TOPアメリカン・プロレスChikaraChikara 2007年 →Chikara:King of Trios Night Two 2/17/07

Chikara:King of Trios Night Two 2/17/07の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

公館で行っていて観客も少なく
リングは脅威の高さで階段2段分。
2枚組みで3時間です。

3試合目。
平均的な試合。
これからと言うところで終わったり、
会場の問題からかルチャの最大の見せ場ダイブも申し訳程度のみ。

4試合目。
ミスも多いしちょっときつい。
ロープを使ってのヘッド・シザースに失敗するも
ネタのためにわざわざかかりにいき
食らった後はそのままでんぐり返しで外に出て行くシーンが笑える。

E1回戦:チー ムTNA(アレックス・シェリー、ソンジャイ・ダット、クリス・セイビン)vs.ブラック・アウト(セイビアン、ジョーカー、ラッカス)
 これぞ6人タッグならではの試合。
 非常に優れたトリオス・ムーブの数々が披露されます。
 只チームTNAがヒールよりの行動をしたために
 ブラック・アウトが得意のヒールっぷりを見せれなかったり
 やや圧倒しすぎなど問題点もあり。
 メジャーの貫禄を見せ付けたというより
 大人気ないという感じも。
 ブラック・アウトはセイビアンばっかり出て他は連携要員ってな感じになってました。
 好勝負に少し届かず。

8試合目。
チーム名にあわせ入場曲がフルハウスのオープニング曲だったので
色物かと思いきや
対照的な日本チームのハード・ヒッティングと
オルセンズのヘタレぶりが良い試合を演出しています。

9試合目。
初戦で力を出し切れてなかった同士なのでどうなることかと思いきや
とても面白い試合。
お互いが相乗効果で魅力を出し切りました。
好勝負には届かずも中々良い試合でした。

10試合目。
 お互いヒール、ベビーがはっきりしているので
 盛り上がっています。
 前の試合と違ってゆったり目で
 じっくりとしたレスリングから上手い連携を見せています。
 好勝負に届かずも中々良い試合。

総評。
 3人タッグ・トーナメントという珍しいコンセプトで
 他団体からも借りてきて充実しています。
 会場が個人的に一番気に入っている会館なのもポイント。
 只3夜というのは購入の視点から考えるときつい。
 2夜にして欲しいなぁ。
DVD Rating:★★★☆☆

注目試合の詳細

EチームTNA(アレックス・シェリー、ソンジャイ・ダット、クリス・セイビン)vs.ブラック・アウト(セイビアン、ジョーカー、ラッカス)
  ラッカスが先発するもシェリーに歯が立たず。
  身軽な動きでアーム・ドラッグに返す。
  ドロップ・キックを食らった勢いで場外に出て交代。
  ジョーカーも圧倒されていたが
  サビアンが一矢報いる。
  ダットをヘッド・シザースで落とすとトペ・コンヒーロ。
  ダットはミサイル・キックを決め自陣に戻る。
  チームTNAが見事な連携を見せ攻め込んでいく。
  挑発的な行動を取る余裕すら見せる。
  サビアンは振られたのを利用しロープ下を潜り抜ける。
  すかさず2人が入ってシェリーに合体技を決める。  
  シェリーを孤立させ連携の良さも見せる。
  シェリーはポエトリー・イン・モーションを迎撃するとセイビンに交代。
  セイビンは2人を蹴り飛ばしてジョーカーにトルネードDDT。
  カバーするもカットされる。
  ラッカスがシェリーに前転や側転を織り交ぜた攻撃を決めていく。
  スペース・ローリング・エルボーを狙ったところを
  シェリーはクロス・フェイスに切り返す。
  カットしに来たジョーカーにはダットがエース・クラッシャーからキャメル・クラッチ。
  サビアンにはセイビンがボストン・クラブ。
  ラッカスは顔を引っかき逃れると2人を救い出す。
  ブラック・アウトがダットに連携から波状攻撃。
  キャノン・ボールを決めカバーするもカウント2。
  ならばと3人がコーナーに登る!
  しかしサビアン、ジョーカーは落とされ、ラッカスのスワントーン・ボムも避けられる!
  ラッカスにシェリーとセイビンが蹴りを叩き込んでいきダットが619!
  よろめいたところをセイビンが抱え上げる。
  ダットとシェリーはブランチャでカットを防ぐ。
  クレイドル・ショックで1,2,3!

