TOPアメリカン・プロレスCZWCZW 2004年 →CZW:Apocalypse 5/1/04

CZW:Apocalypse 5/1/04の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

2枚組み約3時間20分です。

@ジョーカー、セイビアンvs.CKNY
 CKNYなんてスカッシュすれば良いのにね。
 人気のBLK OUTを使って盛り上げるだけ。
 悪い試合。

Aリック・フェインバーグvs.ジョン・ダマー
 ロー・ブローから攻撃されるも素人臭い
 フェインバーグなんて敵ではなくスカッシュ。
 悪い試合。

BDJハイドvs.ジュード
 こちらも勝ち星をつけるためだけに組まれたような試合ですね。
 悪い試合。

Cラッカスvs.デレク・フレイジャー
 いつも通り切り返しが目玉だが
 特別それで試合が爆発することもなく平均レベル。
 試合後BLK OUTにリンチされるフレイジャーをロッキン・レベルが救い出す。

Dニック・バークvs.エミル・シトッチ
 WXWからシトッチが参戦。
 適度な時間でバークの腰攻めを中心に
 試合をコンパクトに構成しています。
 平均レベル。
 
Eアイアン・マン王座#1 コンテンダー・4コーナー・エリミネーション・マッチ:アレックス・シェリーvs.ロデリック・ストロングvs.B-Boy vs.ダン・マフ
 最初の10分はベビーのB-Boy、マフvs.ヒールのシェリー、ストロングのタッグで
 その後は4ウェイという変則形式。
 実力があるだけにしっかりした内容でしたが
 こんな変則形式にしなくても4コーナー・マッチという枠で
 移り変わりを表現して欲しかったですね。
 またストロングのスタイルが一部マフと被っているため
 ストロングがヘタレ役になっているのが勿体無い。
 平均的な良試合。

 テディーのインタビュー。
 ホミサイドが襲いかかり乱闘に。

 メサイア、フラッシュがノックスを襲撃しリングにつれてくると痛めつけて行きます。
 突然会場が暗転しサブー登場。
 ノックスの救出に駆けつけたのかと思いきやメサイア側につきノックスをテーブル葬してしまいました。

Fラダー・マッチ:クリス・キャッシュvs.GQ
 元タッグ・パートナーの激突ですがGQではねぇ。
 受けっぷりの良いキャッシュが攻めを握る事になったけれど
 それでもかなり粗い物になっていましたね。
 しかし場外の椅子トラップへのスーパープレックスと
 ラダー上からロープに立てかけたラダーへのバーニング・ハンマーの2スポットはやばすぎる。
 平均レベル。

GBJ ウィットマーvs.ブラッド・ブラッドリー
 地味なBJによるビッグ・マン同士による激突。
 掴みがいまいちでBoringコールも起きていましたが
 そんなに悪くないですよ。
 少し悪い試合。

Hアイアン・マン王座戦、20分アイアン・マン・マッチ:ジミー・レイブ(ch)vs.クリス・ヒーロー
 この20分アイアン・マンという形式が
 レイブには合っていたんですね。
 彼のレスリング・スキルが非常に良い形で発揮されています。
 ヒーローも上手いですし見応えがあります。
 只ヒーローのヒール・プレイがまだ未熟で
 余りヒートを買えず散漫な雰囲気だったのが残念。
 また逃げる、というのは戦法としてありだが、時間切れ時にリングに居ないのはちょっと微妙です。
 中々良い試合。

Iイリミネーション・テーブルズ・マッチ:サブー、メサイア、アダム・フラッシュvs.トレント・アシッド、ワイフビーター、ニック・ゲイジ
 場外テーブルへのサンセット・フリップ・パワー・ボムや
 テーブルへのパイル・ドライバーが
 両者脱落と見なされ一気に2人になるとすぐに介入で幕なんていう
 メインとは思えぬ手抜き試合。
 いくらサブーがいるからといってこれはない。
 正直スポットの面からいってもテーブルより
 最初の椅子トラップへのスーパープレックスの方がインパクトあったし・・・。
 悪い試合。

