Chikara:Under the Hood 12/2/12の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
@スコット・パーカー、シェイン・マシューズ(3.0)vs.チャック・テイラー、ジョニー・ガルガーノ(FIST)
Aダッシャー・ハットフィールド(Th)vs.イカルス(FIST)
Bジグソウ(GEKIDO)、ザ・シャード(GEKIDO)、デヴィ・アント(Sw)、ソルジャー・アント(C)vs.マイク・クァッケンブッシュ、 ファイヤー・アント、グリーン・アント
CYLC:マーク・アンジェロセッティ(Th)(th)vs.ACH
YLC決勝の再戦です。
オーソドックスなスタート。
ACHが場外、柵を絡めた攻防を繰り出すと
タッチダウンも最後はパワーからカウンターを決め主導権を握る。
良い関係を築いてはいるのですが思ったより密度が濃くならない。
2戦目に拘っているわけでもなければ、何か向上している点も見えません。
ただコメディー部分を排除しているだけという印象。
後半のカウンター合戦は素晴らしいけれども、やはりそれまでの土台作りに難があっては駄目です。
また最後のフィニッシュが弱い上、凶器の没収よりカウントを優先させたレフェリングはすっきりしない。
期待外れでした。
平均的な良試合。
◆ホーム・カミング・セレモニー。アンジェロセッティとヴェロニカがアピールしているとミステリアス&ハンサム・ストレンジャーが登場。アンジェロセッティをたたき出し、ヴェロニカと無理矢理ダンス。ヴェロニカに目を閉じさせるとリング下へ。出てきたのはアーチボールド・ペック。セキュリティがペックを連れて行く。
Dロス・アイス・クリームスvs.ブラスター・マクマッシヴ、マックス・スマッシュマスター(DC)
Eデリリウス、オフィディアン、コダマ、オバリヨン(B)vs.ブラインド・レイジ、クロスボーンズ、フライトメア、ハロウィックド、ウルトラマンティス・ブラック(SE)
なつかしのレイジ、クロスボーンズが登場です。
クロスボーンズは曙を髣髴とさせる体型になっていますが、それが際立った個性になっていて
Chikara初期のレギュラー時代よりも使えるレスラーになっています。
また怪奇メイクのレイジも拳が良く、仕草も雰囲気があります。
ちょっとすぐに息が切れているとこは目に付きますけどね。
SEは相変わらず完成度が一線を越えていないのが課題。
一方のヒール組み。
バティリと合流したデリリウスですがローブ姿でイメチェンを行い概ね成功している。
ギミック・チェンジが外れまくっていた印象しかなかったオフィディアンもようやく試合とギミックが一致し歯車が回ってきています。
バティリ含めヒールとしての支配を遺憾なく発揮しました。
個性豊かな攻防が繰り広げられた素晴らしい試合。
MOTNです。
好勝負に少し届かず。
Fタッグ王座戦、3本勝負:ヤング・バックス(ch)vs.1-2-3-キッド、マーティ・ジャネッティ
Gグランド王座戦:エディ・キングストン(ch)vs.ティム・ドンスト
ドンストの立ち位置が不鮮明ですね。
衰退したBdKの首領がシベルネティコを契機に存在感を増してきたはずなんですが、スタイルは受けより。
もっと強引にコントロールを奪う高圧的なスタイルであるべきです。
その体つきのように動きももっさりしている。
キングストンも同じく体つきはとても褒められたものではありません。
表現としてはまる時は素晴らしいのだけど今回は欠点として出ている。
ドンストの腰攻めを受けたせいで、必要以上に攻めも鈍いです。
終盤をドラマ仕立てからレフェリー誤爆、ヤコブとの決裂など色々含めて無駄に引き伸ばしているが、
メインとして微妙という評価は覆せず。
平均より少し上。
総評
両王座戦が失敗している。
唯一の救いはデリリウス、オフィディアンの復調ですね。
レイジ、クロスボーンズもスポット復帰ではなく継続参戦してほしいですね。
他に代えられないレスラーとして働きそうなので。
DVD Rating:☆☆☆☆☆
(執筆日:12/23/12)
注目試合の詳細
なし試合結果
@スコット・パーカー、シェイン・マシューズ(3.0)vs.チャック・テイラー、ジョニー・ガルガーノ(FIST)Aダッシャー・ハットフィールド(Th)vs.イカルス(FIST)
Bジグソウ(GEKIDO)、ザ・シャード(GEKIDO)、デヴィ・アント(Sw)、ソルジャー・アント(C)vs.マイク・クァッケンブッシュ、 ファイヤー・アント、グリーン・アント
CYLC:マーク・アンジェロセッティ(Th)(th)vs.ACH
Dロス・アイス・クリームスvs.ブラスター・マクマッシヴ、マックス・スマッシュマスター(DC)
Eデリリウス、オフィディアン、コダマ、オバリヨン(B)vs.ブラインド・レイジ、クロスボーンズ、フライトメア、ハロウィックド、ウルトラマンティス・ブラック(SE)
Fタッグ王座戦、3本勝負:ヤング・バックス(ch)vs.1-2-3-キッド、マーティ・ジャネッティ(2-0)
Gグランド王座戦:エディ・キングストン(ch)vs.ティム・ドンスト