  
IチームTNAvs.ジグソウ、シェ イン・ストーム、マイク・カッケンブッシュ
  ダット対ストームで試合開 始。
  腕の取り合い後仕切り直しでセイビン対カッケンブッシュ。
  カッケンブッシュは独創的なチェーン・レスリングから
  ジグソウのダイビング・クロス・ボディへとつなげる。
  ジグソウは劣勢に成るも早い段階でカッケンブッシュに交代。
  ダットはカッケンブッシュにバック・スライドを狙う。
  カットしに来たジグソウの首を脚で挟み同時にアーム・ドラッグとヘッド・シザース。
  場外の2人にブランチャ。
  リングに入ってきたストームをシェリーがクロス・フェイスに捕らえる。
  シェリーは劣勢になるやすぐ場外に逃れ、すぐにセイビンが入ってくる。  
  カッケンブッシュはセイビンの攻撃をパートナーに誤爆させると
  ジグソウのハリケーン・ラナへと導く。
  ジグソウは場外のセイビンにムーンサルト・ブランチャ。
  カッケンブッシュ、ストームもシェリー、ダットを落としトペ・コンヒーロ。
  シェリーがジグソウを甚振っていく。
  チームTNA、特にシェリーはヒール振りを発現しジグソウのマスクを剥ごうとしたりする。
  ジグソウは隙を突いて丸め込むのがやっと。
  ストームはカットした際ジグソウを場外に出す。
  シェリーにデス・バレー・ドライバーを狙うも逃れられる。
  シャイニング・ウィザードも防がれる。
  チームTNAが今度はストームを甚振っていく。
  連携技を仕掛けそろそろ終わらせようとする。
  これを見てカッケンブッシュが入りストームを場外に出す。
  しかしチームTNAの連携の前に倒れてしまう。
  カッケンブッシュは連携技を誤爆させるとストームに交代。
  ストームは勢い良く攻め込んで行きセイビンにDDT。カバーするもカウント2。
  道連れクローズラインで両者場外へ。
  シェリー対カッケンブッシュになる。
  カッケンブッシュがブラック・トルネード・スラムからカバー。カウント2。
  シェリーが風車式バック・ブリーカーをクロス・フェイスに切り返す。
  ダットがカットしに来たストームにエース・クラッシャーからキャメル・クラッチ。
  セイビンがカットしに来たジグソウにアブナミドル・ストレッチ。 
  3人同時に体勢を入れ替える。
  シェリーは顔を引っかき逃れると2人を救い出す。
  カッケンブッシュがシェリーに雪崩式の技を狙う。
  シェリーは雪崩式アトミック・ドロップに返しトペ・スイシーダ。
  ストームをコーナーに逆さ吊りにして頭部を攻撃。
  ダットはコーナー・トゥー・コーナーのサマーソルト・レッグ・ドロップを決める。
  シェリーがカバーするもカウント2。  
  ダットがスタンディング・シューティング・スタープレスを決めカバーするもカウント2。
  ならばとセイビンのダイビング・レッグ・ドロップ、シェリーのフロッグ・スプラッシュでカバー!
  ジグソウがぎりぎりでカット!
  シェリーが場外でカッケンブッシュにシェリー・ショック!
  セイビンがストームにクレイドル・ショックを狙う!
  ストームが丸め込みに返す!カウント2!
  バック・スライドもカウント2。
  ジグソウがセイビンにミサイル・キックを決め追い出す。
  ダットがジグソウにサマーソルト・フェイス・バスターから450°スプラッシュ!
  しかしカウントは2!
  ダットがスインギングDDTを狙う!
  ジグソウがジグトニックに返し1,2,3!
  カッケンブッシュ組がチームTNAに握手を求める。
  チームTNAは応じると思いきや髪を整える振り。
  そのまま去っていく。

試合結果

@グラン・アクマvs.マサムネ
Aチャック・テイラーvs.クリエイト・ア・レスラー
B1回戦:チームPWG(ジョーイ・ライアン、スコット・ロスト、クリス・ボッシュ)vs.リンセ・ドラド、シコデリコJr、パンテラ
C1回戦:ザ・ コロニーvs.ハロウィックド、チーチ、クラウディー
D1回戦:2.0、マックス・ボイエーvs.ジグソウ、シェイン・ストーム、マイク・クァッケンブッシュ
E1回戦:チームTNA(アレックス・シェリー、ソンジャイ・ダット、クリス・セイビン)vs.ブラック・アウト(セイビアン、ジョーカー、ラッカス)
Fイカルスvs.プレイヤー・ウノ
Gオルセン・ツインズvs.ミヤワキ、ヤゴウ・ヨシアキ
H2回戦:ハロウィックド、チーチ、クラウディーvs.リンセ・ドラド、シコデリコJr、パンテラ
I2回戦:チームTNAvs.ジグソウ、シェイン・ストーム、マイク・カッケンブッシュ