@ノー・ロープ・バーブド・ワイヤー&エクスプローディング・テーブルズ・デス・マッチ:LOBOvs.ザンディグ(6/10/00)
 装置の都合上いきなりこんな試合が。
 2ロープが有刺鉄線に置き換わり
 別2ロープがなくて有刺鉄線付きテーブルが設置されています。
 このテーブルと有刺鉄線に爆破装置がついているという代物。
 これが米国初の爆破系試合となります。
 6分と短いし、爆破の威力には?マークがつく上
 最後の爆破が作動しないというアクシデントもありましたが
 数え歌ですし安定した内容で、結構楽しめたのも確か。
 平均より少し上。

総評
 アイアン・マン王座関連はクオリティが高かったものの目玉とするには足らず。
 逆に目玉となるはずだったサブーが入ったメインはずたぼろで・・・。
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

Hアイアン・マン王座戦、20分アイアン・マン・マッチ:ジミー・レイブ(ch)vs.クリス・ヒーロー
  リスト・ロックやヘッド・ロック等の基本的な攻防。
  レイブがグラウンド・ヘッド・ロック。
  ヒーローが反復運動で抜けアピール。
  その隙を突きレイブがグラウンド・ヘッド・ロック。
  ヒーローは起き上がると髪を掴んでロープに振ろうとする。
  レイブは髪を掴んで防ぐとコーナーを蹴ってグラウンドに移行。
  ヒーローは起き上がると腹を殴りつけロープに振る。
  レイブがボディ・シザースで飛びついてからグラウンド・ヘッド・ロック。
  ヒーローは腹を殴りつけて逃れると蹴りを放つ。
  レイブが受け止める。
  ヒーローはコーナーを使って蹴り飛ばす。
  レフェリーの目をそらしてからサミング。
  胸に張り手。
  変形クラバート。
  グラウンドに持って行き変形クラバート。
  レイブがジョー・ブリーカーに返す。
  ヒーローはチョップでレイブを倒す。
  ゴーリー・スペシャルからリスト・ロック。
  レイブは掴んだ腕をヒーローの顔にぶつけリスト・ロック。
  ヒーローはフォア・アームズを決めるとロープに振りクロス・チョップ。
  4の字だと言いながらダブル・ストンプ。
  フォア・アームズを浴びせる。
  レイブが打ち返しスクール・ボーイ。
  ヒーローはカウント2で返すと地獄突きで倒す。
  クラバートを決める。
  グラウンドに倒し起こしてクラバート。
  今度は体を入れ替えてクラバート。
  完全におちょくっている。
  レイブは逃れるとバック・ブリーカー。
  STOを決める。
  両者ダウン。
  8分経過。
  レイブがチョップ。
  ロープに振ろうとする。
  振り返されるもフォア・アームズ。
  クローズラインにニー・ストライクと続けカバー。カウント2。
  コーナーに振る。
  ヒーローは直撃を避けると股下を通り丸め込みへの撹乱ムーブへ。
  レイブがトラース・キックで丸め込みまでいかせない。
  コーナー上から飛びつきハリケーン・ラナ。カウント2。
  クローズラインへ。
  ヒーローはガードするとクラバート・スープレックス。
  カバーするもカウント2。
  ヒーローがレイブの頭部に前腕を叩きつける。
  ロープに振る。
  レイブがボディ・シザースの形で飛びつく。
  ヒーローが対応しようとするもレイブがサンセット・フリップに持っていく。
  ヒーローはカウント2で返すとフォア・アームズへ。
  レイブは後ろに倒れて避けると跳び起きる。
  レイブがスーパー・キックのフェイント。
  ヒーローは後ろに倒れて跳び起きる。
  そこにレイブのスーパー・キックがヒット。
