TOPアメリカン・プロレスChikaraChikara 2013年 →Chikara:While the Dawn is Breaking 2/10/13

Chikara:While the Dawn is Breaking 2/10/13の分析


名勝負 なし
好勝負 グランド王座戦:エディ・キングストン(ch)vs.ケビン・スティーン

@YLC:マーク・アンジェロセッティ(Th)(th)vs.サタリーン
Aヤコブ・ハマーマイアー(BdK)vs.グラン・アクマ
Bアーチボールド・ペックvs.ティム・ドンスト(BdK)

Cファイヤー・アント(C)、アザイル・アント(C)、グリーン・アント(C)vs.チャック・テイラー(FIST)、イカルス(FIST)、シュガー・ダンカートン
 試合後ダンカートンがダッシャーを呼び込み再結成を持ちかけるが、アンジェロセッティが遮りダッシャーを連れて行く。

Dダッシャー・ハットフィールド(Th)vs.コバルド(B)
Eジグソウ(GEKIDO)、ザ・シャード(GEKIDO)、デヴィ・アント(Sw)vs.マイク・クァッケンブッシュ、ハロウィックド、フライトメア

Fグランド王座戦:エディ・キングストン(ch)vs.ケビン・スティーン
 太っても流石スティーン。
 殴られた後の感覚の取り方が素晴らしく、エディの拳とフィット。
 密度の高い乱戦でスタートできています。
 続いてスティーンの脚攻め。
 ロープにエディの脚を絡めてキャノン・ボールなど
 ラフな要素を取り入れ試合の彩を変えずに展開させています。
 エディは脚を引きずりつつ抵抗。
 お得意のドラマ性に持ち込みます。
 ゆったりしたスピード感でも注目を引けるようにした結果、
 一つ一つの行動に道理が通っていて意味性を持たせることができている。
 スティーンは最近序盤で使ってしまうエプロンの角へのパワー・ボムを
 この終盤で使ったりと構築も最近の中ではトップ・クラスに良かった。
 クリーンに決着もするし素晴らしい試合。
 ぎりぎり好勝負。

 試合後グリーン・アントが王座戦を要求。3/9に対決することに。

・オフィディアンが観客と絡んでいるとアマシスが登場。デリリウスがオフィディアンを止め退場。

Gタッグ王座戦、3本勝負:ヤング・バックス(ch)vs.シェイン・マシューズ、スコット・パーカー(3.0)
 3.0はアピールが前に出ていて雰囲気で誤魔化そうとするけど
 動き自体の完成度はいまいちですね。
 他と比べるとコンディショニングが良くありません。
 バックスが挑発するもやられて盛り上げる序盤。
 シェインとの細かい攻防でメリハリをつけていきますが、
 目丸め込みによるフィニッシュはやや緩い。
 もっとずるい感じだせなかったか、
 もしくは攻防でもっと加速したかった。
 2本目も短すぎる。
 ルチャもびっくりの短さです。
 3本目はバックスが孤立させて煽りますが、
 観客の反応不十分な上にこの位置づけでやるか、という感じがします。
 数珠スーパー・キックで全員ダウンした際に
 ベビーフェイスが現れリングたたきによる応援で演出するも
 王座交代劇の試合としては内容は不十分だったといわざるを得ない。
 平均的な良試合。


総評
 セミとメインが入れ替われば大会としてよりまとまった印象を与えれたのに。
 しかしながらセミだけで必見の大会です。
DVD Rating:★★☆☆☆
(執筆日:3/13/12)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@YLC:マーク・アンジェロセッティ(Th)(th)vs.サタリーン
Aヤコブ・ハマーマイアー(BdK)vs.グラン・アクマ
Bアーチボールド・ペックvs.ティム・ドンスト(BdK)(DQ)
Cファイヤー・アント(C)、アザイル・アント(C)、グリーン・アント(C)vs.チャック・テイラー(FIST)、イカルス(FIST)、シュガー・ダンカートン
Dダッシャー・ハットフィールド(Th)vs.コバルド(B)
Eジグソウ(GEKIDO)、ザ・シャード(GEKIDO)、デヴィ・アント(Sw)vs.マイク・クァッケンブッシュ、ハロウィックド、フライトメア
Fグランド王座戦:エディ・キングストン(ch)vs.ケビン・スティーン
Gタッグ王座戦、3本勝負:ヤング・バックス(ch)vs.シェイン・マシューズ、スコット・パーカー(3.0)(新チャンピオン!)(2-1)