
微妙なニュアンスの色づけが上手く、
キングストンのどこかパントマイムのような表現も冴えています。
打撃中心のファイトに自然と技が織り込まれます。
カウントなんて狙う考えのない憎しみのぶつかり合いですが
ジャーマンのような決まると同時に両肩のつく技によって
カウントが自然と試合の中に入ってきます。
ヒーローがヘッド・バッドで流血し
抗争決着戦にふさわしい内容になりましたが、
試合開始時から工夫の余地、技の使い方が余り必要とされない状況を作ってしまったので
後半はまだしつこくやるのか、と思わせる節があり、
追放がかかっているから果て無き返しあいするのも当然だと
無理やり観客を納得させていましたね。
しかし最後はスパッと幕を引き、後半の延々とした戦いの印象を拭い去ったのは見事。
ぎりぎり好勝負です。
試合後ザンディグが勝利したキングストンに対しこれまでの非行から解雇する。その後離脱するヒーローがスピーチ。
Hネクロ・ブッチャーvs.ミッチ・ライダー
ICZW王座戦:ジャスティス・ペイン(ch)vs.ドレイク・ヤンガー
総評
必ずしも全ての試合が良質であった訳ではないものの
CZWを代表する抗争の一つであった
ヒーローvs.キングストンの決着戦は見届けたい。
若きハヴォックのブレイクのきっかけとなる試合もありますしね。
(執筆日:2/1/12)
DVD Rating:★★☆☆☆
注目試合の詳細
なし試合結果
@ダニー・デマントvs.グリム・リーファーAJCライダー、ライアン・マクブライドvs.チーム・アンドリュー
Bジャヴィ・エアーvs.CJオードイル
CJrヘビー級王座戦:ジグソウ(ch)vs.スコッティ・ヴォルテックス(新チャンピオン!)
Dアイアン・マン王座戦:DJハイド(ch)vs.トビー・クライン
Eダニー・ハヴォックvs.ブレイン・ダメージ
Fタッグ王座戦:BLK OUT(ch)vs.デレク・フレイジャー、ナイルズ・ヤング
Gルーザー・リーブスCZW:クリス・ヒーローvs.エディ・キングストン
Hネクロ・ブッチャーvs.ミッチ・ライダー
ICZW王座戦:ジャスティス・ペイン(ch)vs.ドレイク・ヤンガー