Chikara:Chikarasaurus Rex: How to Hatch a Dinosaur 6/2/12の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
@オフィディアンvs.ウルトラマンティス・ブラック(SE)
Aルーザー・リーブス・タウン・マッチ:コルト・カバナ、ミックド・マーシャル・アーチーvs.ダッシャー・ハットフィールド、マーク・アンジェロセッティ(Th)
Bラダー・マッチ:グラン・アクマvs.イカルス(FIST)
アクマは遺恨に支配される前に客のせに走っていて
バランス感覚に違和感を覚えますね。
イカルスはその場でうずくまる痛がり方なので
受けとしての機能性がないものの痛がり方としてはまずまず。
Chikaraということでラダー・マッチとしてどうなるものかと心配していましたが
要所でラダーを配置、細かい部分も丁寧に活用していました。
ラダーに負けないインパクトを持った技と組み合わせて激戦を展開。
ノン・ラダーの工夫、メガ・ラダー投入とステップ・アップさせます。
ラダーの使い方が激しく移り変わるので
単なる過激度のみに留まらず素晴らしい内容になっています。
FIST乱入やレフェリー関連スポットはChikaraらしく、
そして同時に歓迎できない緩さを生み出していたけれど概ね予想の遥か上を行っていた。
好勝負に少し届かず。
Cハンディキャップ・マッチ:サラ・デル・レイ、サタリーンvs.オバリヨン、コダマ、コバルド(B)
Dマスカラ・コントラ・カベジェラ:ハロウィックド(SE)
vs.ティム・ドンスト(BdK)
ドンストはハロウィックドから視線を外さず。
ダウンさせてようやくアピールを入れてきます。
非常に良い塩梅の試合運びですね。
ハロウィックドもいつもより大技への発展が早く、
この抗争に入れ込む遺恨を感じさせます。
トロフィーを使ったドンストの小憎たらしいアピール、
花道スポットなどで盛り上がっていきます。
終盤がチープ・フィニッシュ&再開ネタのため
ブック上の攻防ぐらいしか見られなかったのは残念ですが
他にも注目カードが揃っているので大会のバランス上、仕方ないか。
中々良い試合。
Eエディ・キングストン、ジグソウ、グリーン・アント(C)、ソルジャー・アント(C)、マイク・クァッケンブッシュvs.17(GEKIDO)、ザ・シャード(GEKIDO)、アザイル・アント(Sw)、コンバット・アント(Sw)、デヴィ・アント(Sw)
Fタッグ王座戦、3本勝負:チャック・テイラー、ジョニー・ガルガーノ(FIST)(ch)vs.ヤング・バックス
まずはスピードにのって一進一退。
孤立になっても華麗な技を重ねていきます。
ただYバックもFISTもヒール要素を見せないので
場の流れが構築主であるはずのレスラーを支配している。
これでは引っ掛かりが少ないですね。
マットが丸め込んで先取。
FISTが追い込もうとするもマットに逃げられ、
逆にガルガーノが孤立してしまうのが2本目。
何とかタッチしたチャックがタイツを掴んでの丸め込みで追いつきます。
一応展開付けを実行できていますが
3本勝負によるもっと分かりやすい構成でも良かった気がしますね。
BdK全盛期に量産していたような形で。
安定しているが特筆すべき点に欠ける内容でしたが
膝をついて額を付き合わせるシーンからワン・ステップ上のクライマックスへ。
形は整っていないもののある程度やりきって王座を移動させました。
中々良い試合。
総評
見応えのある試合が複数ありPPVをするに値する大会でした。
DVD Rating:★★☆☆☆
(執筆日:7/1/12)
注目試合の詳細
なし試合結果
@オフィディアンvs.ウルトラマンティス・ブラック(SE)Aルーザー・リーブス・タウン・マッチ:コルト・カバナ、ミックド・マーシャル・アーチーvs.ダッシャー・ハットフィールド、マーク・アンジェロセッティ(Th)
Bラダー・マッチ:グラン・アクマvs.イカルス(FIST)
Cハンディキャップ・マッチ:サラ・デル・レイ、サタリーンvs.オバリヨン、コダマ、コバルド(B)
Dマスカラ・コントラ・カベジェラ:ハロウィックド(SE)vs.ティム・ドンスト(BdK)
Eエディ・キングストン、ジグソウ、グリーン・アント(C)、ソルジャー・アント(C)、マイク・クァッケンブッシュvs.17(GEKIDO)、ザ・シャード(GEKIDO)、アザイル・アント(Sw)、コンバット・アント(Sw)、デヴィ・アント(Sw)
Fタッグ王座戦、3本勝負:チャック・テイラー、ジョニー・ガルガーノ(FIST)(ch)vs.ヤング・バックス(新チャンピオン!)(2-1)