TOPアメリカン・プロレスChikaraChikara 2005年 →Chikara:Little Creatures 10/21/05

Chikara:Little Creatures 10/21/05の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

2枚組み約2時間25分(ポッドキャストなし)

@ ダークネス・クラブツリーvs.CPマンク
 薬を使って暴走する生物兵器じいちゃんと
 ストレート・エッジ栗鼠というシュールすぎる対決。
 クラブツリーが早々に薬を飲んでしまって
 ネタが少なかったのとフィニッシュが良く分からないのが残念でしたが
 楽しませてもらいました。
 ネクロにはこの格好でKaiju Big Battle に進出して欲しいなぁ。

Aクロスボーンズvs.ジャービス・コットンベリー
 コットンベリーが紳士ネタで笑わせてくれます。
 試合としてはクロスボーンズが相手なので駄目駄目ですけれど。

Bセイビアンvs.ジェイ・フェニックス
 クライマックスの弱さが惜しいけれども
 ちゃんとしたレスリングにChikaraらしい、ゆるいスポットと悪くない。
 平均より少し上。

Cローショックvs.エディ・キングストン
 キングストンのスカッシュ・マッチでした。
 ローショックもそれほど良いレスラーではないですが
 そのローショックにジョバーさせる程キングストンも良くないと思うのだがなぁ。

Dテックス・アルカナTV王座戦:ラリー・スウィニー(ch)vs.チュウイチロウ・アライ
 何度と無く組まれたこのカード。
 相変わらず今からオールド・スクールを見るぞと覚悟しないと
 つまらない程のオールド・スクールぶりです。
 そういう訳で盛り上がらないのでこの王座は良く移動します。
 平均より少し上。

Eハロウィックドvs.ランス・スティール
 緩急が無く、ぐだぐだな微妙な一戦。
 悪い試合。

Fクリス・ヒーローvs.ミラノ・コレクションAT
 IWA-MSでも組まれたカード。
 あの時と同じくこの両者にしては
 今一歩一線を超えれてない気がするのですが
 ふと考えてみますとミラノは
 良くも悪くもレスリングそのものが凄いのではなく
 普通のレスリングを凄く見せるのが凄い訳で
 このカードが特別なものにならなくても不思議ではなかったのであります。
 しかし良い試合な事には変わりません。
 それぞれ自分の魅力を出して
 前の試合みたいに退屈する場面もありません。   (その分少し短いけれども)
 フィニッシュが弱いけれど(こういうフィニッシュの必然性が分かりません)
 中々良い試合でした。

G マイク・クァッケンブッシュ、シェイン・ストーム、スカイデ、ジグソウvs.キングス・オブ・プロレスリング(クラウディオ・カスタニョーリ、エリック・キャノン、グラン・アクマ、イカルス)
 Chikaraの欠点はそこまで出ず
 テクニコが急、ルードが緩を担当し
 全員参加スポットやクァックのキレの良い動きを見せながら
 30分の熱戦を。
 でもやっぱり他団体試合の方が完成度高いんだけれども。
 中々良い試合。

総評。
 Chikaraファンでミラノ・ファンじゃないときついかな。
 決して悪くないけど量が少ないので
 ポッドキャストをつけて欲しかったな。
DVD Rating:★☆☆☆☆

注目試合の詳細

Fクリス・ヒーローvs.ミラノ・コレクションAT
  グラウンド・レスリング。
  ほとんど互角。
  ロープ・ブレイクで離れる。
  ヒーローがクラバート。
  ミラノがクラバートに切り返す。
  脚をロープにかけたヒーローにスナップ・メアでヘッド・ロック。
  ヒーローは色々試すが逃れる事ができない。
  仕方なくロープ・ブレイクへ。
  離れ際に胸を突く。
  油断したヒーローに再びヘッド・ロック。
  ヒーローがミラノを振る。
  ミラノがショルダー・タックル。
  ミラノが再びヘッド・ロック。
  ヒーローはグラウンド・ヘッド・シザースに返すも
  すぐに逃げられまたヘッド・ロックを食らう。
  バック・ドロップを狙う。
  ミラノは着地するとジャーマンを狙う。
  ヒーローはエルボーを入れて逃れるとロープに走る。
  ミラノが開脚してかわそうとする。
  読んでいたヒーローがドロップ・キック。
  ヒーローがいたぶるようにサブミッション。
  ミラノが丸め込み。
  ヒーローはカウント2で返すとローリング・フォア・アームズ。
  カバーするもカウント2。
  ロープに振られたミラノが側転からクローズライン。
  両者ダウン。
  ミラノがチョップを浴びせ延髄切り。
  カバーするもカウント2。
  セントーンも同じくカウント2。
  ヒーローが強烈なフォア・アームズ。
  首を挟んでスープレックス。
  コーナーに固定しビッグ・ブーツ。
  カバーするもカウント2。
  バック・ドロップを狙う。
  逃げようとするミラノをタイツを掴んで戻すとクラバート・カッター。
  カバーするもカウント2。
  ミラノが場外へのショルダー・スルー。
  エプロンに着地したヒーローを蹴りつけるとドロップ・キック。
  パイル・ドライバーを狙う。
  ヒーローは逃れると抱え落としてダイビング・ダブル・ストンプへ。
  ミラノは避けるとSTOPから延髄切りへ。
  ヒーローは避けるとハングマンズ・クラッチ!
  ミラノがロープを掴む。
  ヒーローがランニング・フォア・アームズへ。
  ミラノはブリッジで避けるとスーパー・キック。
  そしてATロックへ!
  ヒーローが押し飛ばして防ぐとレフェリーが巻き込まれる。
  ヒーローがロー・ブローを決めカバーし1、2,3!

試合結果

@ダークネス・クラブツリーvs.CPマンク
Aクロスボーンズvs.ジャービス・コットンベリー
Bセイビアンvs.ジェイ・フェニックス
Cローショックvs.エディ・キングストン
Dテックス・アルカナTV王座戦:ラリー・スウィニー(ch)vs.チュウイチロウ・アライ(新チャンピオン!)
Eハロウィックドvs.ランス・スティール
Fクリス・ヒーローvs.ミラノ・コレクションAT
Gマイク・クァッケンブッシュ、シェイン・ストーム、スカイデ、ジグソウvs.キングス・オブ・プロレスリング(クラウディオ・カスタニョーリ、エリック・キャノン、グラン・アクマ、イカルス)