TOPアメリカン・プロレスChikaraChikara 2010年 →Chikara:Young Lions Cup VII Night Two 8/28/10

Chikara:Young Lions Cup VII Night Two 8/28/10の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

2枚、約1時間50分です。

@1回戦:オフィディアンvs.スカル
A1回戦:エリック・ライアンvs.キャメロン・スカイ
B1回戦:ダスティン・レイズvs.オバリヨン(B)
C1回戦:マイク・サイダルvs.矢野啓太
D1回戦:グレゴリー・アイアンvs.リンセ・ドラド(BdK)

E1回戦:カイル・オライリーvs.アダム・コール
 オライリーが間、相手の反応を待たずに
 コンビネーション・キックを見せています。
 レスリング要素も自主的な判断で次々と織り交ぜています。
 コールは後にCZWで開花するヒール・スタイル。
 オライリーの複合的攻めの能力と
 コールの攻めを止め試合を構成する能力が見事にはまり、
 細かい粗を気にせずに自分の力を存分に出せている。
 まさにYLCにふさわしい内容です。
 終盤らしい攻防も出来ていて(ついでにリングアウトかという展開もある)、
 それぞれが成長した2012年から見ても満足できるレベルです。
 中々良い試合。

F3.0vs.スーパー・スマッシュ・ブラザーズ

◆惜しくも前日敗退したエイブルがパートナーを紹介し、
 タッグ王座に挑戦するためにひとまずロッカールームにいるタッグを潰してやる、と言う。
 ジグソウ、クァックが出てきてこの挑戦に応じそのまま試合に。

Gマイク・クァッケンブッシュジグソウvs.ハウス・オブ・トゥルース(ジョシュ・レイモンド、クリスチャン・エイブル)

H準決勝、4コーナーズ・イリミネーション・マッチ:リンセ・ドラド(BdK)vs.オフィディアンvs.キャメロン・スカイvs.オバリヨン(B)vs.矢野啓太vs.アダム・コール
 最初の乱戦、アピールの中で
 ヒールを憎めないヒール(BdK以外)と応援できないヒール(BdK)に分けたのは良いですね。
 4コーナーズ・マッチの進行に落ち着いてからは
 一人一人が一定時間を分担し、
 自分の得意な形でクオリティを維持してつなげていきます。
 あっさりと脱落して行き焦点をドラドとオフィディアンの
 BdK vs.正規軍対決に持って行きます。
 ここからはBdKレフェリー、サバドが悪の限りを尽くす。
 カウントの速度を変えたりするほかに直接手を出し、
 最後はモントリオールの悲劇、再来のエンディングです。
 一発一発をハイ・インパクトにする分、
 その流れが不明瞭で間隔が一定になりかけていたので
 この演出の効果は大きかったですね。
 好勝負に届かずも中々良い試合。 

総評
 トーナメントとなると決勝のある3日目に目が行きがちですが
 このトーナメントは2日目がベスト。
 後のフューチャー・ショック対決とBdKストーリーが成功した準決勝は見る価値ありです。
(執筆日:1/5/12)
DVD Rating:★★☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@1回戦:オフィディアンvs.スカル
A1回戦:エリック・ライアンvs.キャメロン・スカイ
B1回戦:ダスティン・レイズvs.オバリヨン(B)
C1回戦:マイク・サイダルvs.矢野啓太
D1回戦:グレゴリー・アイアンvs.リンセ・ドラド(BdK)
E1回戦:カイル・オライリーvs.アダム・コール
F3.0vs.スーパー・スマッシュ・ブラザーズ
Gマイク・クァッケンブッシュジグソウvs.ハウス・オブ・トゥルース(ジョシュ・レイモンド、クリスチャン・エイブル)
H準決勝、4コーナーズ・イリミネーション・マッチ:リンセ・ドラド(BdK)vs.オフィディアンvs.キャメロン・スカイvs.オバリヨン(B)vs.矢野啓太vs.アダム・コール