Chikara:Aniversario:The Ogg and I 5/20/12の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | グランド王座戦:エディ・キングストン(ch)vs.ジグソウ |
@ダッシャー・ハットフィールドvs.コルト・カバナ
A花月vs.サタリーン
Bソルジャー・アント、グリーン・アント(C)vs.ロス・アイスクリーム
Cダッシュ幸子、仙台幸子vs.ブラバード・ブラザーズ
Dシェイン・マシューズ、スコット・パーカー(3.0)vs.17、ザ・シャード(GEKIDO)
ブラバード兄弟が乱入し3.0を攻撃。
Eサラ・デル・レイvs.里村芽衣子
里村はレスリングの中で俊敏性とか見せる基礎能力であって
それは本来的に若いサラの方が上。
サラの良さを十分に活かしているとは思えないですね。
ボディ・シザースを食らいながらも持ち上げようとしたり
老練なテクニックを持つ里村対テクニックで劣るも若くパワーのあるサラって構図でしょうか。
そのくせ打撃合戦はサラが譲る形になりがち。
特別なものになる可能性が生まれているのに
その後相手の行動がついてこず自ら時間を潰す行動に出ていますね。
形になるのが難しいと思うならば
もっとお互いの武器をはっきり設定すれば良いのに。
華名戦が素晴らしかっただけにちょっとがっかり。
平均的な良試合。
Fハロウィックド、ウルトラマンティス・ブラック、フライトメア(SE)vs.オバリヨン、コダマ、コバルド(B)vs.コンバット・アント、デヴィ・アント、アザイル・アント(Sw)
Gグランド王座戦:エディ・キングストン(ch)vs.ジグソウ
最初のレスリングには格式があって王座戦としては良いですね。
キングストンは体が重いのでレスリング自体に感心するものはありませんが。
まず仕掛けたのはジグソウで脚に狙いをつけます。
ダウンしている相手の仕草を見る間を置いているから
まさにキングストンの特性を活かした攻め方といえますね。
キングストンがエプロンのジグソウにダイビング・ラリアット、
更にトペを決めて主導権を取り戻します。
今度はキングストンがチョップ、ヘッド・バッドを叩き込んで
ジグソウの反撃を期待する機運を高めていきます。
そしてジグソウが期待通り動きコーナー上から柵越えのトペ・アトミコというビッグ・スポット。
チョップを打ち合ってニュートラルに戻してからリングに戻るのも
試合の進行上、中々上手いですね。
リングに戻ってからはニア・フォールの返しあい。
それぞれ相手の必殺技でも負けを認めず、
王座交代劇もありえると感じさせる激戦でした。
12ラージ・サミット・トーナメントでも1,2を争う試合をしたカードが
王座戦として更に上を行く内容を実現させました。
ぎりぎり好勝負。
総評
仙台勢は思ったより売りにならなかったですが
Chikara同士によるシングル王座戦で好勝負が生まれたのは大きいでしょう。
ROHに比類する激戦で見る価値があります。
DVD Rating:★★☆☆☆
(執筆日:7/1/12)
注目試合の詳細
なし試合結果
@ダッシャー・ハットフィールドvs.コルト・カバナA花月vs.サタリーン
Bソルジャー・アント、グリーン・アント(C)vs.ロス・アイスクリーム
Cダッシュ幸子、仙台幸子vs.ブラバード・ブラザーズ
Dシェイン・マシューズ、スコット・パーカー(3.0)vs.17、ザ・シャード(GEKIDO)(DQ)
Eサラ・デル・レイvs.里村芽衣子
Fハロウィックド、ウルトラマンティス・ブラック、フライトメア(SE)vs.オバリヨン、コダマ、コバルド(B)vs.コンバット・アント、デヴィ・アント、アザイル・アント(Sw)
Gグランド王座戦:エディ・キングストン(ch)vs.ジグソウ