TOPアメリカン・プロレスChikaraChikara 2008年 →Chikara:The Global Gauntlet Night One 10/18/08

Chikara:The Global Gauntlet Night One 10/18/08の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

1枚組み約2時間10分です。

今までに使ったことのない会場ですね。体育館みたい。

大日本とChikaraというとんでも団体抗争1日目。
この歴史的な日の幕開けを務めたのはKaiju Big Battelのラウデン。
ギターで弾き語りを披露。
Awesome!

@オシリアン・ポータルvs.大橋篤、石川晋也
 ラウデンがリング・アナウンサーも務めている、っと思ったら正式に契約してたんですね。
 これでKaiju Big Battelとの繋がりがますます強くなりましたよ。
 さて試合ですけれども大橋、石川が新人という事で使えず
 ポータルのコメディー・ネタぐらいしか見所はありません。
 悪い試合。

Aウルティマ・ブレックファストvs.岡林裕二
 ここから正式な対抗戦5番勝負の開始。
 ブレックファストは新人の割りにそこそこやれそうですね。
 岡林もパワー・ファイターとしてスタイルを持っているだけ見れる。
 試合は4分程で終了。
 悪い試合。

Bウルトラマンティス・ブラックvs.沼澤邪鬼
 相手のブラックは唯一デス・マッチ経験のある選手。
 それを知ってか知らずか観客席に投げ込もうとしたり
 椅子を使おうとして観客を引き込んでいましたね。
 そういやこの試合はブラックのキーキー声が聞かれなかったな。
 平均レベル。 

Cハロウィックドvs.井上勝正
 相手が大日で不安なのも分かるが
 ハロウィックドにはもう少し積極的な絡みを見せて欲しかった。
 井上がそれなりに間を取れハードな打撃を打てていたので良かったですけどね。
 悪くない試合。

Dファイヤー・アント、ソルジャー・アント、ジェシー・マッケイvs.クロス・ボーンズ、ライアン、マディソン・イーグルズ
 男女混合トリオス。
 面子が面子だけに雑だけど
 女性が捕まる展開は盛り上がったし
 面白いコメディー・スポットが幾つかありました。
 少し悪い試合。
 しかしこれがどの5番勝負よりも長いとかありえない。

Eブロディ・リーvs.関本大介
 長身のリーとパワーの関本の激突。
 乱戦ではないので軽く粗も出ていますが
 注意を呼びかけないでトペを出したりと
 スケールの大きなぶつかり合いを感じさせる。
 特にフィニッシュのジャーマンは
 スロー・モーションを見ているかのような
 素晴らしいシーンでした。
 まあまあ良い試合。

Fマイク・クァッケンブッシュvs.伊東竜二
 大将戦ですがちょっと自力の差があり過ぎますね。
 傷だらけの体を持つ伊東が見かけ倒しに見えてしまう。
 一応脚攻めとクァックのごり押しの試合構築で
 平均レベルには達しています。

GLa Loter Letal決勝:リンセ・ドラド、ジミー・オルセンvs.ヴィン・ジェラード、コリン・デラニー
 1ヶ月前準決勝までで終わったタッグ・トーナメントの決勝がなぜかここで行われます。
 コリンが相手を小馬鹿にするヒールを、
 ジミーが感情を押し出したベビーを、と対極のキャラを上手く演じ、
 補佐する2人もジェラードがヒール・タッグ・ワーク、
 ドラドがムーブで良い物を見せます。
 小さいが故にオルセン兄弟の激突を焦らすという
 試合構築が余り機能していないのが残念ですけれども
 その分4人で見応えのある打ち合いを披露しました。
 まあまあ良い試合です。

 特典にPodcastが1話分収録。

総評。
 対抗戦とはいっても大日の性質上、スタイルの激突とはならず
 10分半が対抗戦の最長時間というのも仕方ないでしょう。
 クオリティは低いですがChikaraは元々そんなに高くないし
 何だかんだいって面白いのは確かですからね。
 これで良いんじゃないですか。
DVD Rating:★☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@オシリアン・ポータルvs.大橋篤、石川晋也
Aウルティマ・ブレックファストvs.岡林裕二
Bウルトラマンティス・ブラックvs.沼澤邪鬼
Cハロウィックドvs.井上勝正
Dファイヤー・アント、ソルジャー・アント、ジェシー・マッケイvs.クロス・ボーンズ、ライアン、マディソン・イーグルズ
Eブロディ・リーvs.関本大介
Fマイク・クァッケンブッシュvs.伊東竜二
GLa Loter Letal決勝:リンセ・ドラド、ジミー・オルセン(優勝!)vs.ヴィン・ジェラード、コリン・デラニー