TOPアメリカン・プロレスCZWCZW 2006年 →CZW:Strictly CZW This One's from the Heart 6/10/06

CZW:Strictly CZW This One's from the Heart 6/10/06の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@マックス・ボイエーvs.ライオネル・ナイトvs.クリストファー・ビショップvs.ニック・ワッツvs.ジェフ・フューリーvs.マット・バイソン

Aラダー・マッチ:ダニー・ハヴォックvs.ジグソウvs.ハロウィックド
 試合後ハヴォックがTODでハイド、ザンディグに挑戦すると表明。

Bビーフ・ウェリントンvs.ラリー・スウィニー
 BLK OUTが乱入しリングを制圧。
 ザンディグ、正義痛、ゲイジが登場し、
 今夜メインでお前らの性根を叩き直す、とアピール。

Cアダム・フラッシュ、パンドラvs.ルフィスト、セクシー・エディ
Dデレク・フレイジャーvs.B-Boy

Eアイアン・マン王座戦、TCKマッチ:ケビン・スティーン(ch)vs.DJハイドvs.ネクロ・ブッチャーvs.メサイア
 Kは何の意味でしょうね。
 テーブル、椅子、画鋲が出てくるハードコア戦になりました。
 途中からBJウィットマーが乱入してきて、
 BJとスティーンの戦いが中心になっていましたね。

Fジョン・ダマーvs.ラベージ

◆KoWが登場。ヒーローは、今夜はタッグを行なう予定だ、と言う。
メイヴェンが現れCZW王者なのだから今夜は防衛戦を行なう義務がある、相手はCCだという。
更に指で倒して3カウントなんてことになれば王座を剥奪するからな、という。

GCZW王座戦:クリス・ヒーローvs.クラウディオ・キャスタニョーリ
 思わぬ形でパートナー対決が実現しましたが
 握手して友好的にスタートします。
 まずは立体的なハイ・フライで観客に歓声を上げさせます。
 しかしまた握手かと思わせて両者隙を突きにいく。
 実際に試合が始まってみると
 レスラーの意地から白熱してパートナーであることなんて関係なくなる展開です。
 明確なストーリーで見ている方も安心ですね。
 中盤はややトーン・ダウン。
 先ほどの動きっぷりはなんだったのかというぐらいCCがぐったりしています。
 確かにCCはヒーローに比べて後発ですが
 パートナー関係を使ってもう少し肉薄する攻防が見たかったですね。
 終盤にCCが自分の身を省みない攻めで
 臨時ベビーフェイスとなり盛り上がったけれど
 もう一歩上の試合を期待していた。
 まだまだこの頃はヒーロー対CCにブランド力を持たせるレベルには達していなかったようです。
 平均的な良試合。
 
 先にリングを去ったヒーローをキングストンが襲撃。
 リングに戻ってきた際CCがヒーローを羽交い絞めし、
 KoW解散かと思われたがCCがキングストンにアッパーカート。
 BLK OUTが出てくるとKoWは去っていく。

Fストリート・ファイト:BLK OUT(ラッカス、セイビアン、エディ・キングストン、ジョーカー)vs.フォアファーザーズ・オブ・CZW(ザンディグ、ニック・ゲイジ、ジャスティス・ペイン)
 BLK OUTは小柄だし4対3で丁度のバランスかと思っていたら
 何と創始者組みにLOBOが電撃参戦。
 これには盛り上がりましたね。
 しかしこれまた序盤で起こってしまう。
 4対3から劣勢になった所でLOBOが駆けつけるという
 分かりやすく、そして王道な展開を何故しないのでしょうか。
 4対4になったことで試合は創始者が一方的にBLK OUTを痛めつける展開に。
 ただCZWの創始者なんてチーム名で戦っている手前、
 下手に手をぬくことなんてできません。
 高い意識で見応えのある甚振りを見せてくれました。
 そろそろハイ・スポットがほしいなというところで
 ガラス板へのベリー・トゥー・ベリーなどが繰り出され
 試合の勝敗にぐっと注目が集まった所で
 カナディアンズ(IWS勢)が乱入し創始者達を襲撃。
 暗雲垂れ込める中チープ・フィニッシュは止めてくれ、と
 リングのザンディグに願いをかけるも
 こういうときにストーリーを重視して平気でバッド・エンディングに手を出すのがCZW。
 ザンディグの髪が切られるという衝撃の結末です。
 CZWを守るためヒールという立場関係なしに
 KoWが現れ追い払うも、もやっとした思いが残ってしまいました。
 例えバッド・エンディングでももう少しスマートに見せれたと思いますね。
 好勝負に少し届かず。

総評
 一定の試合が出来る面子にハードコア要素が混ざっているので
 アンダーカードはまずまずの出来に仕上がっていそうです。
 それよりもメインですね。
 CoDで行なっても良いのじゃないかと思うぐらいの大事件。
 これはCZWファンは押さえておきたいですね。
 (執筆日:2/1/12)
DVD Rating:★★☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@マックス・ボイエーvs.ライオネル・ナイトvs.クリストファー・ビショップvs.ニック・ワッツvs.ジェフ・フューリーvs.マット・バイソン
Aラダー・マッチ:ダニー・ハヴォックvs.ジグソウvs.ハロウィックド
Bビーフ・ウェリントンvs.ラリー・スウィニー
Cアダム・フラッシュ、パンドラvs.ルフィスト、セクシー・エディ
Dデレク・フレイジャーvs.B-Boy
Eアイアン・マン王座戦、TCKマッチ:ケビン・スティーン(ch)vs.DJハイドvs.ネクロ・ブッチャーvs.メサイア
Fジョン・ダマーvs.ラベージ
GCZW王座戦:クリス・ヒーローvs.クラウディオ・キャスタニョーリ
Fストリート・ファイト:BLK OUT(ラッカス、セイビアン、エディ・キングストン、ジョーカー)vs.フォアファーザーズ・オブ・CZW(ザンディグ、ニック・ゲイジ、ジャスティス・ペイン)