TOPアメリカン・プロレスCZWCZW 2001年 →CZW:H8 Club:Dead? 7/14/01

CZW:H8 Club:Dead? 7/14/01の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

1枚組み約1時間50分です。

Breakable Brawlとパッケージングされています。

野外興行です。

@タオル・ボーイvs.ハリケーン・キッド
 素人以下の2人が無駄に体を張っています。
 ひどい試合。

A4コーナー・マッチ:ジェフ・ロッカーvs.ラチーズvs.VD
 前回のラチーズvs.VDにパートナーを見つけられない、
 ヒールのロッカーが加わり情けない姿を所々で晒すというもの。
 クオリティは変わらず悪い試合。

Bラッカスvs.藤田ミノルvs.ニック・バーク
 純ジュニア的ハイ・フライングを見せるミノル、ラッカスに対し
 ヒールのバークが中心に突っ込んで場を乱していく、という内容。
 6分と言う試合時間とその結末がスケールを小さくしていますが
 完成度は高く面白かったですね。
 まあまあ良い試合です。

CSAT vs.ディバイン・ストーム
 素早い避けあいから雪崩式といった大技の打ち合いまで・・・
 いつも通り粗いスポット・フェストですが
 その弾けっぷりは中々の物でスタンディング・オベーションもおきました。
 平均レベル。

Dタッグ王座戦:ニック・ゲイジ、ネイト・ヘイトリッド(ch)vs.ブリスコ・ブラザーズ
 こちらもタッグ王座戦線の定番カード。
 正統派とヒール+乱闘のファイトの色分けで試合を作ります。
 平均レベル。 

Eデス・マッチ:ザンディグ、ワイフビーター、ニック・モンドvs.ジャスティス・ペイン、バックシート・ボーイズ
 一方的な虐待とサプライズだけなので
 デス・マッチとしてもこれは駄目でしょ、というレベルで
 余り評価できず平均レベルなのですけれども
 その過激度は特筆物。
 ガラス板と蛍光灯が乱れ飛び
 妻殴りの背中は肌色の部分が見えない程真っ赤に染まり
 モンドの左腕はテープでぐるぐる巻きにしなければなりませんでした。
 初代TODが開催されるのが翌年という事を考えると
 どんなに過激な事か分かることと思います。
 またサプライズの方もオリジナルを凌ぐ大ヒット商品になる
 ゲイジとヘイトリッドによる新生H8クラブ結成ですから
 歴史的に重要なシーンであり
 初期CZWファンには必見といっても良いかも知れませんね。
 
総評
 初期CZWファンなら手に入れても良いかも。
DVD Rating:★☆☆☆☆

注目試合の詳細

Eデス・マッチ:ザンディグ、ワイフビーター、ニック・モンドvs.ジャスティス・ペイン、バックシート・ボーイズ
   ワイフビーターが不意を突いてボーイズにクローズライン。
  正義痛は場外に逃げる。
  カシュミアが妻殴りにロー・ブロー。
  アシッドがモンドに椅子攻撃。
  妻殴りがカシュミアにスラムを決め羽交い絞めにする。
  カシュミアは逃れるとコーナー上のザンディグに蛍光灯攻撃。
  妻殴りがカシュミアに場外に立てた椅子へのブレーン・バスター。
  アシッドとモンドがリングで素早い攻防。
  アシッドがトルネードDDTを狙うもミス。
  モンドがチャンスと雪崩式ハリケーン・ラナを決める。
  ザンディグがカシュミアの舌に蛍光灯の破片をつきたてる。
  ゲイジ、ヘイトリッドが現れザンディグ軍に襲い掛かる。
  数で勝った反逆軍がやりたい放題。
  リングのゲイジとヘイトリッドは妻殴りを担ぎ上げる。
  そして場外のテーブルに椅子を立てて橋渡しにしたガラス板へ投げ捨てる。
  ザンディグをコーナーに逆さづりにすると蛍光灯を叩きつける。
  更にガラス板をたてかけると蛍光灯を叩きつけ割る。
  モンド、妻殴りにも蛍光灯が叩きつけられていく。
  ザンディグに蛍光灯へのパワー・ボム。
  モンドがヘイトリッドに電球つきスティックを叩きつけていく。
  妻殴りがカシュミアに蛍光灯を叩きつける。
  モンドも蛍光灯束を投げつける。
  しかし数の差は大きく妻殴りに蛍光灯が叩きつけられていく。
  ザンディグはリングでダウンしたまま。
  コーナーに有刺鉄線付テーブルと蛍光灯をたてかけると
  そこにモンドをスプラッシュ・マウンテンで投げ捨てる。
  ザンディグをコーナーのガラス板に寝かせるとスピアー。
  モンドとマックを連れてくると2人にガラス板を立てかける。
  蹴って割ろうとするも中々割れない。
  結局諦める。
  妻殴りの背中には画鋲も帯状に刺さっている。
  椅子を立ててガラス板を橋渡しにするとザンディグにそこへのブレーン・バスターを決めるも割れず。
  モンドは左腕に大きな傷を負っている。
  妻殴りがテープで応急処置をしてやる。
  反逆軍がリングで腕を上げアピールしている。
  突然ゲイジとヘイトリッドが妻殴りとボーイズに襲いかかり叩きのめす。
  俺達がNew H8クラブだと宣言する。
  回復したザンディグが襲い掛かろうとする。
  逃げたH8クラブを追いバック・ステージに消える。
  正義痛が妻殴りを呼び戻す。
  正義痛がジャーマンを決める。
  もう1発狙う。
  妻殴りがレッグ・ロックに返す。
  ボーイズが妻殴りに蛍光灯を叩きつけ救い出す。
  ザンディグが入ってくると正義痛らは逃げていく。
  ザンディグは次回H8クラブとの試合を組むとのアナウンス。
  逃げ遅れたZバーを痛めつけアピール。
  ザンディグらが去っていく。
  バークが現れZバーにTシャツを着せこれでソフトコア・コネクション入りだと言う。
  H8クラブが現れZバーを痛めつける。

試合結果

@タオル・ボーイvs.ハリケーン・キッド
A4コーナー・マッチ:ジェフ・ロッカーvs.ラチーズvs.VD
Bラッカスvs.藤田ミノルvs.ニック・バーク
CSAT vs.ディバイン・ストーム
Dタッグ王座戦:ニック・ゲイジ、ネイト・ヘイトリッド(ch)vs.ブリスコ・ブラザーズ(新チャンピオン!)
Eデス・マッチ:ザンディグ、ワイフビーター、ニック・モンドvs.ジャスティス・ペイン、バックシート・ボーイズ(ノー・コンテスト)