  カバーするもカウント2。
  スナップ・メアからニー・ストライクへ。
  ヒーローがパワー・スラムに切り返す。カウント2。
  ハングマンズ・クラッチに捕らえようとする。
  レイブがもがいて抵抗。
  ヒーローはレイブの胸に張り手。
  コーナーに座るとクラバート・スープレックスを狙う。
  レイブはロープを掴んで自爆させるとガーナリア。
  カバーするもカウントは2。
  蹴りを放つ。
  受け止められるも延髄切りへ。
  ヒーローは避けるとスタンディング・ハングマンズ・クラッチ。
  レイブがロープを掴む。
  ヒーローは殴りつけるとロープに振る。
  レイブがヘッド・シザースの入りからアーム・バー・テイクダウン。
  クロス・フェイスに捕らえる。
  ヒーローがロープを掴む。
  13分経過。
  レイブが腕を取り倒そうとする。
  ヒーローが耐えフォア・アームズ。
  レイブもフォア・アームズを叩き込む。
  ヒーローがローリング・フォア・アームズでレイブを倒す。
  レイブは起き上がるとロープに走る。
  ヒーローが低空ドロップ・キックで迎え撃つ。
  インディアン・デス・ロック・パイル・ドライバーを決めカバー。カウント2。
  ならばとヒーローズ・ウェルカムへ。
  防がれるもすぐに対応し腹にヘッド・バッド。
  サンセット・フリップへ。
  レイブは流れに沿って逃れるとニー・ストライク。
  カバーするもカウントは2。
  15分経過。
  クロス・フェイスに捕らえる。
  ヒーローは後転して逃れるとハングマンズ・クラッチ。
  レイブがロープを掴む。
  フォア・アームズの打ち合い。
  ヒーローズ・ウェルカムを決めカバーするもカウントは2。
  ボディ・スラムを決めるとムーンサルトへ。
  避けられ自爆。
  残り3分。
  レイブがヒーローを起こそうとする。
  ヒーローが不意をついてバック・スライド。
  ロープに脚をかけ1,2,3!
  残り2分半。
  ヒーローが場外に出て逃げる。
  レイブが追っかける。
  ヒーローがリングに入り、入ってきたレイブに襲いかかる。
  残り2分。
  ブレーン・バスターを狙う。
  レイブがインサイド・クレイドルに返す。カウント2。
  スクール・ボーイ。カウント2。
  テイクダウンからカバー。カウント2。
  ラ・マヒストラルもカウント2。
  残り1分。
  また丸め込みを狙うも防がれる。
  ならばとクロス・フェイスを決めるもそこはコーナー近くでロープ・ブレイク。
  ヒーローは場外に出ると逃げていく。
  そのまま入場口から消える。
  時間切れでヒーローが新チャンピオンに!

試合結果

@ジョーカー、セイビアンvs.CKNY
Aリック・フェインバーグvs.ジョン・ダマー
BDJハイドvs.ジュード
Cラッカスvs.デレク・フレイジャー
Dニック・バークvs.エミル・シトッチ
Eアイアン・マン王座#1 コンテンダー・4コーナー・エリミネーション・マッチ:アレックス・シェリーvs.ロデリック・ストロングvs.B-Boy vs.ダン・マフ
Fラダー・マッチ:クリス・キャッシュvs.GQ
GBJ ウィットマーvs.ブラッド・ブラッドリー
Hアイアン・マン王座戦、20分アイアン・マン・マッチ:ジミー・レイブ(ch)vs.クリス・ヒーロー(新チャンピオン!)
Iイリミネーション・テーブルズ・マッチ:サブー、メサイア、アダム・フラッシュvs.トレント・アシッド、ワイフビーター、ニック・ゲイジ
@ノー・ロープ・バーブド・ワイヤー&エクスプローディング・テーブルズ・デス・マッチ: LOBOvs.ザンディグ(6/10/00)