TOPアメリカン・プロレスChikaraChikara 2006年 →Chikara:The Crushing Weight of Mainstream Ignorance 7/22/06

Chikara:The Crushing Weight of Mainstream Ignorance 7/22/06の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

1試合目
 CCがルチャをさせてるという表現が的確。
 CCはパワー・ファイターとして試合を作っていました。
 最後はあまりにもわざとらしい展開で萎えるが
 オープニングとしてはぎりぎり合格点か。
 
2〜4試合目は
 Chikara特有の和気藹々プロレス。
 4試合目はタッグの上手さはありませんが
 連携技は豊富なので面白いです。

5試合目。
 バリエーションをもたそうとケンカ系の
 キングストンを招くも生かせず適当な試合になってしまう。
 普通にヒーローvs.キングストン組んでいいような気もするのだが・・・ 

6試合目は
 どうにもストームは大技とか無くて軽すぎる。
 ヒーロー相手ということでピン・ポイント反撃なんですが インパクトがない。

7試合目。
 アクマは非凡な才能を持ってるし
 もう1歩成長すればロウ・キーっぽい感じで化けそうなんですが・・・
 今のところはアスリート気質すぎて没個性的。
 今回面白さをクァックが補っています。
 もう2,3分のばして終盤の攻防が良かったら好勝負いってましたね。
 マッチ・オブ・ザ・ナイト。

8試合目。
 せっかくエリックを招聘したのに
 WWEでのディーバの試合みたく休憩試合に。

9試合目。
 とてもじゃないですがこの2人メインイベンターとはいえないですね。
 メインということで23分の長さでしたが
 思いついた技を出して延ばしている感ありありで
 攻防も綺麗ではないです。
 ルチャにおいて髪の毛vs.マスクというこの試合の格が
 高いのは分かりますが、それをやるからには試合の中身もそれなりのものを見せないと・・・
 
総評。
 特典でポッド キャスト分1−4話を収録。
 クァック、CC、ヒーローが飛びぬけていて
 他のレスラーとの差が大きい。
 名勝負を生み出そうとするととなると3人の中の2人を
 あてなくてはならないというところにChikaraの辛いところがある。
 あとは招聘選手頼み。
 今回はメインが外れ、クァックvs.アクマもそこまでの好勝負とならず・・・
 更には興行的な起承転結も薄くと0星興行です。
 あまりにひどいって試合はないんですけれどね。
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

Fグラン・アクマvs.マイク・クァッケンブッシュ
  ロー・キックの打ち合いになる。
  クァックは打ち切ると軽快に攻めていく。
  腹を中心に攻めていく。
  アクマはハリケーン・ラナを防ぐとコーナーに叩きつけ
  逆さ吊りにすると背中にコーナー・トゥー・コーナーのミサイル・キック!
  カバーするもカウント2。
  アクマは背中、腰に狙いを付ける。
  クァックは不意をついて丸め込む。カウント2。
  アクマはパワー・スラムを決めると大技を織り交ぜながら再び腰を攻めていく。
  クァックはアクマの攻撃を防ぐとジャーマン。
  両者ダウン。
  クァックはアラビアン・プレスを避けられるも着地しトペ・スイシーダ。
  リングに戻りミサイル・キックから波状攻撃。
  カバーするもカウント2。
  アクマがハリケーン・ラナを狙ったところをクァックがライガー・ボムに切り返す。カウント2。
  ならばとQDを狙う!
  アクマは逃れると変形ネック・ブリーカーから丸め込む。カウントは2。
  クァッケンはアクマの蹴りを避けて背に担ぐ!
  しかしアクマはヨシトニックに切り返す!カウントは2!
  掌底を防ぐとバック・ブリーカーから450°スプラッシュへ!
  しかし避けられ自爆!
  アクマは再びヨシトニックを狙う!
  クァックは逃れると掌底からQD3!1,2,3!でクァック の勝利!

  
Hマスカラ・コントラ・カベジェラ:イカルスvs.ジグソウ
  イカルスにはアクマ、ジグソウにはストームが付いている。
  胸を突き合って挑発。
  最初はバックを取り合ったりとマット・レスリング。
  イカルスのパンチから場外で殴り合う。
  イカルスは先にリングに戻りジグソウを入らせまいとする。
  ジグソウは上手く脚をすくうとリングに戻りコーナーから飛んで背中にダブル・ストンプ。
  ジグソウが攻め込んでいくもアクマがチープ・ショットで邪魔をする。
  イカルスがぺディグリーの体勢に。
  ジグソウはリバース・スープレックスでアクマの上に落とすとトペ・スイシーダ。
  だがまたもアクマにチープ・ショットを食らい流れをつかめない。
  イカルスが投げ飛ばしていくもカウントは2止まり。
  両者ビッグ・ブーツで相打ち。
  ジグソウがダイビング・クロス・ボディにいくもイカルスはスピアーで迎撃。
  カバーするもカウント2。
  イカルスは苛立ち始めたかマスクに手をかける。 
  サブミッションで着実にジグソウを弱らせようという狙い。
  ジグソウは延髄切りを決めると気合をかけた殴り合いから
  変形パワー・ボム。カウント2。
  一進一退の攻防でどちらも流れを引き寄せられない。
  丸め込み合いになったところでアクマが援護する。
  ストームがアクマにシャイニング・ウィザードを決め邪魔者を葬る。
  イカルスがぺディグリーの体勢に捕らえるも不発。
  ならばとスライスブレッドNo2へ!
  ジグソウはその動きを利用しイカルスを捕らえジグトニック!
  1,2,2!カウントは2!  
  ジグソウはイカルスをコーナーに逆さ吊りにダブル・ストンプへ!
  しかしイカルスに避けられる!
  イカルスがレフェリーを抑えている隙に
  アクマが場外でジグソウにファルコン・アロー!
  ぎりぎりで戻ってきたジグソウにファルコン・アロー。
  カバーするもカウントは2。
  イカルスがジグトニックを決める!カウントは2!
  イカルスは延髄切りを避けるとジャーマン。
  ジグソウは気合で立ち上がりスーパー・キック。
  カバーするもカウント2。
  ジグソウはイカルスをコーナーに乗せ掌底。
  そして雪崩式ハリケーン・ラナを狙うも失敗!
  イカルスが雪崩式ぺディグリーを狙う!
  防がれるやサンセット・フリップ・パワー・ボムに狙いを変える。
  そこをジグソウは逆に利用しセカンド・ロープからのジグトニック!
  イカルスが逃げようとする。
  しかし出口にはジョリー・ロジャー、ミスター・ゼロが待ち受けておりリングに戻される。
  イカルスは約束どおり髪を切られることになる。

試合結果

@イクイノックスvs.クラウディオ・カスタニョーリ
Aハイドラ、ウルトラマンティス・ブラックvs.コロニー
Bランス・ス ティールvs.ランス・スティール
Cチーチ、クラウディーvs.ノース・スター・エクスプレス
Dエディ・キングストンvs.ラリー・スウィーニー
Eクリス・ヒーローvs.シェイン・ストーム
Fグラン・アクマvs.マイク・クァッケンブッシュ
Gジョン・モクシリーvs.エリック・キャノン
Hマスカラ・コントラ・カベジェラ:イカルスvs.ジグソウ