TOPアメリカン・プロレスCZWCZW 2003年 →CZW:Live Again 1/18/03

CZW:Live Again 1/18/03の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

2枚組み約2時間35分です。
音質が悪く、軽くノイズが入っています。

@#1コンテンダーズ:ソンジェイ・ダットvs.クリス・キャッシュ
 普通の試合とはいえキャッシュの粗さが目立ちすぎる。
 ソンジェイも間の取り方が微妙。
 悪い試合ながら
 ソンジェイがダブル・スプリングボードをするシーンと
 最後の上空の骨柱に掴まるシーンは良かったですね。

Aグレッグ・マシューズ、Zバーvs.リック・ファインバーグ、ハリケーン・キッド
 ハンデ戦でも負けたのに相手が2人になって
 キッドとリックが勝てる訳がない。
 スカッシュ・マッチ。

Bアダム・フラッシュvs.イアン・ノックス
 特に何も無い悪い試合。
 クリス・スタイルズが乱入しフラッシュを裏切りました。

Cサブミッション・ガントレット・マッチ:ニック・バークvs.デレク・フレイジャーvs.インソムニアックvs.コーリー・キャッシュルvs.Jクルーvs.ジュードvs.ジョン・ダマー
 バークが得意のサブミッション・マッチで
 スカッシュ・マッチ的に破っていき、本番のダマー戦に。
 そのダマー戦ですがやたらとサブミッションをかけるので退屈極まりない試合に。
 ダマーは下手ですしどうしようもない。
 悪い試合。

 バックシート・ボーイズのマイク・アピール。

Dリック・ブレードvs.GQ
 素早い攻防から始まりハードコア(今回はテーブル)で締める、という
 ブレードお得意のパターン。
 只相手がGQでスポット以外が見込めない中
 要所でミスが出たのは痛い。
 悪い試合。
 試合後カシュミアがバットを持って襲いかかるも
 2人に逃げられる。

Eジュニア級王座戦:トレント・アシッド(ch)vs.ラッカス
 アシッドのまったりとした試合運びから
 ムーブ、攻防で加速させ
 最後はレフェリーの反抗に他のジュニア級勢の乱入で盛り上げます。
 まあまあ良い試合でした。

FCZW王座戦:メサイア(ch)vs.ニック・ゲイジ
 後が後だけにハードコアにする訳にもいかず
 可も無く不可もなく平均レベルという所。
 ゲイジはエプロンから場外の斜めテーブルへのバック・ドロップで追い詰めましたが
 バックシート・ボーイズに乱入され一歩及ばず。

Gデス・マッチ王座戦、ファンズ・ブリング・ザ・ウェポン:ザンディグ(ch)vs.ネイト・ヘイトリッドvs.ニック・モンド
 無冠の帝王、は言い過ぎにしても
 タイトルに無縁だったヘイトリッドの
 今までの苦労が報われた瞬間。
 その刻を迎えるために
 それぞれ3人が気持ちを入れて
 適切に配置されたスポット
 (画鋲や場外テーブルへの落下、コーナーのすのこへの投げ)に身を投じていく。
 これは中々良い試合でした。

総評
 前半の駄目っぷり含めクオリティは
 こんなものでしょうねぇ。
 ヘイトリッド・ファンにとってみたら
 メインは嬉しい試合ですが
 それを考慮しなければ少しきつい。
DVD Rating:★☆☆☆☆

注目試合の詳細

Gデス・マッチ王座戦、ファンズ・ブリング・ザ・ウェポン:ザンディグ(ch)vs.ネイト・ヘイトリッドvs.ニック・モンド
  ザンディグとヘイトリッドが胸を突き合う。
  ショルダー・タックルを打つもどちらも倒れない。
  同時にラリアットを打つも倒れない。
  ここでモンドが動き両者の頭部に椅子を叩き込む。
  得意の蹴りで攻める。
  ザンディグがモンドの腰にギター・ショット。ヘイトリッドの頭部にも1発。
  ザンディグモンドとの攻防に勝ちフェイス・バスター。
  カバーするもヘイトリッドがカット。
  ヘイトリッドがザンディグに看板を、モンドに椅子を叩きつける。
  画鋲バットを2人に叩きつける。
  ザンディグがヘイトリッドに看板を叩きつける。
  ヘイトリッドをロープに振るとキー・ボードを顔面に叩きつける。
  プリンターも投げつける。
  画鋲グローブで殴りつける。
  モンドにも1発。
  画鋲バットをモンドの背中に。
  そこに塩をかける。
  ヘイトリッドにブレーン・バスターを狙う。
  ヘイトリッドは耐え逆に投げる。
  ザンディグを落とすとテーブルにねかせコーナー上へ。
  ボードを叩きつけてきたモンドを突き飛ばす。
  その隙に起き上がったザンディグがヘイトリッドを捕まえ場外テーブルに投げ捨てる。
  モンドはザンディグに看板を叩きつけてからヘイトリッドをリングに戻しカバー。カウント2。
  ヘイトリッドの横に椅子を立て背に五方星をのせる。
  コーナー上へ。
  ヘイトリッドが起き上がったのを見てヘッド・シザースへ。
  ヘイトリッドがフェイス・バスターに切り返すが五方星は落ちているため直撃ならず。
  ザンディグがモンドに五方星へのパワー・ボム。
  ヘイトリッドにはローリング・ラリアット。
  カバーするもカウント2。
  画鋲を中央に撒く。
  ヘイトリッドにそこへのスピニング・パワー・ボム。
  カウント2の所でモンドがサンセット・フリップ。カウント2。
  ヘイトリッドがザンディグにラリアットを決め画鋲の上にダウンさせる。
  モンドがヘイトリッドにソバット。
  ザンディグに後頭部へのダイビング・ダブル・ストンプを決めカバー。
  ヘイトリッドがカット。
  ヘイトリッドがモンドにコーナーのすのこへのジャーマン。
  落ちた場所が低かったのでパワー・ボムでもう1発叩きつける。
  突進してきたザンディグにコーナーのすのこへのベリー・トゥー・ベリー。
  カバーし1,2,3!
  ヘイトリッドが新デス・マッチ・チャンピオンに!
  ヘイトリッドはこれがシングル王座初戴冠。
  モンド、ザンディグが起き上がり3人は向かい合う。
  3人は抱き合い健闘を称える。

試合結果

@#1 コンテンダーズ:ソンジェイ・ダットvs.クリス・キャッシュ
Aグレッグ・マシューズ、Zバーvs.リック・フェインバーグ、ハリケーン・キッド
Bアダム・フラッシュvs.イアン・ノックス
Cサブミッション・ガントレット・マッチ:ニック・バークvs.デレク・フレイジャーvs.インソムニアックvs.コーリー・キャッシュルvs.Jクルーvs.ジュードvs.ジョン・ダマー
Dリック・ブレードvs.GQ
Eジュニア級王座戦:トレント・アシッド(ch)vs.ラッカス(新チャンピオン!)
FCZW王座戦:メサイア(ch)vs.ニック・ゲイジ
Gデス・マッチ王座戦、ファンズ・ブリング・ザ・ウェポン:ザンディグ(ch)vs.ネイト・ヘイトリッド(新チャンピオン!)vs.ニック・モンド