TOPアメリカン・プロレスChikaraChikara 2008年 →Chikara:The Global Gauntlet Night Two 10/19/08

Chikara:The Global Gauntlet Night Two 10/19/08の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

2枚組み約2時間50分です。

ECWアリーナで開催。

@コリン・デラニー、STIGMAvs.ティム・ドンスト、ハイドラ
 ハイ・フライングにコメディー、
 オープニングを飾る物としては良い感じじゃないでしょうか。
 悪くない試合。
 STIGMAのあの腹は、と思って調べてみたら
 やっぱり元シェイン・ストームでしたね。
 
 試合後Chikaraを離れマスクを脱いだジグソウと一悶着。
 クァックが救い出すもジグソウとは握手せず。
 ジグソウがChikaraに復帰する日は来るのか。

Aリンセ・ドラドvs.イカルス
 短い時間なので間はそれ程良くないものの
 ドラドが素晴らしい動きを見せ
 イカルスも腰攻めで補佐します。
 平均より少し上。
 
Bインコアレンスvs.オーダー・オブ・ザ・ネオ・ソーラー・テンプル
 タッグの連携、分断に焦点を当てた試合で
 インコアレンス特有のユーモアで彩ります。
 最後はドンスト、ハイドラが黒蟻の注意を引いて・・・。
 平均より少し上。

Cヴィン・ジェラードvs.ジミー・オルセン
 ジミーはイクイノックス(ジェラードは元イクイノックス)の姿をして登場。
 抗争しているだけに荒い感じで。
 それにしてもプッシュの一環とはいえジェラード・クラスがYLCを持っているのは厳しい。
 少し悪い試合。

Dタッグ王座戦、3本勝負:スーパー・スマッシュ・ブラザーズ(ch)vs.オシリアン・ポータル
 Chikaraのみの限定なのかストゥピファイドは
 プレイヤー・ドスとなっていますね。
 試合は連携などの見栄えの良いムーブを売りにしたもの。
 フィニッシュもウノならではのコメディー・ネタで締めました。
 平均レベル。

 ここからがChikaraと大日本の7vs.7のガントレット・マッチです。

Eガントレット・マッチ:グラン・アクマvs.沼澤邪鬼
 一応見れるが噛み合わないですね。
 エルボー・パッドを捨ててレフェリーの目をそらすと
 ロー・ブローを決めて沼澤が勝利。
 少し悪い試合。

Fガントレット・マッチ:沼澤邪鬼vs.ファイヤー・アント
 沼澤が先程のようにロー・ブローを狙うも
 レフェリーに見つかって負け、という短い試合。
 悪い試合。

Gガントレット・マッチ:ファイヤー・アントvs.大橋篤
 大橋が技を一通り披露して勝利。
 悪い試合。

Hガントレット・マッチ:大橋篤vs.ソルジャー・アント
 先程の試合で疲れが蓄積しているという設定か
 打撃の打ち合いから戦闘蟻が主導権を掴み短い時間で勝利。

Iガントレット・マッチ:ソルジャー・アントvs.井上勝正
 勝ち抜きの蟻がトペで迎え撃ったスタート。
 これはポイントとして良いですよ。
 試合は引き続き打撃が主体で軽く。
 悪い試合。

Jガントレット・マッチ:井上勝正vs.ワーカー・アント
 井上がサブミッションに投げで押すも
 仕事蟻が自爆からの丸め込みで勝ちを拾います。 
 これまでの試合みたいに噛み合わないシーンが無いけれど
 それはミックスさせるのに消極的だからで・・・。
 悪い試合。

Kガントレット・マッチ:ワーカー・アントvs.石川晋也
 石川が勢いで押し短い時間で勝利。
 悪い試合。

Lガントレット・マッチ:石川晋也vs.エディ・キングストン
 この組み合わせはやろうと思えばちょっとした物ができそうでしたけれども
 キングストンがハードな打撃と投げにより短い時間で勝利。
 悪い試合。

Mガントレット・マッチ:エディ・キングストンvs.伊東竜二
 テンポ良く打撃と大技を打ち合って結構盛り上げましたね。
 悪くない試合です。

Nガントレット・マッチ:伊東竜二vs.マイク・クァッケンブッシュ
 先程の試合内容を受けて
 ストレッチで腕を攻めたクァックの作戦が功を奏し、
 クァックが粘る伊東から勝利。
 前日よりも完成度は上がってますね。
 まあ試合時間が短くなっているのもあるでしょうが・・・。
 平均レベル。

Oガントレット・マッチ:マイク・クァッケンブッシュvs.岡林裕二
 伊東の後に岡林が登場。
 岡林のパワーをいなしてクァックの勝利です。
 決着が目前に迫った所で唯一の連勝を入れておきたいからこの位置なんでしょうね。
 悪い試合。

Pガントレット・マッチ:マイク・クァッケンブッシュvs.関本大介
 伊東ではなく関本を大将にしてくれ感謝。
 さてクァックvs.関本、注目の対決ながら
 試合は開始時含め何発ものジャーマンを決めた
 関本がクァックに押し勝ち3分で勝利。
 もうちょっと長く見たかった。
 悪い試合。

Qガントレット・マッチ:関本大介vs.クラウディオ・カスタニョーリ
 1対1で最後の決戦。
 当然期待されているのは前日ブロディ相手にやったような
 パワーvs.巨体の迫力ある対決ですね。
 そういう戦い方は普段しないCCですが
 上手く真っ向からのぶつかり合いを見せてくれました。
 終盤のニアフォールは結構見応えがあります。
 平均的な良試合。

 さて試合時間の短さ、性質から悪い試合がたまっていますが
 ガントレット・マッチ全体として見れば
 個々の試合が歯車として機能しており
 テンポも良いので中々良い試合となっています。
 シベルネティコに比べれば良く工夫しているな、と思いますよ。

 試合後大日本勢がリングに集結。
 CCはそれぞれと握手すると全員で腕を上げ終幕。
 
総評。
 物珍しさだけの1日目に比べれば
 2日目はクオリティもついてきている。
 Chikaraファンならお勧め。
DVD Rating:★★☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@コリン・デラニー、STIGMAvs.ティム・ドンスト、ハイドラ
Aリンセ・ドラドvs.イカルス
Bインコアレンスvs.オーダー・オブ・ザ・ネオ・ソーラー・テンプル
Cヴィン・ジェラードvs.ジミー・オルセン
Dタッグ王座戦、3本勝負:スーパー・スマッシュ・ブラザーズ(ch)vs.オシリアン・ポータル(新チャンピオン!)(2−1)
Eガントレット・マッチ:グラン・アクマvs.沼澤邪鬼
Fガントレット・マッチ:沼澤邪鬼vs.ファイヤー・アント
Gガントレット・マッチ:ファイヤー・アントvs.大橋篤
Hガントレット・マッチ:大橋篤vs.ソルジャー・アント
Iガントレット・マッチ:ソルジャー・アントvs.井上勝正
Jガントレット・マッチ:井上勝正vs.ワーカー・アント
Kガントレット・マッチ:ワーカー・アントvs.石川晋也
Lガントレット・マッチ:石川晋也vs.エディ・キングストン
Mガントレット・マッチ:エディ・キングストンvs.伊東竜二
Nガントレット・マッチ:伊東竜二vs.マイク・クァッケンブッシュ
Oガントレット・マッチ:マイク・クァッケンブッシュvs.岡林裕二
Pガントレット・マッチ:マイク・クァッケンブッシュvs.関本大介
Qガントレット・マッチ:関本大介vs.クラウディオ・カスタニョーリ