TOPアメリカン・プロレスCZWCZW 2003年 →CZW:Then & Now 5/10/03

CZW:Then & Now 5/10/03の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

2枚組み約1時間25分です。

@4コーナー・イリミネーション・マッチ:ダン&マーカス、ハリケーン・キッドvs.デレク・フレイジャー、Zバーvs.ジュード、ナイルズ・ヤングvs.ジョン・ダマー、コーリー・キャッスル
 数がいる割りに特別爆発もせず。
 悪い試合。

Aニック・バークvs.GQ
 GQがトペをちゃんとキャッチできないわ、
 粉攻撃に手間取って1回空振りするわで
 バークの努力を無駄にする。
 悪い試合。

B3ウェイ・ダンス:デランジドvs.スモークド・アウトvs.グリム・リーファー
 自身のハイ・フライングを活かせる3ウェイ・スポットと
 身の丈にあった3ウェイの展開。
 この3人にしては上出来でしょう。
 平均より少し上。

Cアダム・フラッシュ、イアン・ノックスvs.ロッキン・レベル、グレッグ・マシューズ
 生意気なマシューズが良い味出していて見れる試合に。
 最後はレフェリーの目をそらしてベルト攻撃をするレベルに
 ザンディグが介入して幕。
 ザンディグがレベルごときとやりあっているというのは違和感を覚えますね。
 少し悪い試合。 

Dトレント・アシッドvs.ホミサイド
 初っ端からブーストさせると
 スピードにのってハード・ヒッティングな打撃の打ち合いを見せます。
 その他あのビッグ・ブーツ合戦があったり、と
 まさしくROHでの輸出戦の原点とでも言うべき熱戦です。
 ROHほど特化していないですがこれも実に見応えがありますよ。
 好勝負に少し届かず。

Eアイアンマン王座戦:ニック・モンド(ch)vs.ジョニー・カシュミア
 何も考えず無駄に危険な技を打っているだけだから
 リングのテーブルにモンドをのせていないのに
 コーナーに橋渡しにしたテーブルにのるという馬鹿な場面も出てくる。
 悪い試合。

Fラッカスvs.クリス・キャッシュ
 ムーブ優先の試合ながら
 素早い攻防(若干とちっていましたけど)とステージ他のハードコアな攻防は
 まさしく観客が期待していたもの。
 平均より少し上。

Gトニー・ママルークvs.B-Boy
 B-Boyのハード・ヒッティングと
 ママルークの基本の中に工夫をこらす試合運びが
 スイングして、まあまあ良い試合に。

Hラダー・マッチ:ソンジェイ・ダットvs.リック・ブレード
 試合開始こそ良い感じだったのですけどね。
 上空の権利書を取った方が勝ちというルールで、
 特大ラダーも出たため、かなり過激なものが見れると期待しすぎてしまいましたね。
 ブレードはスタイルでいうとCZWのジェフ・ハーディみたいなものですし。
 残念ながら期待外れです。
 まあまあ良い試合です。 

ICZW王座戦、ファンズ・ブリング・ザ・ウエポンズ:メサイア(ch)vs.ネイト・ヘイトリッド
 アイロン台から画鋲つきバット、買い物籠まで
 さまざまな凶器が披露され
 セミとは違うベクトルで過激さを表現できたかと。
 最後はゲイジが乱入し元パートナーのヘイトリッドと
 ついでにメサイアを攻撃し幕。
 どうやら今後CZW王座は3者によって争われていくようで。
 平均的な良試合。
 
総評
 デス・マッチ色こそ薄かったですが
 CZWを代表するレスラーが
 頑張った試合が多い、という印象でぼちぼちの大会。
 この時点のノン・デス・マッチ部門において
 DはCZWのベスト5に入ってくるでしょうしね。
DVD Rating:★★☆☆☆

