Chikara:The Cibernetico Rises 11/18/12の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
@ミスター・タッチダウン(Th)vs.ソルジャー・アント(C)
Aザ・シャード(GEKIDO)vs.ファイヤー・アント(C)
試合後もシャードが火蟻を攻撃し続ける。クァックが助けに駆けつける。ジグソウが現れクァックをとめると攻撃。GEKIDO入り。
Bイカルス(FIST)vs.ダッシャー・ハットフィールド(Th)
Cハート・スロブスvs.1-2-3-キッド、マーティ・ジャネッティ
Dトルネオ・シベルネティコ:エディ・キングストン、ウルトラマンティス・ブラック(SE)、ハロウィックド(SE)、フライトメア(SE)、グラン・アクマ、シェイン・マシューズ(3.0)、スコット・パーカー(3.0)、ティム・ドンスト(BdK)vs.ケビン・スティーン、ジミー・ジェイコブス、マット・ジャクソン(YB)、ニック・ジャクソン(YB)、ブリスコ・ブラザーズ、ブラヴァド・ブラザーズ
最初から会場はこの試合を楽しむ気満々で大きなチャントを起こしています。
まずはSEがヒールを倒す様とブラヴァドズのフレアー的仕草で盛り上げます。
ブラヴァドズの大人気になりましたね。
ただ片割れがちょっと太ってきたのが心配ですけど。
ヒール戦略で試合の流れをつかませないブラヴァドズと
本格派で刺々しい攻めを見せるブリスコズが飛びぬけて素晴らしく、
またそのスイッチの際には見事な緩急が生まれています。
アクマはロウ・キーなどと比べると呼気を上手く取れておらず、
リズム感に欠けるが蹴りの威力はあり、復調気味ですね。
スティーンは正直太りすぎ。
場外からちょっかいを出したり、キングストンと殴りあうなどしてヒート・アップさせる役割ですが
逆から見てそれしかできない状態なんではないかと危惧させます。
実際後半では少し動いただけで息が切れている様子で、
攻めにさえ制限が出てきたのではないかと感じさせました。
他はそれなり。強く印象には残っていません。
YBも平均点は当然他より高いけれど思ったより目立っていませんでしたね。
22分経過したところから脱落者が出始めます。
次の脱落者が出るまでに10分かかったシーンもありましたが
基本的にはまんべんなく脱落者が出て行くのでダレルことはなかったですね。
ただ好調のブラヴァドズが早い段階で脱落し、マークも脱落してしまったのは残念でした。
34分経過時で一旦落ち着きYB、スティーン、ジェイ、ジェイコブスvs.3.0、キングストン、ハロウィックド、ドンストとなります。
KoT優勝のSEから一人残っていたハロウィックドでしたが最初に脱落。
フィニッシュへの流れは弱かったですね。
直後にヒールなのにチーム・キングストンに入っているドンストがジェイを脱落させます。
ドラマチックではありますがジェイはブック上の位置づけ以上に
その動きで強敵だと観客に認知させていただけにもっと暴れさせて欲しかった。
3.0は何故か最後の方まで残っていますがムーブが緩くて汚いんですよね。
最後はドンストが裏切った状態でキングストンvs.ドンスト、スティーン。
しかしスティーンがパッケージ・パイル・ドライバーを狙ったところを
キングストンが脚を取って倒し、そのまま押さえ込みでカウント3。
煽るだけ煽って今回はスティーンvs.キングストンでまともに攻防が行われた印象がないですね。
ドンストvs.キングストンもヤコブ介入によるチープにフィニッシュで即座に終了するし、
後半にかけて失速してしまったシベルネティコでした。
ちなみに試合時間は65分でした。
好勝負に届かずも中々良い試合。
総評
Chikara vs.ROHの構図を思わせるビッグ・カードではあったものの
その背景に比べると中身は思うように爆発せず。
特別お勧めするレベルではありませんが悪くはないので例年手に入れているのなら今年も、って感じですかね。
DVD Rating:★☆☆☆☆
(執筆日:12/10/12)
注目試合の詳細
なし試合結果
@ミスター・タッチダウン(Th)vs.ソルジャー・アント(C)Aザ・シャード(GEKIDO)vs.ファイヤー・アント(C)
Bイカルス(FIST)vs.ダッシャー・ハットフィールド(Th)
Cハート・スロブスvs.1-2-3-キッド、マーティ・ジャネッティ
Dトルネオ・シベルネティコ:エディ・キングストン、ウルトラマンティス・ブラック(SE)、ハロウィックド(SE)、フライトメア(SE)、グラン・アクマ、シェイン・マシューズ(3.0)、スコット・パーカー(3.0)、ティム・ドンスト(BdK)vs.ケビン・スティーン、ジミー・ジェイコブス、マット・ジャクソン(YB)、ニック・ジャクソン(YB)、ブリスコ・ブラザーズ、ブラヴァド・ブラザーズ