TOPアメリカン・プロレスCZWCZW 2002年 →CZW:Havoc in Hellaware 10/26/02

CZW:Havoc in Hellaware 10/26/02の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

1枚組み約2時間です。

Jersey Re-Invasion、Sanctioned Bloodとパッケージングされています。

@3ウェイ・ダンス:クレイジドvs.セイビアンvs.マーク
 巨漢マークとクルーザー級のクレイジド、セイビアンとなれば構図は確定。
 後にブレイクするセイビアンが試合を作っていますが
 全体的に構図があるから見れるというレベル内。
 悪い試合。

Aソンジェイ・ダットvs.イアン・ノックス
 ノックスは恐竜の着ぐるみを着て登場。
 試合開始後すぐに脱いでしまうのは残念ですね。
 その後は粗いクルーザー級の試合で余り見所も無かったので。
 悪い試合。

Bバトル・ロイヤル
 ひどく退屈な試合に
 ひと時の笑いをもたらしたのは優勝者キャッスルの無様なミスだというのだから・・・。

Cニッキー・ベンズvs.GQvs.ハリケーン・キッド
 3人ともどうしようもなく下手ですね。
 後半3ウェイ・ムーブをいれたのはある程度評価できるのですけれど・・・。
 悪い試合。

Dラッカスvs.クリス・キャッシュ
 基本は素早い攻防が見所。
 やや粗いですが工夫をこらしているので面白い。
 ようやくまともな試合ですよ。
 平均より少し上。 

EH8クラブvs.ジヴ・ターキーズ
 ターキーズはバックシート・ボーイズが演じる黒人アフロ・タッグ。
 試合は可もなく不可もなく平均レベル。

Fヘラウェア・アサシンvs.スティーブC
 軽くデス・マッチ風味。
 地元レスラーであるはずのアサシンが
 まずはとにかくやられ反撃するが・・・。
 中身はとやかく言いませんが
 メイン前にやるのは余りよろしくない。
 少し悪い試合。
 
G100ライト・チューブ・アイ・クイット・マッチ:ザンディグvs.ワイフビーター
 最後はLOBOらが乱入しノー・コンテスト、
 次回もう1回やろうという結末で予告編だったというオチでしたが
 後に残ったのは商業的テクニックに騙されたという憤りの思いではなく
 これがもう1試合見れるのかという期待、感謝するそれ。
 何せ両者上半身裸でその巨体を惜しげなく
 蛍光灯の的とさらすのですからね。
 迫力ありますよ。
 ついでにアルコール、塩をかけたり
 破片が散らばるリングで引き摺ったりと単調になる事も防いでいます。
 良いものを見せていただきました。
 好勝負に少し届かず。
   
総評。
 必見とまではいかないまでも
 メインだけで手に入れる価値はありますよ。
DVD Rating:★☆☆☆☆

注目試合の詳細

Gノー・ロープ・バーブド・ワイヤー・100 ライト・チューブ・アイ・クイット・マッチ:ザンディグvs.ワイフビーター
  握手して試合開始。
  両者蛍光灯を手にしてチャンバラ。相打ち。
  有刺鉄線に押し込み合う。
  妻殴りは押し込まれるも蛍光灯で殴りつける。
  蛍光灯へのパワー・スラム。
  股間に拳。
  蛍光灯をのせ蹴り潰す。
  蛍光灯を額に押し当てI quitを言うよう迫る。
  応じないザンディグに蛍光灯へのブレーン・バスター。
  流血した背中に塩をふりかえる。
  ファン持込の凶器も使って痛めつける。
  ザンディグが振り返すと同時にクローズライン。
  すぐに蛍光灯も叩きつける。
  コーナーの蛍光灯の束に投げつける。
  背中にアルコールをふりかける。
  鎌を押し当てる。
  フォーク付きボードへのパワー・ボム。
  椅子の上に蛍光灯を橋渡しにするとパワー・ボムを狙う。
  妻殴りは逃れるとその蛍光灯へのSTO。
  蛍光灯の破片が散らばるリングの上を引きずり回す。
  アルコールもかける。
  ザンディグがコーナーの有刺鉄線、蛍光灯付きラダー目がけ振り返す。
  妻殴りは寸前で踏み止まると油断したザンディグに飛びつきスリーパー。
  ザンディグはラダーに背中から突っ込み逃れるとフィニッシュ予告。
  持ち上げる。
  LOBO、フラッシュらが現れ2人に襲い掛かる。
  妻殴りを持ち上げると場外の有刺鉄線、蛍光灯付きテーブルに投げ捨てる。
  ザンディグを縛り上げると、それぞれ蛍光灯を叩きつける。
  勝手気ままに喋っている。
  妻殴りが芝刈り機を持ってリングに上がるとLOBOらは慌てて退散。
  ザンディグはマイクを取るとLOBOらに仕返ししてやると宣言。
  そして妻殴りに「今夜は俺もお前もI quitと言わなかったな。
  なら次回CZWアリーナで再戦と行こうじゃないか」と呼びかけ
  妻殴りも応じる。

試合結果

@3ウェイ・ダンス:クレイジドvs.セイビアンvs.マーク
Aソンジェイ・ダットvs.イアン・ノックス
Bバトル・ロイヤル(勝者:コーリー・キャッスル)
Cニッキー・ベンズvs.GQvs.ハリケーン・キッド
Dラッカスvs.クリス・キャッシュ
EH8 クラブvs.ジヴ・ターキーズ
Fヘラウェア・アサシンvs.スティーブC
Gノー・ロープ・バーブド・ワイヤー・100 ライト・チューブ・アイ・クイット・マッチ:ザンディグvs.ワイフビーター(ノー・コンテスト)