TOPアメリカン・プロレスCZWCZW 2003年 →CZW:Respect 8/23/03

CZW:Respect 8/23/03の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

2枚組み2時間25分です。

@エクスプローディング・バーブド・ワイヤー・ケージ:イアン・ロッテンvs.ザンディグ
 ケージを設置しリング・マットを剥ぎ
 凶器を設置しないといけないので舞台セットには時間がかかりますね。
 その都合上これをオープニングに持ってくるという暴挙に出ました。
 勿体無いと言いたい所ですが
 中身はというと到底メインに出せるようなものではありませんでした・・・。
 火炎スポットや高所投げもありますが
 内容が伴っていないので形式の爆破と一緒で
 小細工としか捉えられません。
 ファン・マッチとして評価しても悪くない試合程度。

Aジョン・ダマーvs.Zバー
 メインにくるはずのものが初戦で終わり
 また内容が凡戦という事で雰囲気はがた落ち。
 彼らに観客の目を引く事ができる訳もなく・・・。
 ひどい試合。

Bジュニア級王座戦:ラッカス(ch)vs.デレク・フレイジャー
 全編攻防で魅せれるカードですが
 この時点ではまだフレイジャーの絶対的経験の無さが出て
 性質の悪いスポット・フェストにならざるを得ない。
 只観客の気持ちをリセットする事に寄与しています。
 少し悪い試合。
 
Cタッグ王座戦:バックシート・ボーイズ(ch)vs.ロッキン・レベル、グレッグ・マシューズvs.イアン・ノックス、アダム・フラッシュ
 適当に打ち合う、お遊びのような雑な内容。
 バークシート・ボーイズのマネージャーが
 アシッドの真似をしていたのが面白かっただけ。
 悪い試合。

Dジョニー・ストームvs.ソンジェイ・ダット
 これもBのような攻防が過剰な割合を占める試合。
 ストームが飛び業師ならではの粗さを見せこれもいまいち。
 一応Bよりは楽しめるので平均レベル。

Eファンズ・ブリング・ザ・ウェポン:JCベイリーvs.ネクロ・ブッチャー
 ボーリング球落とし、DVDプレイヤー投げに
 場外コンクリートへのスーパープレックスと
 スポットの最大過激値はかなりのもの。
 只中間レベルのスポットがないので
 試合全体で見るとアップ・ダウンが激しく
 試合の歯車が上手く回っていないですね。
 平均的な良試合。

 試合後ザンディグとイアンが2人を称えていると
 H8クラブが乱入しリンチしながらフェード・アウト。
 得意げにマイク・アピールする後ろにコープが現れ次の試合へ。
 
FCZW王座戦:メサイア(ch)vs.コーポラル・ロビンソン
 雪崩式にこの試合へと移ったため
 中身は前の試合で残った凶器を使う乱闘物に。
 こんなんしたら前の試合に食われるのは必然。
 最後にステージへいって締めたのが救い。
 悪くない試合。

GBJW デス・マッチ王座戦、200本蛍光灯マッチ:ネイト・ヘイトリッド(ch)vs.ニック・ゲイジ
 鉄板の200本蛍光灯マッチならメインにふさわしい物を見せてくれると思いきや・・・
 ターン数少なすぎ。
 ゲイジ→ヘイトリッド→ゲイジの3ターンで
 その上待っていたのは乱入フィニッシュ。
 過激度で言うと蛍光灯をほとんど使い切っていましたが
 両者シャツを着ているし
 ゲイジのスピード感が蛍光灯の重みをなくしています。
 今までで一番低い、まあまあ良い試合程度。
 
総評
 カードはかなり力が入っているんですけどね。
 どれも成功とは言い難い出来でいまいち。 
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@エクスプローディング・バーブド・ワイヤー・ケージ:イアン・ロッテンvs.ザンディグ
Aジョン・ダマーvs.Zバー
Bジュニア級王座戦:ラッカス(ch)vs.デレク・フレイジャー
Cバックシート・ボーイズvs.ロッキン・レベル、グレッグ・マシューズvs.イアン・ノックス、アダム・フラッシュ
Dジョニー・ストームvs.ソンジェイ・ダット
Eファンズ・ブリング・ザ・ウェポン:JCベイリーvs.ネクロ・ブッチャー
FCZW 王座戦:メサイア(ch)vs.コーポラル・ロビンソン
GBJW デス・マッチ王座戦、200本蛍光灯マッチ:ネイト・ヘイトリッド(ch)vs.ニック・ゲイジ