Chikara:All the Agents and Superhuman Crew 2/9/13の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
@ファイヤー・アント(C)、アザイル・アント(Sw)vs.ソルジャー・アント(Sw)、デヴィ・アント(Sw)
Aダッシャー・ハットフィールド(Th)vs.デリリウス(B)
Bロス・アイスクリームスvs.オバリヨン、コダマ(B)
Cフライトメア(SE)vs.オフィディアン(B)
Dシュガー・ダンカートン、イカルス(FIST)vs.ジグソウ、ザ・シャード(GEKIDO)
Eエディ・キングストンvs.グリーン・アント(C)
エディが観客とのやり取りをチラつかせることで
グリーン・アントをたいした相手ではないと考えていることを伝えます。
実際このカードから受けるイメージと一致しています。
一方で緑蟻は打撃に対して意味性を持たせデフォルメしない抵抗を見せたりしている。
こんなレスラーだったかと改めてじっくり緑蟻のことを見させます。
エディ優位の展開の中で緑蟻は脚狙いで反撃を狙う。
ハイ・フライングを混ぜながら
マスク・マンならではの黙した感情を感じさせることができています。
エディ本来の受け手からの構築ではないのでドラマ性は特別とまではいかないし、
最後のテキサス・クローバー・リーフも重ねがけなしに決まるのは呆気なく思えるが、
次回王座戦で王座移動あるかも、と思わせるには十分の内容。
中々良い試合でした。
試合後キングストンが明日のスティーン戦を王座戦にするよう要求し受諾される。
Fスコット・パーカー(3.0)、シェイン・マシューズ(3.0)、グラン・アクマvs.ケビン・スティーン、ヤング・バックス
Gハロウィックド(SE)vs.チャック・テイラー(FIST)
・ドンストがヤコブを攻撃し髪を切る。
HノーDQ:アーチボールド・ペックvs.マーク・アンジェロセッティ(Th)
ペックは表情、動作を漫画に出てきそうなレベルでデフォルメしていますが、
それが統一感を持ってキャラとしてペック自身にフィットしているのが凄い。
マークがWSスラムからペックをダウンさせて中盤へ。
この中盤は一転ペックの動きが乏しくなり停滞しましたね。
マークはもっと観客を煽って良いし、
ペックは受け手の際も序盤のようなデフォルメが欲しい。
そこまでぐったりする必要性はないように思えますね。
マークがアメフトのアーマーをつけて追い込みにかかります。
ここからはペックがハンサム&ミステリアス・ストレンジャーに変身したり
サファイア(鳥)が車椅子にのって現れたりと
これまでのストーリーのネタ振りを集大成として全て詰め込んで演出。
台本上の演出前提でダウン時間を調整したりと
やや残念な部分もあるが素晴らしい試合でした。
好勝負に少し届かず。
総評
集大成となるメイン含め良質な大会です。
DVD Rating:★★☆☆☆
(執筆日:3/13/12)
注目試合の詳細
なし試合結果
@ファイヤー・アント(C)、アザイル・アント(Sw)vs.ソルジャー・アント(Sw)、デヴィ・アント(Sw)Aダッシャー・ハットフィールド(Th)vs.デリリウス(B)
Bロス・アイスクリームスvs.オバリヨン、コダマ(B)
Cフライトメア(SE)vs.オフィディアン(B)
Dシュガー・ダンカートン、イカルス(FIST)vs.ジグソウ、ザ・シャード(GEKIDO)
Eエディ・キングストンvs.グリーン・アント(C)
Fスコット・パーカー(3.0)、シェイン・マシューズ(3.0)、グラン・アクマvs.ケビン・スティーン、ヤング・バックス
Gハロウィックド(SE)vs.チャック・テイラー(FIST)
HノーDQ:アーチボールド・ペックvs.マーク・アンジェロセッティ(Th)