TOPアメリカン・プロレスChikaraChikara 2006年 →Chikara:Best of Chikara 2006

Chikara:Best of Chikara 2006の分析


名勝負 なし
好勝負 マイク・クァッケンブッシュ、ジグソウ、シェイン・ストームvs.クラウディオ・キャスタニョーリ、グラン・アクマ、イカルス(6/25/06)

@マイク・クァッケンブッシュ、ジグソウ、シェイン・ストームvs.クラウディオ・キャスタニョーリ、グラン・アクマ、イカルス(6/25/06)
 攻め3人vs.受け1人の通常のトリオ・ムーブを豊富に用意しているだけでなく
 攻め1人vs.受け2人、3人のムーブも積極的に織り交ぜていて、
 トリオだからこそこんな面白いことが出来るんだよ、と
 全編を通して伝えきりましたね。

 ジグソウ→ストーム→クァックの3連孤立も適切にこなし、
 そこからの流れもかなり精度高く、
 帰結のニア・フォールに思わず声があがってしまうレベルですね。
 
 素晴らしい試合でした。
 ぎりぎり好勝負。

AYLC決勝:チーチvs.エリック・キャノン(6/25/06)
 チーチがハード・ヒット、
 エリックはハイ・フライ。
 お互い踏み込んで綺麗な一進一退を見せます。

 両者地力はありますあらね。
 良いスタートでした。
 後は印象的な試合とするために普段の壁を壊せるか。

 プランチャを受け止めたエリックが場外エクスプロイダーを放って主導権を握ると、
 観客の反応を丁寧に見ながらボルテージを高めていき、
 20分越えにふさわしいニア・フォール合戦を作り上げました。

 決勝にふさわしい期待以上の内容ですが、
 一方でカードからするとそうでも
 他団体の20分越えと比べた時はやはり
 試合内容面で記憶に残る場面が少なく課題は完全にクリアできてはいなかった印象です。
 
 好勝負に届かずも中々良い試合。

Bカンペオナトス・デ・パラヘス王座戦、3本勝負:キングス・オブ・レスリング(クリス・ヒーロー、クラウディオ・キャスタニョーリ)(ch)vs.FIST(グラン・アクマ、イカルス)(11/17/06)
 FIST気合入っていますが、
 アクマのハード・ヒットは良いものの
 イカルスが少しムーブの精度の粗さが目立ちますね。

 KoWは安定のお仕事でアクマを孤立させ、厳しい攻め。
 タッチできるかできないか、で盛り上げます。

 合体技をポイントで織り交ぜて良い感じでしたが、
 一定のクオリティを満たしつつも
 飛びぬけて良い要素も逆になかった。

 平均的な良試合。
 (執筆日:5/?/21)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@マイク・クァッケンブッシュ、ジグソウ、シェイン・ストームvs.クラウディオ・キャスタニョーリ、グラン・アクマ、イカルス(DQ)(6/25/06)
AYLC決勝:チーチvs.エリック・キャノン(優勝!)(6/25/06)
Bカンペオナトス・デ・パラヘス王座戦、3本勝負:キングス・オブ・レスリング(クリス・ヒーロー、クラウディオ・キャスタニョーリ)(ch)vs.FIST(グラン・アクマ、イカルス)(新チャンピオン!)(11/17/06)