注目試合の詳細

Dトレント・アシッドvs.ホミサイド
  アシッドがストリッパーみたいに服を脱ごうとしてアピール。
  いらついたホミサイドがいきなりビッグ・ブーツ。
  スライディング・キックで落とすと椅子をぶつける。
  椅子に座らせるとトペ・コンヒーロ。
  リングに戻すとショルダー・スルー。
  コーナーへのビッグ・ブーツから顔面へニー・アタック。
  カバーするもカウント2。
  アシッドは場外へのショルダー・スルーを決めるとトペ・スイシーダを狙う。
  ホミサイドは殴りつけるとエプロンでのDDTを狙う。
  アシッドはロープを掴んで失敗させると
  脚払いを避けて蹴りつけアサイ・ムーンサルト。
  リングに戻すとコーナーへ振る。
  ショルダー・スルーを食らうもエプロンに着地しショルダー・ブロック。
  背の上を通ってリングに戻るとスーパー・キック。
  ダブル・ニー・ストライクからミサイル・キック。
  セカンド・ロープから飛びつきトルネードDDT。
  カバーするもホミサイドの脚がロープにかかる。
  チン・ロックにチョーク。
  攻防から再びセカンド・ロープから飛びついてのトルネードDDTを狙う。
  ホミサイドは防ぐとコーナーへのスープレックス。
  ブレーン・バスターにつなげカバー。カウント2。
  ならばとコップ・キラーへ。
  アシッドが着地しブルー・サンダー・ドライバー。カウント2。
  もう1発決めるもカウント2。
  エプロンに出たホミサイドにロー・ブローを決めるとDDT。
  リングにテーブルを設置し、その上にねかすとコーナー上へ。
  ホミサイドが捕らえテーブルへの雪崩式エース・クラッシャー。
  カバーするもカウント2。
  ビッグ・ブーツを決める。
  アシッドもビッグ・ブーツ。
  ホミサイドがビッグ・ブーツ。
  アシッドがビッグ・ブーツ。
  ホミサイドがビッグ・ブーツへ。
  アシッドは避けると延髄ビッグ・ブーツ。
  更にビッグ・ブーツを決めるとカバー。カウントは2。
  ならばとアシッド・ボムを決めるもカウント3ならず。
  ビッグ・ブーツ。
  もう1発狙う。
  ホミサイドは受け止めるとSTF。
  アシッドがロープを掴む。
  ホミサイドが再びSTFを狙おうと脚をつかむ。
  アシッドは殴りつけて防ぐとローリング・エルボーへ。
  ホミサイドがガードしエース・クラッシャー。
  そしてSTF。
  アシッドがロープを掴む。
  中央に戻し再びSTF。
  ゴングが鳴る。
  ホミサイドが勝利を喜ぶ。
  しかし時間切れになったとアナウンスされる。
  (実質13分程経過)
  ホミサイドはマイクを取ると5分延長を要求。
  アシッドがこれに応じ試合再開。
  殴り合い。
  ホミサイドが受け止めフィッシャーマンズ・スープレックス。
  カバーするもカウント2。
  アシッドがサミングからローリング・エルボー。
  コーナー上へ。
  ホミサイドはアシッドの体勢を崩す。
  落とされるも駆け上がって雪崩式ベリー・トゥー・ベリー。
  カバーするもカウントは2。
  雪崩式ハリケーン・ラナへ。
  アシッドがサンセット・フリップに切り返すもカウントは2。
  丸め込み合いからアシッドがビッグ・ブーツへ。
  ホミサイドは受け止めると脚を蹴りるける。
  低空ドロップ・キックからSTFを狙う。
  逃れられるもすかさずパワー・ボム。
  そしてSTFを決めタップさせる!
  ホミサイドの勝利!
  アシッドが握手を求める。
  応じたホミサイドにビッグ・ブーツを放つ。
  避けられるも第2撃がヒット。
  B-Boyと共にホミサイドを隣地する。
  そこにマフが現れホミサイドを救い出す。

試合結果

@4コーナー・イリミネーション・マッチ:ダン&マーカス、ハリケーン・キッドvs.デレク・フレイジャー、Zバーvs.ジュード、ナイルズ・ヤングvs.ジョン・ダマー、コーリー・キャッスル
Aニック・バークvs.GQ
Bデランジドvs.スモークド・アウトvs.グリム・リーファー
Cアダム・フラッシュ、イアン・ノックスvs.ロッキン・レベル、グレッグ・マシューズ
Dトレント・アシッドvs.ホミサイド
Eアイアンマン王座戦:ニック・モンド(ch)vs.ジョニー・カシュミア
Fラッカスvs.クリス・キャッシュ
Gトニー・ママルークvs.B-Boy
Hラダー・マッチ:ソンジェイ・ダットvs.リック・ブレード
ICZW 王座戦、ファンズ・ブリング・ザ・ウエポンズ:メサイア(ch)vs.ネイト・ヘイトリッド