CZW：War at Station 44 3/10/01の分析
| 名勝負 | なし |
| 好勝負 | なし |
１枚組み約２時間１０分です。
Trappedとセットになっています。
ペインがザンディグとタイトル戦させろとマイク・アピール。
その通りだと支持してくれたニック・バークと意気投合。
ザンディグはお前らがタッグ・マッチで勝てたら考えたるわと言って去っていく。
①ストラップ・マッチ：ロッキン・レベルvs.ラッカス
普通ストラップ・マッチというと
手をストラップでつないでという試合形式ですが
これはポールの上のベルトを取ったら凶器として使えるというもの。
試合の方は２分もしない内にベルトを取ってしまいます。
当然決定打にならず。
レベルがルールを守らないので
最後にレフェリーがベルトでレベルに一発。
そこからラッカスが技を決め終わり。
そんなためにわざわざこの試合形式にしたのかと呆れます。
悪い試合。
② ジョニー・カシュミア、ロード・エベレット・デボア、エル・セクシストvs.ジェフ・ロッカー、ジョン・ダマー、ファスト・エディ・バレンタイン
デボアとセクシストの格好がキワモノすぎる。
オカマ警官にオカマ貴族・・・。
彼らとCZWのジェフ・ハーディ？、カシュミアが合う訳もなく
最後は１対５に。
誰１人として試合できる奴いませんでしたね。
悪い試合。
③ラダー・マッチ：トレント・アシッドvs.リック・ブレード
良くある失敗例でスポットの羅列ですね。
それを悪徳レフェリー・ネタでごまかす、と。
最初に素早い攻防ができているのを見ると
こういうのにするのは勿体無いと思いますけどね。
一応ハードな事をやっているので中々良い試合。
この試合後ジミー・ワシントンのカバルケード・オブ・スターズがありました。
パイパーズ・ピットみたいなものか。
ゲストはデューイ率いるブリスコ兄弟とゲイジ。
ブリスコ兄弟は最高だと言うデューイに対し
ワシントンはなら何回タッグ王座を取ったと痛い所をつき結果ぼこぼこにされます。
そのまま次の試合へ。
④アイアンマン王座戦：LOBO（ch）vs.ニック・ゲイジ
一部場外乱闘でだけ凶器を使うようでは
見れたものではありません。
悪い試合。
⑤ニック・バーク、ジャスティス・ペインvs.ブリスコ・ブラザーズ
１人実力が劣るんだから頑張らないぐらいが丁度良いのに
ペインは頑張りすぎてダブル・スプリングボードを失敗。
それを除けば、良い感じです。
未だ原石とはいえ流石ブリスコ兄弟。
まあまあ良い試合でした。
⑥トミー・ドリーマーvs.ザンディグ
期待してたんですけど
これ試合ではないんですよね。
突然現れたドリーマーがペインに代わりザンディグをしばき倒すという内容です。
これを試合カードとしてのせて売るのはずるいなぁ。
このカードは１ヶ月後のPaybackで実現しています。
⑦ネイト・ヘイトリッドvs.マッド・マン・ポンドvs.ワイフビーター
最初形だけのレスリングに走ったので
駄目かなと思いきや途中から良い感じのデス・マッチに。
背中を血まみれにしながらも場外で投げられたり
ポンドとヘイトリッドをホッチキスでTシャツにつないだり。
最後も迫力満点の火炎テーブル葬でした。
平均的な良試合ながら１つ不満があって、
それは会場にいれてたトラックからの落下が行われなかった事。
あったら期待してしまいますよ。
総評。
CZWの小さな大会という事を考えると
健闘した方ではないかと思います。
DVD Rating：★☆☆☆☆
注目試合の詳細
⑦トミー・ドリーマーvs.ザンディグペインがザンディグを呼び出す。
リングに入ってきたザンディグを殴りつけていく。
ザンディグがペインを持ち上げる。
そこに現れたのはドリーマー。
ザンディグは動揺。
引き継いでドリーマーがザンディグに襲い掛かる。
クローズラインで場外に落とすと
壁にぶつけたり観客席に投げ込んだり。
ザンディグが振り返しドリーマーをトラックにぶつける。
殴り合いながらリングへ。
ザンディグはブレーン・バスターから逃れると変形ブレーン・バスターからコーナー上へ。
ドリーマーはザンディグを捕らえ逆さ吊りにすると椅子付きドロップ・キック。
テーブルへのデス・バレー・ドライバーを狙う。
逃れられるもペインが捕らえてテーブルへのバック･ドロップ。
ペインとドリーマーは握手。
リングに残されたザンディグはタオル・ボーイに八つ当たり。
試合結果
①ストラップ・マッチ：ロッキン・レベルvs.ラッカス②ジョニー・カシュミア、ロード・エベレット・デボア、エル・セクシストvs.ジェフ・ロッカー、ジョン・ダマー、ファスト・エディ・バレンタイン
③ラダー・マッチ：トレント・アシッドvs.リック・ブレード
④アイアンマン王座戦：LOBO（ch）vs.ニック・ゲイジ
⑤ニック・バーク、ジャスティス・ペインvs.ブリスコ・ブラザーズ
⑥トミー・ドリーマーvs.ザンディグ
⑦ネイト・ヘイトリッドvs.マッド・マン・ポンドvs.ワイフビーター